「長」から始まる言葉 2ページ目
「長」から始まる言葉 — 136 件
長薯(ながいも)
ヤマノイモ科のつる性多年草。円筒状の根茎は「とろろ」として食用になる。
長唄(ながうた)
江戸時代に生まれた、三味線歌曲。歌詞は浄瑠璃や謡曲にもとり、歌舞伎の伴奏音楽として演奏される。三代目杵屋喜三郎により、曲風が統一された。江戸長唄。
長歌(ながうた)
元禄の頃、上方で生まれた地歌のひとつ。短編歌曲の組み合わせである三味線組歌に対し、まとまった長い歌詞をもつ。
長柄(ながえ)
長い柄。柄が長い武器や器具。
長追い(ながおい)
逃げるものを遠くまで追いかけること。
長尾鶏(ながおどり)
鶏の品種のひとつ。高知県原産の日本の特別天然記念物。年に一度羽が生えかわる普通の鶏とは違い、雄は尾羽が生えかわらないため非常に長くなる。
長かみしも(ながかみしも)
和服で、男子正装の一種。裃の袴の丈を通常のものより伸ばし、裾を引きながら穿くようにしたもので、通常の裃よりさらに鄭重な礼装とされた。歌舞伎などの衣装に用いられる際は、見栄えの問題からふつうの袴の倍ほどもあるものが使われる。
長裃(ながかみしも)
和服で、男子正装の一種。裃の袴の丈を通常のものより伸ばし、裾を引きながら穿くようにしたもので、通常の裃よりさらに鄭重な礼装とされた。歌舞伎などの衣装に用いられる際は、見栄えの問題からふつうの袴の倍ほどもあるものが使われる。
長着(ながぎ)
和服で、羽織などにたいして丈が長く足首まであるもの。普通は「着物」と呼ばれる。
長靴(ながぐつ)
ゴムや皮製の、膝のあたりまで長さがある靴。おもに雨天や乗馬のさいにはく。ブーツ。
長さ(ながさ)
物や空間のある点から他の点までの隔たり。
長座(ながざ)
同じ場所に長時間いること。
長潮(ながしお)
干満の差が小さな潮。
長四角(ながしかく)
長い四角。長方形。数学ではあまり使わず、封筒などの形を表す。
長襦袢(ながじゅばん)
和服用の下着の一つ。長着の下に重ねて着る、同じ丈の襦袢。長じばん。
長洲鯨(ながすくじら)
ナガスクジラ科のヒゲクジラ。紡錘形で全長二十メートルをこえる体をもつ。かつて南極海に多くいたが乱獲により生息数が減少し、現在は国際捕鯨条約によって保護されている。
長袖(ながそで)
長いそで。また、長いそでの服。
長旅(ながたび)
期間や行程の長い旅行。
長たらしい(ながたらしい)
いやになるほど長いさま。長ったらしい。
長談義(ながだんぎ)
長たらしいはなし。
長丁場(ながちょうば)
長い道のりや行程。
長ったらしい(ながったらしい)
いやになるほど長いさま。長たらしい。
長続き(ながつづき)
物事が途切れることなく長く続くこと。
長手(ながて)
長めなこと。長いほうのもの。
長長(ながなが)
時間がきわめて長いさま。
長長しい(ながながしい)
嫌気がさすほど長いさま。
長ねぎ(ながねぎ)
玉ねぎに対して、細長いねぎ。
長葱(ながねぎ)
玉ねぎに対して、細長いねぎ。
長年(ながねん)
長い年月。その年月の間。
長ばかま(ながばかま)
江戸時代、武士の礼服として用いたはかま。足を包んでさらに後ろに裾を引きずる。
長袴(ながばかま)
江戸時代、武士の礼服として用いたはかま。足を包んでさらに後ろに裾を引きずる。
長話(ながばなし)
長い時間にわたって話をすること。また、その話。
長火鉢(ながひばち)
茶の間や居間に置く、引き出しや銅壺などを備えた長方形の火鉢。
長引く(ながびく)
予想以上に物事の進展に時間がかかる。
長びつ(ながびつ)
衣服や調度などを入れる、長方形で大きな足がついた箱。
長櫃(ながびつ)
衣服や調度などを入れる、長方形で大きな足がついた箱。
長細い(ながほそい)
長くて細い。
長虫(ながむし)
「へび」を表す俗称。
長め(ながめ)
普通よりもやや長いこと。こころもち長いこと。
長める(ながめる)
より長くのばす。
長持(ながもち)
物がよい状態を長く保ち、長期間の使用に耐えること。
長持ち(ながもち)
物がよい状態を長く保ち、長期間の使用に耐えること。
長物語(ながものがたり)
長い時間をかけて物語ること。また、その物語。
長屋(ながや)
細長い一棟の家をいくつかに区切り、多くの世帯が住めるようにした建物。
長病み(ながやみ)
長い期間病気を患っていること。長患い。
長湯(ながゆ)
長い時間入浴すること。長風呂。
長らえる(ながらえる)
長く生きる。生き延びる。
長らく(ながらく)
長いこと。長い間。
長脇差(ながわきざし)
長い脇差。大脇差。長どす。
長脇差し(ながわきざし)
長い脇差。大脇差。長どす。
長患い(ながわずらい)
長い期間病気を患っていること。長病み。
長刀(なぎなた)
長い柄の先に幅広い反った刃をつけた武器。おもに女性が使っていた。
長刀草履(なぎなたぞうり)
長刀のように延び曲がるほど履き古した草履。
長刀酸漿(なぎなたほおずき)
ウミホオズキの一種。「アカニシ」という巻貝の卵のう。形が長刀に似ていることからこの名がついた。
長押(なげし)
日本建築で、装飾として柱と柱との間に水平に取り付ける木材。
長閑(のどか)