「雖も」の意味

「雖も」(いえども)の意味・読み方を解説します。
雖も
いえども
| 言葉 | 雖も |
|---|---|
| 読み方 | いえども |
| 意味 | (連語)前を認めながら、逆の内容へ話をつなぐ語。 |
| 例文 | 「当らずと雖も遠からず」 |
「雖も」で使われている漢字
「雖も」を含む故事・ことわざ・慣用句
父父たらずと雖も子は子たらざるべからず(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず)
父親が父親の役目を果たさなくても、子どもは子どもとしての役目を果たさなければならないということ。
中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
ぴったり当たっていないが、ほぼ的中と言えるということ。 「中らず」は「当たらず」とも書く。
嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず)
何事も自分で体験してみなければ、その価値やすばらしさがわからないということ。 「嘉肴」は、おいしい料理。 どんなにおいしい料理も、自分で食べてみなければそのおいしさはわからないとの意から。
君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず)
上に立つ者がその器に足りなくとも、下で仕える側はおのれの務めを崩さず、変わらぬ忠を尽くすべきものだという戒め。
千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
胸に問うてやましいところが無いと分かれば、向こうがいくら大勢でも足は止まらない。 数では決まらないものがあると腹をくくった言葉。 原文はこの前に「自ら反みて縮くんば」と置いている。
学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
「暇がないから学べない」と口にする人は、そもそも学ぶ気持ちが薄いのであって、時間ができても結局は学ぼうとしない。学問に向き合わない言い訳をいましめた言葉。
履新しと雖も冠となさず(くつあたらしといえどもかんむりとなさず)
身分や持ち場には人ごとの決まりがあるから、むやみに枠を踏みこえて振る舞うなという戒め。下の立場の者は、たとえ力がまさっていても上の者の座を奪ってはならず、上下の区別を乱すべきでないと説く。 靴は新品でも足にはく物で、それを頭にのせて冠の代用にする者などいない。句はこの道理を下じきにする。中国の歴史書である『史記』では、主君と家来のけじめをめぐる議論の場面に見える。「履新しと雖も首に加えず」ともいう。 古くなっても冠を足にははかない、と冠の側から言う「[[冠旧けれど沓に履かず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9163.php]]」と対になる句。「沓新しけれど冠にあげず」も同じ趣旨の形である。力の足りない者が高い地位の身なりだけ整えるのをあざける「[[沐猴にして冠す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/685.php]]」とも通じる。
「雖」を含む言葉
- 雖も(いえども)
- 中らずと雖も遠からず・当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)ことわざ辞典
- 嘉肴ありと雖も食らわざればその旨きを知らず・嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわざればそのうまきをしらず・かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず)ことわざ辞典
- 君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず・君君たらずと雖も臣以て臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず・きみきみたらずといえどもしんもってしんたらざるべからず)ことわざ辞典
- 履新しと雖も冠となさず・履新しと雖も首に加えず(くつあたらしといえどもかんむりとなさず・くつあたらしといえどもこうべにくわえず)ことわざ辞典
- 千万人と雖も吾往かん・千万人と雖も我往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)ことわざ辞典
- 父父たらずと雖も子は子たらざるべからず(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず)ことわざ辞典
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)ことわざ辞典
