「察」を含む熟語・言葉 — 42 件
「察」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
一を以て万を察す(いちをもってばんをさっす)ことわざ辞典
手近にある一つの事柄をよく見て、そこから物事の全体がどうなっているかを見当づけること。ごくわずかな手がかりで全体をつかみとるほど物わかりが早く、見抜く目の確かな人を評しても使う。 中国の思想家荀子の言葉。荀子は、大昔の聖王の道を知るには、その跡がくっきり残る近い時代の王を手本にすればよいと説き、千年の昔を知りたければ今日をよく数え、限りなく多くのものを知りたければ一つ二つを詳しく調べよ、と述べた。その締めくくりに、近いものから遠いものを、小さな兆しから明らかなものを知る、という句と並べてこの言葉を置いている。 似た意味を持つ言葉として一を聞いて十を知るがあり、国語辞典にはこれと同じ意味とするものもある。ただし、そちらは『論語』に由来し、出どころが別である。逆に、一部だけを見て全体を決めつける浅はかさをいう言葉に一斑を見て全豹を卜すがある。 「一を以て万を察す」ともいう。読みを「いちをもってまんをしる」とする本もある。
淵中の魚を察見するは不祥なり(えんちゅうのうおをさっけんするはふしょうなり)ことわざ辞典
深い水の底にひそむ魚まではっきり見分けられるほど目のきく人は、その目のよさゆえに災いを招く、という古いことわざ。人が胸の内にしまっている考えや、知られたくない秘密まで見抜けば、相手は警戒を強め、見抜いた側の身が危うくなる。そうした戒めを込めた言葉である。また、国や人を治める者は大事な点さえつかんでいればよく、細かな事柄まで一つ残らずほじくり出そうとすれば、むしろ害が出る。政治にたずさわる者の心構えを説くときにも、この句を引く。 「淵(ふち)」は川などで水が深くよどんでいる所、「不祥(ふしょう)」は縁起が悪いこと、不吉なことをいう。中国の『韓非子』説林上に、次の話がある。斉の国のある役人が、国で大きな力を持つ田成子に招かれて高い台に上った。三方は遠くまで見渡せたが、南だけはこの役人の家の木がじゃまをしていた。田成子は何も言わなかったが、役人は家に帰ると木を切らせ、何度か斧を入れたところで急にやめさせた。わけを聞かれた役人は、「昔のことわざに、深い淵の中にいる魚を見通す者には不吉なことが起こるとある。田成子は大きな企てを胸に秘めている。口に出さない思いまで読み取ったと知られたら、わたしの身が危ない。木を切らなくても罪にはならないが、人の言わない心の中を見抜いた罪は重い」と語った。 周の国のことわざとしては、『列子』説符にも「淵の魚を察見する者は不祥」と見える(察見は、細かな点までよく見て知ること)。この書では、盗人の目つきや顔色から心の内を見抜く名人が、かえって盗賊たちの恨みを買って殺されてしまった話に添えて記される。また、『史記』の呉王濞(ごおうび)列伝では、呉の使者が漢の皇帝にこのことわざを持ち出し、主君の仮病を問い詰めて追い込むよりも、水に流してやり直させてほしいと願い出ている。 水が澄みすぎると魚が寄りつかないという水清ければ魚棲まずも、細かな所まで厳しく見すぎることの害をいう点で、この句と相通じる。
監察(かんさつ)
経営や行政などを調べ、取り締まること。
観察(かんさつ)
その物事のありのままの姿を客観的な立場から注意深く見ること。
監察医(かんさつい)
変死した遺体の解剖などを行って調べ、死因を解明する役割の医師。
観察眼(かんさつがん)
物事を注意深く見て正確に見抜く能力。
恐察(きょうさつ)
仰観俯察・俯察仰観(ぎょうかんふさつ・ふさつぎょうかん)四字熟語辞典
目に入るさまざまな物や現象を観察すること。 上を見上げては空に起こる現象を観察し、下を見ては土地の様子を観察するという意味から。 「俯察仰観」ともいう。
愚察(ぐさつ)
欠けた部分のある推察。愚かな推察。または、自分の推察を謙遜していう言葉。
警察(けいさつ)
社会や公共の秩序を維持し、国民の命や財産を守り、犯罪の捜査などを行うための行政上の機能。また、それを行う組織。
警察犬(けいさつけん)
検察(けんさつ)
詳しく調べて明らかにすること。特に、犯罪や違反などの証拠を集めて事実を明らかにすることをいう。
賢察(けんさつ)
相手が推察することを尊敬していう言葉。
検察官(けんさつかん)
犯罪を捜査して公訴を行い、裁判の監督を行う役人。
検察庁(けんさつちょう)
検察官が事務を統括する役所。
考察(こうさつ)
物事の本質などをはっきりとさせるために深く考え調べること。
高察(こうさつ)
すぐれた推察。相手の推察を敬っていう言葉。
査察(ささつ)
物事の状態を調べ、観察すること。特に規定通りに業務が行われているか調べることをいう。
察し(さっし)
察しがいい(さっしがいい)ことわざ辞典
口に出されていないことまで、その場の空気や素振りから素早くくみ取る。 言葉を尽くさなくても話が通じる相手をほめていう。
察しが付く(さっしがつく)ことわざ辞典
現在分かっているものから相手の事情や考えなどが推測できること。
察する(さっする)
表に表れている一部から全体の見当をつける。推測する。
察知(さっち)
見たり聞いたりしたことから様子を推測して知ること。
察言観色(さつげんかんしき)四字熟語辞典
人の言葉や表情、顔の様子から相手の性格や考え方を見抜くこと。 「色」は表情や顔つきのことで、人の表情や顔つき、言葉を観察するという意味から。 「言(げん)を察して色(いろ)を観る」とも読む。
視察(しさつ)
実際にその場所に行って状況を調べたり、見たりすること。
彰往察来(しょうおうさつらい)四字熟語辞典
昔の出来事を明らかにして、これから先のことを予測すること。 「彰」は明らかにするという意味。 「察」は様々な事情を考えること。 「往(おう)を彰(あきら)かにして来(らい)を察す」とも読む。
診察(しんさつ)
医者が患者の状態を調べるために、話を聞いたり、体を調べたりすること。
巡察(じゅんさつ)
推察(すいさつ)
事態や状況などから相手の事情や気持ちの見当をつけること。推し量る。
省察(せいさつ)
過去の自分の行いの善悪や是非について考えること。
精察(せいさつ)
想察(そうさつ)
考えて推測すること。
地方検察庁(ちほうけんさつちょう)
地方裁判所や家庭裁判所に対応して設置される検察庁。
偵察(ていさつ)
次の手を決める材料にしようと、敵や競う相手の動きや備え、あたりのようすを、こっそりと調べること。
洞察(とうさつ・どうさつ)
物事をよく見て、外からは分かりにくい内側のしくみや本当の姿まで見抜くこと。
拝察(はいさつ)
推察することの意の謙譲語。
憫察(びんさつ)
明察(めいさつ)
真相をはっきり見抜くこと。
明察秋毫(めいさつしゅうごう)四字熟語辞典
どんな小さなことも見逃さない非常に優れた洞察力のたとえ。 「秋毫」は秋に生え変わる獣の細い毛のことで、その細い毛さえも見分けることができるという意味から。
予察(よさつ)
まえもって、推察すること。
了察・諒察(りょうさつ)
人の抱える事情や胸の内を、その人の側に立って分かってあげること。
憐察(れんさつ)
相手の身の上をくみとって、いたわしく思うこと。
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