自由とは
自由
じゆう
言葉 | 自由 |
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読み方 | じゆう |
意味 | 他から制限や束縛などを受けず、その人本人の意思や感情などに従って思い通りに行動できること。また、その様子。 |
用例 | 「―経済」「―自在」「―主義」 |
対義語 | |
使用漢字 | 自 / 由 |
自由を含む四字熟語
自由闊達(じゆうかったつ)
のびのびとした広い心で小事にこだわらないこと。 「自由」は縛られることなく、のびのびしていること。 「闊達」は広くおおらかな心で小事にこだわらないこと。 「闊達自由」ともいう。
自由自在(じゆうじざい)
思ったことが思った通りに出来ること。 または、思う存分やりたいことをやること。 「自由」と「自在」はどちらも、邪魔されることなく思い通りに出来るという意味。
自由奔放(じゆうほんぽう)
周りのことを気にすることなく、自分が思ったことそのままに行動する様子。または、規範や世間の常識にとらわれることなく、思いのままに物事を行うこと。 「自由」は他を気にすることなく、思ったことをそのまま行うこと。 「奔放」は常識などに縛られることなく、思うままに行動すること。 「奔放自由」ともいう。
自由放任(じゆうほうにん)
口を出したり、考えを押し付けたりせずに、それぞれに思うままにやらせること。 「放任」は物事の状況や人の行動などに一切手を出さずに、成り行きに任せること。 経済に関しては、企業や個人に対して、政府が統制や規制などの干渉をしないことをいう。
自由民権(じゆうみんけん)
人は自由であり、平等に政治へ参加する権利を持っているという考え。 「民権」は普通の人々が政治に参加することのできる権利。 日本では、これを実現するために、明治時代の初期に政治運動が起こった。
不羈自由(ふきじゆう)
何者にも縛られず、自由なこと。または、普通よりもすぐれていた性質のために束縛することができないこと。 「不羈」は繋ぎ止めることができず、自由なこと。
自由貿易(じゆうぼうえき)
国家による制約や保護を受けることなく、当人同士だけで行う輸出入。
自由を含む故事・ことわざ・慣用句
「自」を含む言葉・熟語
- 腕自慢(うでじまん)
- 自惚れ・己惚れ(うぬぼれ)
- 自惚れる・己惚れる(うぬぼれる)
- 自ずから(おのずから)
- 自ずと(おのずと)
- 各自(かくじ)
- 自然(しぜん)
- 自然界(しぜんかい)
- 自然科学(しぜんかがく)
- 自然数(しぜんすう)
- 自然体(しぜんたい)
- 出自(しゅつじ)
- 自愛(じあい)
- 自慰(じい)
- 自意識(じいしき)
- 自衛(じえい)
- 自営(じえい)
- 自演(じえん)
- 自家(じか)
- 自戒(じかい)
- 自壊(じかい)
- 自覚(じかく)
- 自活(じかつ)
- 自害(じがい)
- 自学自習(じがくじしゅう)
- 自画像(じがぞう)
- 自棄(じき)
- 自記(じき)
- 自給(じきゅう)
- 自供(じきょう)
「由」を含む言葉・熟語
- 経由(けいゆ)
- 事由(じゆう)
- 自由形(じゆうがた)
- 自由業(じゆうぎょう)
- 自由刑(じゆうけい)
- 自由経済(じゆうけいざい)
- 自由詩(じゆうし)
- 由緒(ゆいしょ)
- 故由(ゆえよし)
- 由由しい(ゆゆしい)
- 由来(ゆらい)
- 由無い(よしない)
- 因る・由る(よる)
- 来由(らいゆ・らいゆう)
- 因由(いんゆ)
- 縁由(えんゆう)
- 勘解由使(かげゆし)
- 原由(げんゆ)
- 所由(しょゆう)
- 不自由(ふじゆう)
- 由基・悠紀・斎忌(ゆき)
- 由旬(ゆじゅん)
- 理由(りゆう)