「糸」を含む熟語・言葉 — 95 件
「糸」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
糸(いと)
繊維によりをかけ、細長く伸ばしたもの。布を織り、衣を縫い、編むのに使う。同じ作りでも、太くなると紐・縄・綱と名が変わる。人形を動かすものもいい、「陰で糸を引く」はその糸をいう。
哀糸豪竹(あいしごうちく)四字熟語辞典
人の心を強く動かす、みごとな音楽のこと。 「糸」は琴などの弦楽器、「竹」は笛などの管楽器を指す。 悲しげな弦の調べと、勇ましい笛の響きが入りまじるさまをいう。 杜甫の詩の一節から出た言葉。
麻糸(あさいと)
麻の繊維で作った糸。
綾糸(あやいと)
綾取りに使う糸。
一糸(いっし)
糸のひとすじ。ごくわずかなもののたとえ。
一糸一毫(いっしいちごう)四字熟語辞典
きわめてわずかであるたとえ。 「一糸」は一本の糸のこと。 「一毫」は一本の細い毛のこと。 どちらもわずかなことのたとえ。
一糸不苟(いっしふこう)四字熟語辞典
何事にも手を抜かないこと。 一本の糸に対してもいい加減な扱いをしないということから。 「一糸(いっし)すら苟(いやしく)もせず」とも読む。
一糸不乱(いっしふらん)四字熟語辞典
完全に整っている様子。 一本の糸も乱れていないということから。 「一糸(いっし)、乱(みだ)れず」とも読む。
一糸も纏わない・一糸纏わず(いっしまとわず・いっしもまとわない)ことわざ辞典
衣類を何も身に付けていない。素っ裸である。
一糸も乱れない・一糸乱れず(いっしみだれず・いっしもみだれない)ことわざ辞典
整然としていて、少しの乱れもない。
糸操・糸操り(いとあやつり)
操り人形の一種。糸をつけて吊り下げた人形を操るもの。南京操り。
糸入・糸入り(いといり)
糸織・糸織り(いとおり)
よった絹糸で布を織ること。また、織った布。
糸切り歯・糸切歯(いときりば)
人の前歯の両端にある二対の歯、「犬歯」の別称。
糸屑(いとくず)
布を裁ったり縫ったりしたあとに出る、短い糸のきれはし。
糸繰り(いとくり)
繭や綿花などから糸を取って寄り合わせること。また、その作業を行う人。
糸口(いとぐち)
玉やかせにおさめた糸のたぐりはじめる端。ここをつまめないと解けない。
糸車(いとぐるま)
繭や綿花などから糸を取り、その糸を寄り合わせるために使う器具。糸繰車。
糸蒟蒻(いとこんにゃく・いとごんにゃく)
細長い形に仕上げた蒟蒻。さらに細いものは白滝と呼ぶ。
糸捌・糸捌き(いとさばき)
糸をあつかうこと。また、その手つきやあつかい方。
糸桜(いとざくら)
シダレザクラのこと。細い枝が糸のようにたれ下がる桜。
糸尻(いとじり)
糸杉(いとすぎ)
ほうきを立てたように細く高く伸びる常緑の木。枝が横へ広がらない。
糸底(いとぞこ)
陶磁器の底の突き出している部分。糸尻。
糸竹(いとたけ)
琴と笛などの和楽器の総称。
糸作り(いとづくり)
イカやサヨリなどの魚を細く切って刺身や酢の物にすること。また、その料理。
糸綴・糸綴じ(いととじ)
糸鋸(いとのこ)
鋸の一種。刃が糸のように細く薄い。「糸のこぎり」の略称。
糸引き(いとひき)
糸を引いてのばすこと。また、その状態。
糸姫(いとひめ)
糸鬢(いとびん)
月代を左右へ大きくそり下げ、鬢だけを糸のように細く残して、まげを後ろへ低く結った男の髪形。その髪の人もさす。
糸偏(いとへん)
漢字の部首の一つ。「編」や「紙」などの「糸」の部分。
糸巻・糸巻き(いとまき)
糸を巻き付けること。また、そのための道具。
糸蚯蚓(いとみみず)
水中に生息するイトミミズ科の蚯蚓の総称。糸のように細く赤い。魚や両生類などの餌にする。
糸目(いとめ)
凧の表面に張る糸。凧を揚げるときに釣り合いをとるためのもの。
糸目を付けない・金に糸目を付けぬ(いとめをつけない・かねにいとめをつけぬ)ことわざ辞典
惜しみなく金を使うようす。 「糸目」は凧の表面につけて引き締めるための糸。 糸目を付けない凧が飛ぶように金を使うことから。
糸柳(いとやなぎ)
「枝垂柳」の別名。細く垂れた枝を糸に見立てていう。
糸遊(いとゆう)
春や夏の暖かい日に、地面から立ち上る気によって、遠くの景色が揺らめいて見える現象。陽炎。
糸撚り・糸縒り(いとより)
糸枠(いとわく)
糸を巻くための枠状の器具。糸繰り。
糸を引く(いとをひく)ことわざ辞典
表に出ないで、陰で自分の思い通りに人を動かす。 糸を引いて操り人形をうごかすことから。
色糸(いろいと)
染めて色を持たせた糸。何色かを組み合わせ、織りや縫いで模様を出す。
裏で糸を引く・陰で糸を引く(うらでいとをひく・かげでいとをひく)ことわざ辞典
自分自身は表に出ないで、裏で他人を意のままに動かすこと。 人形師が糸を引いて人形を操ることから。 「裏で糸を引く」ともいう。
男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ・男の目には糸を張れ、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをはれ、おんなのめにはすずをはれ・おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)ことわざ辞典
男の目つきは細く引き締まっているのが、女は大きく見開いているのがよいとされた。 顔立ちの好みを、男女で正反対に置いた言い方。
桛糸・綛糸(かせいと)
桛(かせ)に巻いた後に外した糸。
片糸(かたいと)
二本の糸をより合わせる時の片方の糸。より合わせる前の糸。
生糸(きいと)
蚕の繭からとっただけで、まだ練られていない糸。
絹糸(きぬいと・けんし)
蚕の繭からとった糸。
菌糸(きんし)
かびや、きのこなどの菌類を構成する糸状の細胞。
金糸(きんし)
金箔を巻きつけた金色の糸。
錦糸卵(きんしたまご)
金石糸竹(きんせきしちく)四字熟語辞典
楽器の総称。 「金」は鐘。 「石」は石を吊るしてたたく打楽器の磬。 「糸」は琴。 「竹」は細い竹の笛を並べてくくった、簫という楽器のこと。
銀糸(ぎんし)
銀箔をはりつけたり、細く切ったりして作られる、光沢のある銀色の糸。伝統的な工芸品や装飾に使われる。
くず糸・屑糸(くずいと)
使った後の残りの糸。
組み糸・組糸(くみいと)
複数の糸を組み合わせてよった糸。
藕断糸連(ぐうだんしれん)四字熟語辞典
関係が完全には切れていないことのたとえ。 夫婦などが離婚などで縁を切っても、相手のことを思う情は完全には消えないということのたとえ。 「藕」は植物の蓮。または、その根、蓮根。 「糸連」は切った部分が糸を引くこと。 蓮や蓮根を切っても糸でつながっているという意味から。 「藕(はす)断たれて糸連なる」とも読む。
毛糸(けいと)
羊などの動物の毛をつむいだ糸。
繭糸(けんし)
繭(まゆ)と糸。または、繭からとれる糸。絹糸。
原糸(げんし)
蚕糸(さんし)
蚕の作った繭をほぐして得る糸。生糸や、絹の糸のことをいう。
絓糸(しけいと)
繭の外層から取った粗い質の糸。絓(しけ)。
糸竹(しちく)
仕付け糸(しつけいと)
縫い目が狂わないように事前に縫っておく、仕付けを行うための糸。
尻も結ばぬ糸(しりもむすばぬいと)ことわざ辞典
物事の終わりがしっかりしていないこと。 玉留めがされていない縫い糸という意味から。
白き糸の染まんことを悲しむ(しろきいとのそまんことをかなしむ)ことわざ辞典
人はもと白いまま世に出て、行き着く先しだいで善くも悪しくも染め上がる。 そのさだめのなさを痛ましく思う言い方。
上手の小糸・下手の長糸、上手の小糸・下手の長糸遣い(じょうずのこいと・へたのちょういと、じょうずのこいと・へたのながいとづかい)ことわざ辞典
下手な人はとかく手間ばかりかけ、上手な人は無駄なく手際よく仕上げることのたとえ。 針仕事に慣れない人はむやみに糸を長く取って針に通すため、かえって縫いにくくなり、腕のよい人は用が足りる程度の短い糸で手早く縫うことから。 単に「上手の小糸」とも、また「下手の長糸遣い」ともいう。
墨糸(すみいと)
墨つぼについていて、板や柱にまっすぐな印をつけるための糸。墨をふくませ、ぴんと張ってはじく。
製糸(せいし)
蚕の繭を煮て生糸を作り出すこと。
繰糸(そうし)
製糸の工程の一つ。煮てほぐれやすくした繭を何個か使い、それぞれからほどき出した細い糸をまとめて一本の生糸に仕立て、枠に巻き取っていく作業をいう。古くは人の手で行ったが、いまは自動の機械によるのが主流。
経糸(たていと)
織物の縦の方向に通っている糸。
玉糸(たまいと)
玉繭をほぐして取った絹糸。ふつうの生糸より太く、糸の途中にこぶのような節が多い。織り目の細やかな布には向かないが丈夫で、節が布の表に点々と散らばり、飾り気のない味の織物に仕上がる。銘仙などに使われる。節糸(ふしいと)ともいう。
単糸、線と成らず・単糸、線を成さず(たんし、せんとならず・たんし、せんをなさず)ことわざ辞典
一人の力だけでは事は運ばず、幾人かが力を合わせてはじめて形になるということ。 「単糸」は一本だけの糸のこと。糸は何本もより合わせてこそ丈夫な一本の線になり、一本のままでは頼りにならないことから。
紡ぎ糸・紬糸(つむぎいと)
釣り糸・釣糸(つりいと)
魚を釣るとき、針を付けて水の中へ下ろす糸。古くは絹や麻の糸が使われ、いまはナイロンなどの化学繊維で作ったものが多い。
天蚕糸(てぐす・てんぐす)
天蚕蚕(てぐすさん)というガの、育ちきった幼虫の体から、糸を作り出す器官(絹糸腺)を抜き取り、うすい酢酸の液にひたしてから長く引っぱって乾かした糸。白くすきとおっていて切れにくく、おもに釣り糸にするほか、漁に使う糸や、手術で傷を縫う糸、楽器の弦にも使われた。カイコやクスサンなど、ほかのガの幼虫を使っても作れるが、強さや伸びでは劣る。
兎糸燕麦・菟糸燕麦(としえんばく)四字熟語辞典
名前と実体が一致していないこと。 「菟糸」は「ねなしかずら」という植物のこと。 「燕麦」は「からすむぎ」という植物のこと。 名前に「糸」や「麦」という字を含んでいるが、「糸」に関連しない、または「麦」ではない植物であることから。 「兎糸燕麦」とも書く。
なんの糸瓜の皮・糸瓜の皮・糸瓜の皮とも思わない(なんのへちまのかわ・へちまのかわ・へちまのかわともおもわない)ことわざ辞典
まったく気にかけないこと。なんとも思わないこと。 「糸瓜」はつまらないものという意味で用いられることが多く、その皮ほどにも思わないとのことから、まったく気にかけないこと。 「なんの糸瓜の皮」「糸瓜の皮」ともいう。
縫い糸・縫糸(ぬいいと)
物を縫うために使う糸。
抜き糸(ぬきいと)
布地や衣類をほどいて抜き取った糸。
緯糸(ぬきいと)
織物の横糸。緯(ぬき)。
