どこ・何処・何所とは
どこ
/何処
/何所
どこ
言葉 | どこ・何処・何所 |
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読み方 | どこ |
意味 | 不明または不特定の場所や位置をさしていう言葉。 |
例文 | 「―へ行きましょうか」「―まで歩けばいいのだろう」 |
使用漢字 | 何 / 処 / 所 |
どこ・何処(どこ)を含む故事・ことわざ・慣用句
どこで暮らすも一生(どこでくらすもいっしょう)
どんな所で暮らしても人の一生に変わりがないから、どうせなら楽しく暮らせる所に住みたいということ。
理屈と膏薬はどこへでも付く(りくつとこうやくはどこへでもつく)
体のどこにでも付く膏薬のように、理屈はつけようと思えば、どんなことにでも、もっともらしくつけられるということ。
米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る(こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる)
どんな所でも太陽が当たるように、どこへ行っても食べることは何とでもなるということ。
天道様と米の飯はどこへも付いて回る(てんとうさまとこめのめしはどこへもついてまわる)
どんな所にも太陽が当たるように、どこへ行っても暮らしていけるということ。
どこの烏も黒さは変わらぬ(どこのからすもくろさはかわらぬ)
どこに行っても、そう目新しいものはないということ。また、どこの国でも人間の本性同じだということ。 「どこの烏も黒い」「どこの鶏も裸足」ともいう。
どこ吹く風(どこふくかぜ)
自分には関係ないものとして、知らん顔する様子。まったく気にかけない様子。
何処の馬の骨(どこのうまのほね)
素性のわからない者を見下げていう言葉。
何処を押せばそんな音が出る(どこをおせばそんなねがでる)
何を根拠にしてそのようなことをいうのか、という意味。 相手の常識外れの言い分を非難していう言葉。
「何」を含む言葉・熟語
- 如何(いかが)
- 如何わしい(いかがわしい)
- 如何様(いかさま)
- 如何な(いかな)
- 如何なる(いかなる)
- 如何物・偽物(いかもの)
- 如何様(いかよう)
- 如何・奈何(いかん)
- 云何(いかん)
- 幾許・幾何(いくばく)
- 何処(いずこ)
- 何れ・孰れ(いずれ)
- 何れも様・孰れも様(いずれもさま)
- 如何な(いっかな)
- 何時(いつ)
- 何時か(いつか)
- 何時しか(いつしか)
- 何時ぞや(いつぞや)
- 何時も(いつも)
- 幾何(きか)
- 幾何学(きかがく)
- 螪何(しょうか)
- 誰何(すいか)
- どこか・何処か(どこか)
- どことなく・何処と無く(どことなく)
- どこやら・何処やら(どこやら)
- どちら・何方(どちら)
- どっち・何方(どっち)
- どっちつかず・何方付かず(どっちつかず)
「処」を含む言葉・熟語
- 彼処・彼所(あそこ)
- 当て所・当て処(あてど)
- 在り処(ありか)
- 何処(いずこ)
- 到る所・到る処・至る所(いたるところ)
- 居所・居処(いどころ)
- 置き所・置き処(おきどころ)
- 各所・各処・各處(かくしょ)
- 隠れが・隠れ処・隠れ家(かくれが)
- かしこ・彼処(かしこ)
- 此処(ここ)
- 此処いら(ここいら)
- 此処ら(ここら)
- 死所・死処(ししょ)
- 出処(しゅっしょ)
- 処遇(しょぐう)
- 処刑(しょけい)
- 所所・処処(しょしょ)
- 処暑(しょしょ)
- 処女(しょじょ)
- 処する(しょする)
- 処世(しょせい)
- 処断(しょだん)
- 処置(しょち)
- 処罰(しょばつ)
- 処分(しょぶん)
- 処方(しょほう)
- 処理(しょり)
- 住処・住み処・棲処・棲み処(すみか)
- 随所・随処(ずいしょ)
「所」を含む言葉・熟語
- 秋場所(あきばしょ)
- 悪所(あくしょ)
- 彼処・彼所(あそこ)
- 当て所・当て処(あてど)
- 宛所(あてどころ)
- 新所帯・新世帯(あらじょたい)
- 行在所(あんざいしょ)
- 到る所・到る処・至る所(いたるところ)
- 一所(いっしょ)
- 居所・居処(いどころ)
- 居場所(いばしょ)
- 所謂(いわゆる)
- 打ち所(うちどころ)
- 大御所(おおごしょ)
- 大所(おおどころ)
- 置き所・置き処(おきどころ)
- 御旅所・お旅所(おたびしょ)
- 男所帯(おとこじょたい)
- 落とし所(おとしどころ)
- 女所帯(おんなじょたい)
- 会所(かいしょ)
- 開所(かいしょ)
- 各所・各処・各處(かくしょ)
- 箇所・個所(かしょ)
- 家庭裁判所(かていさいばんしょ)
- 聞き所・聞所(ききどころ)
- 利き所・利所(ききどころ)
- 貴所(きしょ)
- 決め所(きめどころ)
- 急所(きゅうしょ)