釈迦とは
釈迦
しゃか
言葉 | 釈迦 |
---|---|
読み方 | しゃか |
意味 | 仏教を開祖である、「釈迦牟尼」の略称。 |
使用漢字 | 釈 / 迦 |
釈迦を含む故事・ことわざ・慣用句
世渡りの殺生は釈迦も許す(よわたりのせっしょうはしゃかもゆるす)
生活のためならば、多少の不道徳や無慈悲な行いはやむを得ないということ。
お釈迦様でも気がつくまい(おしゃかさまでもきがつくまい)
誰も気がつかないだろう、誰も知らないだろうを強調していう言葉。 何でもお見通しのお釈迦様でも知らないだろうとの意から。 「お釈迦様でも御存知あるまい」ともいう。
釈迦に宗旨なし(しゃかにしゅうしなし)
仏教の開祖である釈迦には、何宗何派という宗派があったわけではない。仏教の教えはすべて釈迦が発しているのだから、宗派の争いは無意味であるということ。
宗旨の争い釈迦の恥(しゅうしのあらそいしゃかのはじ)
仏教の教えはすべて釈迦が発しているのだから、宗派間の争いは開祖である釈迦の恥になるということ。宗派間の争いの愚かさをあざけっていう言葉。
お釈迦になる(おしゃかになる)
製造過程で失敗し、製品をつくり損ねてしまうことのたとえ。 また、壊れたり不具合が見つかったりして使い物にならなくなることのたとえ。
釈迦に説法、孔子に悟道(しゃかにせっぽう、こうしにごどう)
その道を知り尽くしている人に物事を教える愚かさのたとえ。または、必要のないことを長々しく繰り返し言うこと。 仏教の開祖である釈迦に仏の教えを説いたり、儒教の開祖である孔子に人の道を説いたりするという意味から。 単に「釈迦に説法」ともいう。
「釈」を含む言葉・熟語
- 慰釈・慰釋(いせき)
- 会釈(えしゃく)
- お釈迦・御釈迦(おしゃか)
- 解釈(かいしゃく)
- 仮釈放(かりしゃくほう)
- 希釈・稀釈(きしゃく)
- 訓釈(くんしゃく)
- 講釈(こうしゃく)
- 語釈(ごしゃく)
- 釈然(しゃくぜん)
- 釈尊(しゃくそん)
- 釈放(しゃくほう)
- 釈明(しゃくめい)
- 帝釈天(たいしゃくてん)
- 通釈(つうしゃく)
- 保釈(ほしゃく)
- 釈義(しゃくぎ)
- 釈氏(しゃくし)
- 釈門(しゃくもん)
- 釈経(しゃっきょう・しゃくきょう)
- 新釈(しんしゃく)
- 釈奠(せきてん)
- 注釈・註釈(ちゅうしゃく)
- 評釈(ひょうしゃく)
「迦」を含む言葉・熟語
- お釈迦・御釈迦(おしゃか)
- 釈迦(しゃか)
- 馬鹿・莫迦(ばか)
- 馬鹿げる・莫迦げる(ばかげる)
- 倶梨迦羅紋紋(くりからもんもん)