「大」から始まる言葉 7ページ目
「大」から始まる言葉 — 554 件
大豆(だいず)
マメ科の一年草。夏に淡紫色の花を開き、二、三個の種子が入ったさやを結ぶ。若い種子は枝豆として茹でて食べる。熟した種子は大豆油をしぼったり、豆腐、醤油、味噌の原料となる。たんぱく質が豊富で、「畑の肉」とも呼ばれる。
大雪(だいせつ)
ひどく降っている雪や多く積もった雪。おおゆき。
大選挙区(だいせんきょく)
ひとつの選挙区から二名以上のの議員を選出する広い地域の選挙区。
大膳職(だいぜんしょく)
律令制において、宮内省に属した宮廷の食事をつかさどる役所。
大前提(だいぜんてい)
ある物事の成り立つ上での根本となる前提や条件。
大僧正(だいそうじょう)
僧の最高位。僧正の上位。
大卒(だいそつ)
大学を卒業すること。また、その人。「大学卒業」「大学卒業者」の略。
大それた(だいそれた)
世間の常識や道理からはずれた。とんでもない。
大蔵経(だいぞうきょう)
仏教の聖典の総称。釈迦の説法を集めた経蔵、戒律を集めた律蔵、論釈を集めた論蔵の三蔵をあつめた書物。一切経。
大体(だいたい)
おおよそ。たいてい。大部分。
大腿(だいたい)
あしの付け根から膝までの部分。ふともも。もも。
大隊(だいたい)
軍隊の編成体制のひとつ。連隊の下で中隊の上。二個から四個の中隊から編成される。
大多数(だいたすう)
全体のうちの占める割合がほとんど全体にちかいこと。また、その数量。
大胆(だいたん)
度胸があり、物事にたいする恐れがないこと。
大大的(だいだいてき)
おおがかりに物事を行うさま。規模の大きなさま。
大内裏(だいだいり)
皇居や諸官庁がある区域。宮城。とくに、平安京や平城京についていう。
大団円(だいだんえん)
演劇や小説などで、すべてがめでたく解決する最後の場面。「団円」は丸い意で、結末が丸く収まることから。
大地(だいち)
天に対しての、万物をはぐくみ生物の生活を支える、広大な地上や地面のこと。
大腸(だいちょう)
消化器官のひとつ。小腸から続いた管状の消化器の最終部で肛門までの器官。盲腸、結腸、直腸に分けられる。水分の吸収を行い、糞を形成する。
大腸炎(だいちょうえん)
大腸の炎症。下腹部の痛みと下痢を伴う。慢性と急性がある。
大腸菌(だいちょうきん)
腸内にいる細菌の一つ。消化を助ける機能があるが、血液や尿路系に進入した場合だと病原体になる。
大通(だいつう)
遊芸や遊里などの遊びの道に通じていること。また、その人。
大篆(だいてん)
漢字の書体のひとつ。中国、周の太史籀がつくったとされる。籀書。籀文。
大都(だいと)
大きな都市。大きな都。
大刀(だいとう)
おおきなかたな。たち。
大統領(だいとうりょう)
共和制国家の元首。直接選挙または間接選挙によって選出され、一定期間その国の行政の最高責任者となる。
大都会(だいとかい)
人口が多く規模が大きい、にぎやかな都会。大都市。
大徳(だいとく)
修行を積んだ、徳の高い僧。だいとこ。
大度(だいど)
心が広くて大きなこと。度量が大きいこと。
大同(だいどう)
だいたいは同じであること。
大道(だいどう)
幅の広い道。大通り。
大動脈(だいどうみゃく)
血管のひとつ。体内の動脈血を集めて、心臓の左心室に送る動脈の本幹。
大毒(だいどく)
大変な毒。おおきな害をもたらす毒。
大納言(だいなごん)
律令制で、太政官の次官。左右大臣につぐ地位。政治に参与し、天皇への奏上や宣旨の伝達をつかさどった。亜相。
大難(だいなん)
大きな災難や困難。
大日如来(だいにちにょらい)
真言宗の本尊。宇宙の実相を仏格化した根本仏で、万物の慈母とされる。「摩訶毘盧遮那如来(まかびるしゃなにょらい)」や、「大光明遍照(だいこうみょうへんじょう)」とも呼ばれる。
大人(だいにん)
おとな。入場料や運賃などの料金区分のさい使われる語。
大熱(だいねつ)
体温が非常に高くなること。また、その体温。高熱。
大の(だいの)
一人前の。立派な。おおきな。
大脳(だいのう)
脳の最上位の部分で、神経系全体をつかさどる中枢器官。左右の半球とそれをつなぐ脳梁からなる。高等動物ほど発達しており、思考や意志などの精神作用をいとなむ。
大農(だいのう)
「大農経営」の略。機械を使い、広大な耕地で行う大規模な農業経営。
大納会(だいのうかい)
取引所での、年末最後の立会い。通常は十二月三〇日。
大脳皮質(だいのうひしつ)
大脳表面にある、神経細胞が集まった灰白色の部分。感覚・精神機能を営む神経中枢がある。
大の字(だいのじ)
「大」の文字の形。また、人が「大」の文字のように手足を左右に広げて伸ばす姿。
大の月(だいのつき)
一ヶ月の日数が三一日ある月。一、三、五、七、八、十、十二月。
大八車(だいはちぐるま)
運搬用の、木製で大型の二輪車。八人の代わりをする車という意味から名づけられた。
大発会(だいはっかい)
取引所での、年始最初の立会い。通常は一月四日。
大般若経(だいはんにゃきょう)
空の思想を説く、般若経典の集大成。「大般若波羅蜜多経」の略。唐の玄弉が訳し、全六百巻からなる。
大盤石(だいばんじゃく)
おおきな岩。
大磐石(だいばんじゃく)
おおきな岩。
大悲(だいひ)
衆生を苦しみから救う、仏の広大な慈悲。
大兵(だいひょう)
からだが大きくたくましいこと。またその人。おもに男性にたいして使う。
大福(だいふく)
福が多いこと。大いに富むこと。
大福帳(だいふくちょう)
商売で、毎日の収入や支出を書き入れる帳面。台帳。元張。
大分(だいぶ)
数量や程度などがかなり大きいさま。
大夫(だいぶ)
律令制で、五位の位にある人の通称。
大舞台(だいぶたい)
大きさが大きく、立派な舞台。
大仏(だいぶつ)
おおきな仏像。高さが一丈六尺以上のものをいう。
大部分(だいぶぶん)
全体のほとんどの部分。おおかた。
大分(だいぶん)
数量や程度などがかなり大きいさま。
大便(だいべん)
腸内で栄養分と水分を吸収された食べ物が、かすとして肛門から排泄されたもの。便。
大本営(だいほんえい)
戦時に天皇のもとに設けられた、陸海軍の指揮をした最高機関。
大本山(だいほんざん)
総本山につぐ寺格で、一宗一派の末寺を統括している寺。
大謀網(だいぼうあみ)
定置網のひとつ。魚を導く垣網と、魚の入る袋網からなり、ブリやイワシなどの沿岸回遊魚をとる。
大名(だいみょう)
平安時代から戦国時代にかけて、多くの名田や広い領地をもち、郎党や家来を多く従えていた武士や豪族。
大名行列(だいみょうぎょうれつ)
江戸時代、大名が参勤交代などの公式な旅行をするさいの、規定を守るため整えられた大規模な行列。
大明神(だいみょうじん)
熱心に信仰する神の尊称。神名の下につける。
大名旅行(だいみょうりょこう)
大名が行う旅行のような、ぜいたくで豪華な旅行。
大紋(だいもん)
おおきな紋。
大門(だいもん)
おおきな門。
大文字(だいもんじ)
おおきな文字。
大力(だいりき)
人並みはずれた、非常に強いちから。また、その持ち主。
大理石(だいりせき)
石灰岩が熱による変成作用を受けて再結晶した岩石。方解石を主成分とし、白地に美しい斑紋をもつ。装飾、彫刻、建築などに利用される。マーブルともよばれる。
大蒜(にんにく)
