刃とは
刃
は
言葉 | 刃 |
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読み方 | は |
意味 | 刀や包丁など物を切る道具の、薄くて鋭い部分。 |
例文 | 「―がこぼれる」 |
対義語 | |
使用漢字 | 刃 |
刃を含む故事・ことわざ・慣用句
諸刃の剣(もろはのつるぎ)
使い方によっては非常に役に立つが、同時に大きな害を与える危険のあるもののたとえ。両辺に刃のついた剣は、相手を斬ることも出来るが、自分をも傷つける恐れのあることから。「諸刃」は「両刃」とも書き、「りょうば」とも読む。
剣の刃を渡る(つるぎのはをわたる)
きわめて危険な行動のたとえ。 刀の刃の上を歩くとの意から。
付け焼き刃はなまり易い(つけやきばはなまりやすい)
一時しのぎで身に付けたものは、すぐにぼろが出てしまうということ。 「付け焼き刃」は、切れ味の悪い刀に鋼(はがね)の焼き刃を付けること。転じて、その場しのぎの急いで覚えた知識や技術。 付け焼き刃は、切れ味の良さそうな見た目をしているが、実際にはもろくてすぐに駄目になることから。 「付け焼き刃は剥げ易い」ともいう。
剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
非常に危険で、失敗したら身を損ない兼ねない行動をすること。
「刃」を含む言葉・熟語
- 薄刃(うすば)
- 替え刃・替刃(かえば)
- 片刃(かたは)
- 凶刃・兇刃(きょうじん)
- 白刃(しらは・はくじん)
- 自刃(じじん)
- 毒刃(どくじん)
- 刃こぼれ・刃毀れ(はこぼれ)
- 出刃(でば)
- 刃傷(にんじょう)
- ねた刃・寝刃(ねたば)
- 歯向かう・刃向う(はむかう)
- 刃物(はもの)
- 刃渡り(はわたり)
- 諸刃・両刃(もろは)
- 柳刃(やなぎば)
- 利刃(りじん)
- 両刃(りょうば)