飾るとは
飾る
かざる
言葉 | 飾る |
---|---|
読み方 | かざる |
意味 | よりよく見えるように物を添えたり、手を加えたりすること。 物事を最後まで行って全体を素晴らしいものにすること。 悪いところを見えないようにして、見た目をよりよくすること。 美しく見えるように並べること。 |
使用漢字 | 飾 |
飾るを含む故事・ことわざ・慣用句
有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる)
最後までやりぬいて立派な成果をあげること。「有終」は終わりをまっとうするという意。
故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
立派な着物を着ること。転じて、成功して晴れがましい姿で故郷に帰ること。 単に「錦を飾る」、また「錦衣を着て故郷に帰る」ともいう。
掉尾を飾る(ちょうびをかざる)
最後を立派にしめくくること。 「掉尾」は、「とうび」とも読み、捕らえられた魚が死ぬ直前に尾を振ること。転じて、最後の意。
辺幅を飾る(へんぷくをかざる)
外見を飾り立てること。見栄を張ること。 「辺幅」は布地のへりのこと。転じて、うわべや外見のこと。 「辺幅を装飾する」ともいう。
花道を飾る(はなみちをかざる)
最後に立派な功績を残して惜しまれながら引退すること。 「花道」は歌舞伎の劇場に設けられた、客席を貫く通路のこと。俳優の登退場に用いられる。
言葉を飾る(ことばをかざる)
美しいことばで巧みに言い表すこと。また、きれいごとを言うこと。
最後を飾る(さいごをかざる)
すぐれた形で物事を終わらせること。
「飾」を含む言葉・熟語
- 御飾り・お飾り(おかざり)
- 飾り(かざり)
- 飾り気・飾気(かざりけ)
- 飾り職・飾職・錺職(かざりしょく)
- 飾り立てる(かざりたてる)
- 飾り付ける・飾付ける(かざりつける)
- 飾り包丁(かざりぼうちょう)
- 飾り窓(かざりまど)
- 飾り物・飾物(かざりもの)
- 着飾る(きかざる)
- 虚飾(きょしょく)
- しめ飾り・注連飾・〆飾・標飾・七五三飾(しめかざり)
- 修飾(しゅうしょく)
- 装飾(そうしょく)
- 床飾り・床飾(とこかざり)
- 服飾(ふくしょく)
- 粉飾・扮飾(ふんしょく)
- 文飾(ぶんしょく)
- 松飾り・松飾(まつかざり)
- 耳飾り・耳飾(みみかざり)
- 落飾(らくしょく)
- 輪飾り・輪飾(わかざり)
- 襟飾り(えりかざり)
- 飾り石・飾石(かざりいし)
- 矯飾(きょうしょく)
- 首飾り・頸飾り(くびかざり)
- 電飾(でんしょく)
- 被修飾語(ひしゅうしょくご)
- 満艦飾(まんかんしょく)