「寒」を含む言葉
「寒」を含む言葉 — 98 件
亜寒帯(あかんたい)
気候帯の一つ。温帯と寒帯の間の地域。
秋寒(あきさむ)
秋の半ばが過ぎた頃に感じられる寒さ。
朝寒(あささむ)
秋の朝方の、うすら寒い感じ。あさざむ。
一寒(いっかん)
きわめて貧しいこと。赤貧。
薄ら寒い(うすらさむい)
何となく寒い感じである。少し寒い。うそさむい。
うそ寒い(うそさむい)
何となく寒そうに感じられる様子。うすらさむい。
悪寒(おかん)
発熱のために起こる嫌な寒気。
お寒い(おさむい)
気温が低くて辛く感じる。「寒い」の丁寧語。
御寒い(おさむい)
気温が低くて辛く感じる。「寒い」の丁寧語。
寒明け(かんあけ)
寒の時期が終わって立春の時期になること。また、その日。二月四日頃をいう。
寒雲(かんうん)
冬の空の寒そうな雲。
寒害(かんがい)
季節外れの寒さが原因となって起こる農作物などへの害。冷害。
寒気(かんき)
気温が低く、寒く感じること。寒さ。
寒気団(かんきだん)
寒い地域で発生して暖かい地域へと移動し、広い範囲を覆う冷たい空気のかたまり。
寒極(かんきょく)
北半球と南半球のそれぞれにある最も気温の低い所。
寒菊(かんぎく)
寒行(かんぎょう)
寒さに耐えながら行う修行。
寒九(かんく)
小寒から九日目のこと。一月十三日頃をいう。
寒苦(かんく)
寒稽古(かんげいこ)
寒さの中で寒さに耐えながら行う武芸や芸事などの稽古。
寒月(かんげつ)
冬の寒々とした空に浮かぶ澄んだ月。
寒候期(かんこうき)
寒紅梅(かんこうばい)
梅の品種の一種。江戸時代に作られた園芸種で、寒中に八重で紅色の花を咲かせる。
寒声(かんごえ)
寒さの中で発声の練習を行うこと。
寒肥(かんごえ)
春のために寒いうちに施す肥料。寒ごやし。
寒垢離(かんごり)
寒さの中で冷たい水を浴びて心身を清めて神や仏に祈ること。
寒剤(かんざい)
温度を下げるための物。氷と塩を混ぜ合わせた物など。
寒ざらし(かんざらし)
食べ物や布などを寒い屋外の空気に晒すこと。また、そうしたもの。
寒晒し(かんざらし)
食べ物や布などを寒い屋外の空気に晒すこと。また、そうしたもの。
寒暑(かんしょ)
寒さと暑さ。寒暖。
寒色(かんしょく)
見た人に寒いという印象を与える色。青色やそれに近い色をいう。
寒心(かんしん)
恐怖や不安などで強く心配すること。
寒村(かんそん)
人気がなく、寂れていて貧しい村。
寒帯(かんたい)
気候帯の区分の一つ。南緯と北緯にそれぞれ六六度三三分から両端までの地帯を指す。最も温暖な月の平均気温が十度以下の寒冷な地帯。
寒卵(かんたまご)
寒い季節に鶏が生んだ卵。栄養価が豊富とされている。
寒暖(かんだん)
寒さと温かさ。
寒暖計(かんだんけい)
気温を測るための器具。温度計。
寒地(かんち)
寒い土地。寒冷な土地。
寒竹(かんちく)
寒中(かんちゅう)
二十四節句の小寒から大寒が終わるまでの季節。
寒椿(かんつばき)
寒天(かんてん)
寒々としている冬の空。
寒点(かんてん)
寒念仏(かんねぶつ)
寒念仏(かんねんぶつ)
寒梅(かんばい)
通常よりも早く、寒中に咲く梅。
寒波(かんぱ)
強い寒気団が波のように次々に移動してきて気温が激しく下がる現象。
寒緋桜(かんひざくら)
寒鮒(かんぶな)
寒中に捕れる鮒。
寒鰤(かんぶり)
寒中に捕れる脂の乗った鰤。
寒風(かんぷう)
冬に吹く寒い風。
寒紅(かんべに)
寒中に製造した紅。最も色が鮮やかになるとされている。寒中の丑の日に買った紅は丑紅と呼ばれ、子供の痘瘡に効くとされていた。
寒参り(かんまいり)
寒中の三十日の間、毎日夜に参拝して願掛けをすること。また、それを行う人。寒詣で。
寒詣で(かんもうで)
寒餅(かんもち)
寒夜(かんや)
冬の季節の寒い夜。
寒流(かんりゅう)
温度の低い水の流れ。
寒冷(かんれい)
気温が低くて寒いこと。また、その様子。
寒冷紗(かんれいしゃ)
網目が粗くて厚みの薄い白色の綿や麻の織物。カーテンや蚊帳などに使う。
寒露(かんろ)
秋の終わりから冬の初めの頃に降りる露。
飢寒(きかん)
空腹の苦しみと寒さ。食べる物がなく、寒さで凍えること。
饑寒(きかん)
空腹の苦しみと寒さ。食べる物がなく、寒さで凍えること。
苦寒(くかん)
寒さで苦しむこと。
厳寒(げんかん)
耐え難いほどに激しい寒さ。極寒。
向寒(こうかん)
日がたつにつれて寒い季節になっていくこと。手紙文の挨拶の一つ。
恒寒(こうかん)
長く続く寒さ。
酷寒(こくかん)
厳しい寒さ。こっかん。
酷寒(こっかん)
厳しい寒さ。
極寒(ごくかん)
この上なく寒いこと。また、その季節。
極寒(ごっかん)
この上なく寒いこと。また、その季節。
寒い(さむい)
まわりの気温が低く、冷たいと感じられる様子。
寒がり(さむがり)
普通の人よりも寒さを強く感じること。また、その人。
寒気(さむけ)
気温が低く、寒く感じること。寒さ。かんき。
寒気立つ(さむけだつ)
病気や恐怖などが原因となって嫌な寒さを感じること。
寒さ(さむさ)
寒寒(さむざむ)
いかにも寒いと感じられる様子。
寒空(さむぞら)
いかにも寒いと感じられる空。
春寒(しゅんかん)
春になって残る冬の寒さ。
傷寒(しょうかん)
小寒(しょうかん)
二十四節気の一つ。第二十三節目で一月六日ごろ。本格的な寒さが始まる時期。