「歌」を含む言葉
「歌」を含む言葉 — 162 件
哀歌(あいか)
悲しみの心を表現した歌。
哀傷歌(あいしょうか)
人の死を悲しんで詠まれた歌。
東歌(あずまうた)
古代、東国地方の人々が素朴な生活感情などを、東国の方言で歌った和歌。
踏歌(あらればしり)
平安時代、宮中で行われた正月行事。歌舞の上手い大勢の男女が、足で地を踏み踊りながら祝歌を歌う。男(お)踏歌と女(め)踏歌があった。
伊呂波歌(いろはうた)
歌(うた)
歌合わせ(うたあわせ)
左右の二つの組に分かれて互いに短歌を読み、判者が優劣をつけて競う遊び。平安時代の貴族の間で流行ったもの。
歌い上げる(うたいあげる)
感動を歌や詩歌などで表現すること。
歌い手(うたいて)
仕事として歌を歌う人。歌手。
歌い女(うたいめ)
歌や踊りなどで宴席を愉快なものにすることを職業とする女性。芸妓。芸者。
歌い物(うたいもの)
言葉に節をつけて歌うものの総称。謡曲・長唄など。
歌い文句(うたいもんく)
宣伝などで、主張したいことを強調する言葉。キャッチフレーズ。
歌う(うたう)
言葉に節をつけて声にして出す。
歌唄い(うたうたい)
仕事として歌を歌う人。歌手。
歌歌い(うたうたい)
仕事として歌を歌う人。歌手。
歌会(うたかい)
互いに短歌などの歌を作り、発表して批評しあう会。
歌会始め(うたかいはじめ)
毎年一月中旬に宮中でおこなわれる歌会。前年に出題されるお題に沿った和歌をよむ。うたごかいはじめ。
歌垣(うたがき)
古代、春秋に多くの男女が山や水辺に集まり、たがいに歌を詠んだり踊りを踊ったりした求婚の行事。かがい。
歌柄(うたがら)
和歌が持つ品格。
歌ガルタ(うたがるた)
小倉百人一首などの和歌が書かれているカルタ。また、それを使って行う遊び。和歌の上の句または全句を書いた読み札と、下の句だけを書いた取り札からなる。
歌加留多(うたがるた)
小倉百人一首などの和歌が書かれているカルタ。また、それを使って行う遊び。和歌の上の句または全句を書いた読み札と、下の句だけを書いた取り札からなる。
歌歌留多(うたがるた)
小倉百人一首などの和歌が書かれているカルタ。また、それを使って行う遊び。和歌の上の句または全句を書いた読み札と、下の句だけを書いた取り札からなる。
歌切れ(うたぎれ)
歌集などから、優れた筆跡の一部を切り取ったもの。
歌屑(うたくず)
出来のわるい和歌。下手な和歌。
歌口(うたぐち)
尺八などの管楽器を演奏する時に口を当てる部分。
歌声(うたごえ)
歌を歌うときに発する声。
歌御会始め(うたごかいはじめ)
毎年一月中旬に宮中でおこなわれる歌会。前年に出題されるお題に沿った和歌をよむ。うたかいはじめ。
歌心(うたごころ)
和歌に込められた意味を理解できる能力。また、和歌を楽しみたいと思う気持ち。
歌祭文(うたざいもん)
江戸時代に流行した俗曲の一種。世間の出来事などを、三味線の伴奏に合わせて面白おかしく歌った。山伏(やまぶし)が法螺貝(ほらがい)を吹きながら神仏の霊験を歌ったことから始まった。
歌沢(うたざわ)
三味線音楽の一種。江戸時代の末期に流行したもので、端唄から分かれた流派。「歌沢節」の略称。
歌姫(うたひめ)
女性の歌手や声楽家の美称。
歌人(うたびと)
すぐれた歌を作る人。詩人。
歌枕(うたまくら)
和歌の題材として昔からよく使われる場所。
歌真似(うたまね)
歌い方をまねること。
歌物語(うたものがたり)
平安時代の文学の形式の一つで、和歌を中心に構成された短い物語。「伊勢物語」「大和物語」など。
歌詠み(うたよみ)
すぐれた和歌を作る人。歌人。
詠歌(えいか)
和歌を詠む、または、作ること。また、その和歌。
演歌(えんか)
艶歌(えんか)
謳歌(おうか)
たくさんの人が同じように褒め称えること。
お歌(おうた)
他人が作った歌を丁寧に言う言葉。
御歌(おうた)
他人が作った歌を丁寧に言う言葉。
御歌所(おうたどころ)
替え歌(かえうた)
歌詞を変えて、同じ節で歌う歌。
返し歌(かえしうた)
歌会(かかい)
互いに短歌などの歌を作り、発表して批評しあう会。
歌格(かかく)
歌学(かがく)
和歌に関する学問。和歌の本質や意義、作る時の規則などについての学問。
歌境(かきょう)
歌に込められている心。
歌曲(かきょく)
クラシック音楽の独唱の楽曲。リート。
歌劇(かげき)
歌と音楽を中心にした舞台劇。オペラ。
歌稿(かこう)
歌の下書き。歌の原稿。
歌語(かご)
短歌の中でのみ使われる言葉。
歌才(かさい)
和歌や短歌を作る才能。
歌材(かざい)
和歌や短歌などの歌の題材。
歌詞(かし)
曲に合わせて歌うための言葉。
歌手(かしゅ)
歌を歌うことを仕事にしている人。うたいて。
歌集(かしゅう)
和歌を集めた書物。
歌書(かしょ)
和歌に関わりのあることが書かれた書物。歌集や歌学書など。
歌唱(かしょう)
歌を歌うこと。また、歌そのもの。
歌人(かじん)
和歌や短歌などの歌を作る人。うたよみ。
歌聖(かせい)
非常にすぐれた和歌や短歌を作る人。
歌仙(かせん)
非常にすぐれた和歌や短歌を作る人。
数え歌(かぞえうた)
一つ、二つなどの数を数える言葉を順に歌っていく歌。
歌体(かたい)
片歌(かたうた)
和歌の形式の人。古事記や日本書紀などに見られる古代の歌謡で、五・七・七の三句からなるもの。
歌題(かだい)
和歌の題。
歌壇(かだん)
歌人で構成される社会。
歌道(かどう)
和歌を作る方法や技術。和歌の道。
歌碑(かひ)
和歌や詩などを彫り込んだ碑。
歌風(かふう)
和歌を作るときや詠むときに感じられる特色。
歌舞(かぶ)
歌と舞い。
歌舞伎(かぶき)
日本の伝統芸能の一つ。出雲の阿国歌舞伎から起こり、江戸時代に完成した。
歌舞伎踊り(かぶきおどり)
歌舞伎十八番(かぶきじゅうはちばん)
歌謡(かよう)
歌謡曲(かようきょく)
昭和に流行した大衆音楽。日本人の伝統的な表現を土台に、西洋音楽的な節回しを取り入れたもの。流行歌。
唐歌(からうた)
中国の詩。「漢詩(かんし)」の別称。
歌論(かろん)
和歌に関する文学理論や評論。
歌話(かわ)
和歌に関わりのある話。歌談。