送るとは
送る
おくる
言葉 | 送る |
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読み方 | おくる |
意味 | 物を別の場所へ移動させる。 別の場所へ移動する人と共にそこへ行く。 時間が経過する。時を過ごす。 気持ちなどが相手に届くようにする。 離れていくものを名残惜しむ。 送り仮名をつける。 |
対義語 |
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使用漢字 | 送 |
送るを含む故事・ことわざ・慣用句
親の恩は子で送る(おやのおんはこでおくる)
わが子をりっぱに育てることで、親から受けた恩を返すということ。「送る」は恩に報いるという意。
秋波を送る(しゅうはをおくる)
女性が相手の気を引こうとして色目を使うこと。「秋波」は美人の涼やかな目もと。また、女性の媚びを含んだ目つきのこと。
敵に塩を送る(てきにしおをおくる)
敵対する相手の弱みにつけこまず、逆に援助の手を差し伸べることのたとえ。 戦国時代、越後の上杉謙信が敵対する甲斐の武田信玄が塩不足で苦しんでいるのを知り、塩を送らせたという故事から。
流し目を送る(ながしめをおくる)
異性の気を引こうとして色目を使うこと。 「流し目」は、顔はそのままで瞳だけを横にむけること。