「内」から始まる言葉 2ページ目
「内」から始まる言葉 — 193 件
内患(ないかん)
内側のもめごとや心配事。とくに国家のもめごとや心配事。
内観(ないかん)
自身の精神状態や心理状態をみずから観察すること。自己観察。内省。
内外(ないがい)
内側と外側。
内含(ないがん)
内部にふくんでいること。
内規(ないき)
ある組織や団体で、内部だけに適用する運用上のきまり。
内記(ないき)
昔の中務省の職名。詔勅、宣命の起草や、宮中の記録をつかさどっていた。
内局(ないきょく)
中央官庁の内部組織。大臣や次官から直接に監督をうける局。
内勤(ないきん)
官庁や会社などの勤務先のなかで仕事をすること。また、その人。
内儀(ないぎ)
他人の妻(特に町人の妻)に対し敬意を表して用いる言葉。
内宮(ないくう)
伊勢神宮の皇大神宮。天照大神をまつっている。
内供奉(ないぐぶ)
昔、宮中につかえていた僧。諸国の高僧から選ばれた。
内径(ないけい)
球体や円筒の内側の直径。
内見(ないけん)
公開しないで、内々のものだけで見ること。
内向(ないこう)
心理学で、心のはたらきが自分の内面にむかうこと。
内攻(ないこう)
病気が症状として現れずに、体内の臓器などに広がり悪化すること。
内訌(ないこう)
組織などの内部でおこるもめごと。仲間同士のもめごと。うちわもめ。
内交渉(ないこうしょう)
正式な交渉の前に行われる、非公式の交渉。下交渉。
内国(ないこく)
国の内部、内側。国内。
内国債(ないこくさい)
政府や企業などが、国内市場でで発行や募集をする公債や社債。内債。
内国民待遇(ないこくみんたいぐう)
他国民に自国民と同等の待遇を与えること。居住・営業・通商など。
内妻(ないさい)
婚姻届はだしていないが、実質的には夫婦として生活している妻。内縁の妻。
内済(ないさい)
物事を表に出さないで解決すること。
内在(ないざい)
ある事物や性質、原因や問題などがそのものの内部に存在すること。
内侍(ないし)
昔、内侍司に仕えた女官の称。天皇のそばで、後宮の礼式や事務を取り扱った。
内視鏡(ないしきょう)
内臓や体腔などの体の内部を観察するための医療器具。気管支鏡、胃鏡、食道鏡などがあり、おもにファイバースコープがつかわれる。
内室(ないしつ)
貴人の妻や他人の妻の敬称。
内借(ないしゃく)
内密にしている借金。
内祝言(ないしゅうげん)
身内だけで行う結婚式。
内出血(ないしゅっけつ)
血管の損傷による出血が、皮下や体内で起きること。
内所(ないしょ)
人に知られないように内々に隠しておくこと。
内緒(ないしょ)
人に知られないように内々に隠しておくこと。
内証(ないしょ)
人に知られないように内々に隠しておくこと。
内相(ないしょう)
「内務大臣」の別称。
内証(ないしょう)
仏教で、自分の心のうちで真理を会得すること。内心の悟り。
内職(ないしょく)
本職とは別にする仕事。副業。
内心(ないしん)
心の中では。心の内では。
内申(ないしん)
内々に申し述べること。また、それが記入された文書。
内診(ないしん)
直腸内や女性の生殖器内を診察すること。
内申書(ないしんしょ)
内申すべき事項が記載された書類。とくに、進学などのさい志願者の出身校が志望校などに提出する、成績などを記載した人物調査報告書。
内親王(ないしんのう)
皇室典範で、嫡出の皇女および嫡男系嫡出の皇孫にあたる女子。
内示(ないじ)
公式な発表の前に、内々に通知すること。非公式に示すこと。
内耳(ないじ)
耳の最深部。平衡感覚をつかさどる半規管や、聴覚をつかさどる蝸牛からなる。
内実(ないじつ)
内部の事実、事情。
内需(ないじゅ)
国の中での需要のこと。国内需要の略称。
内需拡大(ないじゅかくだい)
国内での需要を拡大させる(消費を増やす)こと。
内助(ないじょ)
表立たず、内部から援助をおこなうこと。とくに、妻が家庭で夫を支えること。
内情(ないじょう)
外部には知られていない、内部の事情。
内陣(ないじん)
神社や寺院で神体や本尊を安置している、奥まったところにある間。
内政(ないせい)
国内の政治。
内省(ないせい)
自身の考えや言動をかえりみること。反省。
内戚(ないせき)
父方の家系の親族。
内接(ないせつ)
ひとつの円が他の円の内側にあり、その円周上の一点で接していること。
内戦(ないせん)
同じ国民同士が国内でおこした戦争。
内線(ないせん)
内側の線。
内争(ないそう)
内部での争いごと。うちわもめ。
内奏(ないそう)
天皇に、うちうちに申し上げること。
内装(ないそう)
建築物や乗り物などの内部の装飾や設備。また、それらを備えつけること。
内孫(ないそん)
自分の跡取りとなる夫婦から生まれた子。うちまご。
内臓(ないぞう)
動物の体内にある、器官の総称。消化器、循環器、呼吸器など。
内蔵(ないぞう)
そのものの内部に持つこと。組み込まれていること。
内臓脂肪(ないぞうしぼう)
内臓の周囲にたまる体脂肪。生活習慣病の原因の一つ。
内属(ないぞく)
属国として服従すること。
内達(ないたつ)
内々に通達すること。また。その通達。非公式の通達。
内題(ないだい)
書物のとびらや本文のはじめに書かれている題名。
内大臣(ないだいじん)
一八八五年から一九四五年まで、天皇の側近につかえ補佐を勤めた大臣。
内諾(ないだく)
内々に承諾すること。非公式の承諾。
内談(ないだん)
内々で話し合うこと。また、その話。非公式の相談や談話。
内地(ないち)
戦争などで得た領土にたいしての本土、本国。
内通(ないつう)
味方のものが敵とひそかにつながりをもつこと。内応。
内偵(ないてい)
密かに相手の事情や状況を探ること。
内定(ないてい)
正式な発表のまえに、内々に決めること。また、決まること。
内庭(ないてい)
建物に囲まれている庭。中庭。うちにわ。
内的(ないてき)
外部には現れず、内部に存在するさま。内部的。
内典(ないてん)
仏教の典籍。経典。仏典。
内帑(ないど)
皇室や君主が所蔵している財貨の倉庫。
内内(ないない)
表立たないで、こっそりとことを行うこと。また、そのさま。非公式で行うこと。
内内定(ないないてい)
新規卒業者などの求職者に対して、非公式に採用予定を通知すること。 正式な内定が通知できるようになる期間よりも前に、採用の意思があることを求職者に通知すること。
内燃(ないねん)
ガスやガソリンなどの燃料が、気筒内部で燃焼、爆発すること。
内燃機関(ないねんきかん)
燃焼室内での燃料の燃焼により生じた熱エネルギーを機械的仕事にかえて動力を得る機関。ジェット機関やガソリン機関、ディーゼル機関などがある。
内発(ないはつ)
外部からの刺激に頼らず、内部から発生した要因によって行動をおこしたり、ある状態になったりすること。
