「玉」を含む言葉
「玉」を含む言葉 — 83 件
愛玉(あいぎょく)
他人の娘を言い表す尊称。令嬢。
悪玉(あくだま)
悪い行いをする人。悪人。江戸時代の草双紙などの絵で、○の中に悪と書いて悪人の顔を、○の中に善と書いて善人の顔を表現していたということから。
揚玉(あげだま)
天ぷらを作ったときにできる、小さな衣のかす。天かす。揚げかす。
揚げ玉(あげだま)
天ぷらを作ったときにできる、小さな衣のかす。天かす。揚げかす。
飴玉(あめだま)
飴を球の形にしたもの。
新玉(あらたま)
掘り出したままで、磨いていない玉。
粗玉(あらたま)
掘り出したままで、磨いていない玉。
荒玉(あらたま)
掘り出したままで、磨いていない玉。
玉筋魚(いかなご)
スズキ目イカナゴ科の魚。近海の砂の中に生息し、銀色の体をしている。稚魚は東日本で「小女子(コウナゴ)」と呼ばれ、西日本では「新子(シンコ)」と呼ばれる。
黄玉(おうぎょく)
トパーズの和名。フッ素やアルミニウムを含んでいるケイ酸塩鉱物。透明や半透明で、様々な色があるが、黄色のものは宝石として扱われる。
大目玉(おおめだま)
大きい目玉。
お玉(おたま)
調理器具の一種。汁物を掬ったり、炒め物で使ったりする。細長い柄の先に半球型のものがついた杓子。御玉杓子。
御玉(おたま)
調理器具の一種。汁物を掬ったり、炒め物で使ったりする。細長い柄の先に半球型のものがついた杓子。御玉杓子。
お玉杓子(おたまじゃくし)
調理器具の一種。汁物を掬ったり、炒め物で使ったりする。細長い柄の先に半球型のものがついた杓子。お玉。
御玉杓子(おたまじゃくし)
調理器具の一種。汁物を掬ったり、炒め物で使ったりする。細長い柄の先に半球型のものがついた杓子。お玉。
お手玉(おてだま)
遊びで使う道具の一つ。また、それを使って行う遊び。小さな布に小豆などを入れて球にしたもの。
御手玉(おてだま)
遊びで使う道具の一つ。また、それを使って行う遊び。小さな布に小豆などを入れて球にしたもの。
お年玉(おとしだま)
新年の祝いとして子どもなどに贈る金品。
御年玉(おとしだま)
新年の祝いとして子どもなどに贈る金品。
お目玉(おめだま)
立場が上の人から叱られること。
御目玉(おめだま)
立場が上の人から叱られること。
親玉(おやだま)
数珠の中心となる、他よりも大きい玉。
懐玉(かいぎょく)
すぐれた才能を持っていること。玉をいだくこと。
替玉(かえだま)
本物の代わりとして使う偽物。
替え玉(かえだま)
本物の代わりとして使う偽物。
搔玉(かきたま)
葛粉などで軽くとろみをつけた出し汁に、溶いた卵を少しずつ入れて作った汁物。掻き卵汁。
搔き玉(かきたま)
葛粉などで軽くとろみをつけた出し汁に、溶いた卵を少しずつ入れて作った汁物。掻き卵汁。
肝っ玉(きもったま)
怖気づいたりしない心の力。胆に宿っているとされている。度胸。胆力。
金玉(きんたま)
「睾丸」の俗称。
玉(ぎょく)
「玉将(ぎょくしょう)」の略。将棋の駒の一つ。自分の周りの一マス(縦横と斜め)に移動できる。成ることはできない。この駒を取れる状態(詰み)になると勝敗が確定する。
玉案(ぎょくあん)
宝石を飾り付けた美しい机。
玉音(ぎょくおん)
天皇の声をいう尊敬語。
玉顔(ぎょくがん)
宝石のように美しい容貌。
玉摧(ぎょくさい)
玉のように美しく砕け散ること。
玉砕(ぎょくさい)
玉のように美しく砕け散ること。
玉座(ぎょくざ)
天子や王などが座るための座席。
玉将(ぎょくしょう)
将棋の駒の一つ。自分の周りの一マス(縦横と斜め)に移動できる。略して「玉(ぎょく)」とも。成ることはできない。この駒を取れる状態(詰み)になると勝敗が確定する。「王将(おうしょう)」と同じ役割の駒。
玉章(ぎょくしょう)
美しく素晴らしい詩や文章。
玉什(ぎょくじゅう)
素晴らしい詩歌。
玉髄(ぎょくずい)
小さな石英が集まってできた結晶体。様々な色があり、表面は蠟(ろう)のような艶がある。装飾や印材として使う。
玉成(ぎょくせい)
すぐれた玉のようにしっかりと磨き上げること。または、立派な人物になるように育て上げること。
玉石(ぎょくせき)
玉と石。宝石と石。
玉体(ぎょくたい)
天皇の体を敬っていう言葉。聖体。
玉代(ぎょくだい)
芸者や遊女などを呼んで遊ぶときに支払う料金。花代。
玉杯(ぎょくはい)
玉を材料とした杯。または、さかずきを褒めていう言葉。
玉歩(ぎょくほ)
天皇や皇后、皇太子などの高貴な人が歩くことをいう尊敬語。
玉葉(ぎょくよう)
天皇の親族をいう尊敬語。
玉露(ぎょくろ)
玉に見えるほどの美しい露。
玉楼(ぎょくろう)
豪華で美しく、立派な邸宅。
玉稿(ぎょっこう)
他人が書いた原稿をいう尊敬語。
薬玉(くすだま)
紐を引くと半分に割れるようにした球形のものに造花などを飾り、割ると紙吹雪になるように細かい紙などをいれたもの。祝いの式典などに使われる。
くす玉(くすだま)
紐を引くと半分に割れるようにした球形のものに造花などを飾り、割ると紙吹雪になるように細かい紙などをいれたもの。祝いの式典などに使われる。
首っ玉(くびったま)
「首」の別称。
毛玉(けだま)
衣服などの表面の毛が絡まって小さな玉になったもの。
紅玉(こうぎょく)
紅い色の鋼玉。ルビー。
鋼玉(こうぎょく)
ダイヤモンドの次に硬く、酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物。赤い色はルビー、青い色はサファイアと呼ばれ、宝石として重宝される。研磨剤や軸受けとして使われる。コランダム。
珠玉(しゅぎょく)
宝石と真珠。
玉算(しゅざん)
算盤を使って行う計算。
白玉(しらたま)
白く美しい玉。「真珠」の昔の名称。
尻子玉(しりこだま)
肛門の中にあるとされている想像上の臓器。河童が奪うとされているもので、奪われると腑抜けになるとされている。
上玉(じょうだま)
上の等級の品物や宝石。
翠玉(すいぎょく)
緑色の宝石、「エメラルド」の和名。
杉玉(すぎだま)
杉の葉を束ねて球にしたもの。造り酒屋の軒先に吊るして看板にする。
善玉(ぜんだま)
正しい行いをする人。善人。江戸時代の草双紙などの絵で、○の中に善と書いて善人の顔を、○の中に悪と書いて悪人の顔を表現していたということから。
玉垣(たまがき)
神社の周りの垣。神垣。瑞垣。
玉砂利(たまじゃり)
大粒のじゃり。
玉簾(たますだれ)
玉で装飾したすだれ。また、すだれの美称。玉垂れ。
玉すだれ(たますだれ)
玉で装飾したすだれ。また、すだれの美称。玉垂れ。
玉垂(たまだれ)
玉で装飾したすだれ。また、すだれの美称。玉すだれ。
玉垂れ(たまだれ)
玉で装飾したすだれ。また、すだれの美称。玉すだれ。
玉菜(たまな)
「キャベツ」の別称。
玉乗(たまのり)
大きな玉の上に乗り、その玉を足で転がしながら曲芸をすること。また、それをする人。
玉乗り(たまのり)
大きな玉の上に乗り、その玉を足で転がしながら曲芸をすること。また、それをする人。
玉房(たまぶさ)
端を玉のように丸めたふさ。
玉総(たまぶさ)
端を玉のように丸めたふさ。
玉偏(たまへん)
漢字の部首の一つ。「珠」「珍」などの「王」の部分。ぎょくへん。
瓄玉(とくぎょく)
玉の名。
白玉楼(はくぎょくろう)
文人や墨客が死後に行くという天井の楼閣。
勾玉(まがたま)
古代日本の装飾具。めのう、ひすい、水晶などを湾曲した玉状にし孔をあけ紐を通し、首飾りなどにされた。祭祀にも使用されたといわれる。
曲玉(まがたま)
古代日本の装飾具。めのう、ひすい、水晶などを湾曲した玉状にし孔をあけ紐を通し、首飾りなどにされた。祭祀にも使用されたといわれる。