「御」を含む言葉
「御」を含む言葉 — 460 件
朝御飯(あさごはん)
朝の食事。朝食。朝飯。
姉御(あねご)
姉の敬称。
姐御(あねご)
姉の敬称。
歌御会始め(うたごかいはじめ)
毎年一月中旬に宮中でおこなわれる歌会。前年に出題されるお題に沿った和歌をよむ。うたかいはじめ。
御預け(おあずけ)
飼い犬などを訓練して、目の前に食べ物を置き、「よし」と言うまで食べさせないこと。
御家(おいえ)
高貴な人や武家、君主、他人の家などの家を敬っていう言葉。
御家芸(おいえげい)
その家に受け継がれている技芸。
御家騒動(おいえそうどう)
企業や家族の中での勢力争い。元は、江戸時代の大名や、旧華族などの家督相続争いや、権力争いなどから起こる内紛をいう。
御出で(おいで)
「行く」「来る」「出る」「いる」を敬っていう言葉。
御祝い(おいわい)
御薄(おうす)
少なめの抹茶で点てられたお茶。
御歌(おうた)
他人が作った歌を丁寧に言う言葉。
御歌所(おうたどころ)
御移り(おうつり)
貰った贈り物を入れていた器などを返すときに、お礼としてその中にいれて返すちょっとした物。半紙やマッチなどが多い。
御会式(おえしき)
仏教の行事の一つ。宗派の始祖の命日に行う法会の儀式。特に十月十三日に行われる、日蓮宗の法会の儀式をいう。
大御所(おおごしょ)
その分野で最も強い勢力を持っている人。
大御(おおみ)
御母さん(おかあさん)
母親の一般的な呼称。
御蚕包み(おかいこぐるみ)
非常に贅沢な暮らし。絹の着物ばかり着ていることから。
御返し(おかえし)
相手からの行為や贈り物に対するお礼として物を贈ること。また、そのもの。
御抱え(おかかえ)
その仕事のために人を雇うこと。抱える。
御鏡(おかがみ)
「鏡餅」をいう丁寧語。
御欠(おかき)
薄く切った餅を乾燥させたもの。油で揚げたり、焼いたりして食べる。「かき餅」の別称。元は女性語。
御隠れ(おかくれ)
身分の高い人が死ぬことをいう尊敬語。
御神楽(おかぐら)
御蔭(おかげ)
神や仏、他人からの助けによって受ける恵み。ご加護。
御陰(おかげ)
神や仏、他人からの助けによって受ける恵み。ご加護。
御陰様(おかげさま)
御飾り(おかざり)
神前や仏前の飾りつけや供え物。特に正月の飾りつけをいう。
御方(おかた)
他人を敬意を持っていう呼称。
御金(おかね)
貨幣を言い表す「金銭」の丁寧語。
御株(おかぶ)
得意としている技。また、その人独特の癖。
御構い(おかまい)
客の接待をすること。もてなす。
御上(おかみ)
天皇に敬意を示す呼称。
御殻(おから)
豆腐を作る時に大豆から豆乳を絞った後に残るもの。料理の材料にしたり、家畜の餌にしたりする。うのはな。
御厠(おかわ)
持ち運びできる便器。おまる。
御代わり(おかわり)
同じ食器で同じものをもう一度食べること。また、その飲食物。
御俠(おきゃん)
女性が男性のように活発な様子。おてんば。
御形(おぎょう)
キク科ハハコグサ属の越年草である、「母子草」の別称。春の七草の一つ。
御国(おくに)
他人の故郷や所属している国を敬意を持っていう言葉。
御包み(おくるみ)
生まれて間もない子供のための防寒具。衣服の上から全身を包むようにして使う。
御櫛(おぐし)
他人の髪に敬意を示す言葉。
御髪(おぐし)
他人の髪に敬意を示す言葉。
御声掛かり(おこえがかり)
上の立場や力のある人からの口添えや紹介。
御焦げ(おこげ)
釜の底の焦げたご飯。また、焦げ目のついたご飯。
御腰(おこし)
腰辺りに身に付ける衣服。「腰巻き」の女性語。
御越し(おこし)
「行く」「来る」の尊敬語。
御越しやす(おこしやす)
御高祖頭巾(おこそずきん)
目以外の顔全体を包む、女性の防寒用頭巾。
御言葉(おことば)
御零れ(おこぼれ)
他人のものの余ったもの。
御薦(おこも)
他人から食べ物や金銭などをもらって生活する人。「乞食」の別称。
御籠もり(おこもり)
神社や寺院に一定期間こもって祈願すること。参篭。
御強(おこわ)
もち米を蒸した料理。こわめし。
御下がり(おさがり)
神や仏に供えたあとに取り下げたもの。
御先(おさき)
「先」にを敬意を持って相手に丁寧にいう言葉。
御先棒(おさきぼう)
他人の手下。先棒。
御下げ(おさげ)
髪の結い方の一つ。主に少女がする髪形で、左右に分けて結って肩から下げたもの。
御定まり(おさだまり)
いつも決まっていること。決まりきっていること。お決まり。
御札(おさつ)
「紙幣」の別称。
御薩(おさつ)
「薩摩芋」の別称。主に女性が使う言葉。
御里(おさと)
他人が生まれ育った家や地域。
御寒い(おさむい)
気温が低くて辛く感じる。「寒い」の丁寧語。
御騒がせ(おさわがせ)
御産(おさん)
子を産むことを言い表す丁寧語。
御三時(おさんじ)
午後三時くらいに食べる軽い食べ物。「おやつ」の別称。
御座敷(おざしき)
御座成り(おざなり)
その場の思いつきで行う、いい加減な対処。
御仕着せ(おしきせ)
主人が使用人に季節に合わせた衣服を与えて着させること。また、その衣服。仕着せ。
御下地(おしたじ)
「醤油」の別称。
御七夜(おしちや)
子どもが生まれてから七日目の夜。また、その日に行う祝い事。七夜。
御忍び(おしのび)
身分の高い人が正体を隠してこっそりと出掛けること。
御絞り(おしぼり)
布などに水分を含ませて絞ったもの。手や顔を拭いたりする。おてふき。
御湿(おしめ)
生まれて間もない子どもの便を受けるための布や紙。股に当てる。おむつ。
御湿り(おしめり)
晴れの日が続いたあとに丁度よい程度に雨が降ること。
御釈迦(おしゃか)
うまく作れなかったもの。不良品。
御酌(おしゃく)
他人の杯に酒を注ぐこと。
御喋り(おしゃべり)
会話をすること。
御洒落(おしゃれ)
服装や髪形などに気を配ること。また、そのような人。
御新香(おしんこ)
野菜などを塩や糠につけてそれほど経過していないもの。漬物。香の物。