「矢」を含む熟語・言葉 — 81 件
「矢」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
矢(や)
弓のつるにかけて射る、細長い棒。先に矢じり、後ろに羽をそなえる。
戦を見て矢を矧ぐ・敵を見て矢を矧ぐ・軍を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ・てきをみてやをはぐ)ことわざ辞典
物事が起こってから、慌てて準備にとりかかる愚かさをいう言葉。 戦いが始まってから矢を作ることから。 「軍を見て矢を矧ぐ」「敵を見て矢を矧ぐ」ともいう。
石に立つ矢(いしにたつや)ことわざ辞典
一念を込めて事を行えば、できないことはないというたとえ。漢の李広が石を虎と見誤り、一心に集中して矢を射たところ、矢が石に刺さったという故事から。
一矢(いっし)
一本の矢。
一矢を報いる(いっしをむくいる)ことわざ辞典
相手の攻撃に対して反撃すること。「一矢」は、一本の矢。自分への攻撃に対して一本の矢を射返して報復するということから。
乙矢・弟矢(おとや)
弓道で、二本の矢を持って射る際に二本目に射る矢。
掛け矢・掛矢(かけや)
木製の大型の槌。樫などの丈夫な木で作り、杭を打ち込んだり物を壊したりする時に使う。
刀折れ矢尽きる・弓折れ、矢尽きる(かたなおれやつきる・ゆみおれ、やつきる)ことわざ辞典
備えを残らず使い果たし、そこから先へ動けなくなる。 争いの場から出た言い方で、退くよりほかなくなった場面をいう。 「弓折れ矢尽きる」ともいう。
鏑矢(かぶらや)
射ると大きな音を発する矢。矢の先に中が空洞になった鏑の形をしたものを取り付けたもの。合図などに使う。なりかぶら。
雁は八百、矢は三文・雁は八百、矢は三銭(がんははっぴゃく、やはさんせん・がんははっぴゃく、やはさんもん)ことわざ辞典
注ぎ込んだものはごく僅かなのに、手にする実りは桁違いに大きいこと。 一本三文の矢を放って、八百文の値がつく雁を仕留める。それほど割の合う商いをいう。「雁は八百、矢は三銭」ともいう。
雁は八百、矢は一筋・雁は八百、矢は三本・雁は八百、矢は三筋(がんははっぴゃく、やはさんぼん・がんははっぴゃく、やはひとすじ・がんははっぴゃく、やはみすじ)ことわざ辞典
狙うものは山ほどあるのに、手だてが足りないこと。また、あれこれ目移りして的を絞れないこと。転じて、迷いを捨てて一つに賭けること。 八百羽の雁が空を埋めているのに、手元の矢は三本しかない、という絵から出た言い方。 「雁は八百、矢は三筋」「雁は八百、矢は一筋」ともいう。
帰心、矢の如し(きしん、やのごとし)ことわざ辞典
故郷や我が家に帰りたいと思う気持ちが募ること。
下手の射る矢・狐が下手の射る矢を恐る(きつねがへたのいるやをおそる・へたのいるや)ことわざ辞典
まともな人間は相手にしやすいが、無茶苦茶な人間は相手にしにくいということ。 下手な者の射る矢はどこへ飛ぶかわからないので避けようがないとの意から。 「狐が下手の射る矢を恐る」「下手の鉄砲烏が怖じる」ともいう。
光陰、矢の如し(こういん、やのごとし)ことわざ辞典
月日が経つのが早いことのたとえ。 「光」は日、「陰」は月のこと。 月日は、矢が飛ぶようにあっという間に過ぎ去るという意味から。
嚆矢(こうし)
先端に音のなる鏑を取り付けた矢。鏑矢。
嚆矢濫觴(こうしらんしょう)四字熟語辞典
事の起こり。物事の始まり。起源。 「嚆矢」は戦争の開始の合図に敵陣を射る、音の鳴る矢、かぶら矢のこと。 「濫觴」はさかずき一杯が溢れる程度のわずかな流れということで、大きな川もその程度のわずかな流れが水源になるということ。 「觴」はさかずきのこと。 どちらも事の起こり、始まりを意味する言葉で、同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。
三矢の教え(さんしのおしえ)ことわざ辞典
一人では易々と屈しても、三人が束になれば容易には崩れない。 毛利元就が三人の子に説いたと伝わるが、逸話そのものは後世の作とされる。
衆矢之的(しゅうしのまと)四字熟語辞典
たくさんの人から集中的に攻撃や非難をされる人のこと。 「衆」は数が多いこと。 たくさんの矢に射られる的という意味から。
白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)ことわざ辞典
数ある中から、これと名指しで選び出される。 もとは神が生贄の娘の家に印を残したという伝えに拠り、望まぬ役目を負わされる側にもいう。
桑弧蓬矢(そうこほうし)四字熟語辞典
男子が将来の目標や抱負をしっかりと決めること。 または、その目標や抱負のこと。 「桑弧」は桑の木で作った弓。 「蓬矢」はよもぎで作った矢。 古代中国の風習で、男の子が生まれると将来の活躍を願い、蓬矢を天地四方に射ていたことから。
征矢(そや)
狩りや的当てにではなく、いくさで敵を射るのに使う矢。
それ矢・逸れ矢(それや)
竹矢来(たけやらい)
竹をあらく組んで作った垣根。
桃弧棘矢(とうこきょくし)四字熟語辞典
災いをはらうこと。 「桃弧」は桃の木でできた弓。 「棘矢」は茨の木でできた矢。 どちらも魔よけの際に使う道具ということから。
通し矢(とおしや)
遠矢(とおや)
所の法には矢は立たぬ(ところのほうにはやはたたぬ)ことわざ辞典
その土地の定めは、たとえ不合理と思っても、そこにいるかぎりは従うしかないということ。
毒矢(どくや)
矢じりに毒を塗った矢。
流れ矢(ながれや)
目標からそれて飛ぶ矢。
投げ矢(なげや)
二の矢(にのや)
二度目に射る矢。
二の矢が継げない・二の矢が継げぬ(にのやがつげない・にのやがつげぬ)ことわざ辞典
次に打つべき手段がないことのたとえ。 「二の矢」は、二度目に射る矢。 二度目に射る矢がないとの意から。
白刃前に交われば流矢を顧みず(はくじんまえにまじわればりゅうしをかえりみず)ことわざ辞典
目の前で刀を交えて激しく戦うような切迫した状況では、どこから飛んでくるか分からない流れ矢などを気にしている余裕はないということ。 重大な事態や大きな難局に直面すると、些細な危険や小事を顧みていられないことのたとえ。
破魔矢(はまや)
正月に社寺で授かる矢。実際に射ることはなく、その年の災いを退けるしるしとして家に飾る。もとは、正月に的を射て邪気を払う行事で使った矢をいった。
一筋の矢は折るべし十筋の矢は折り難し(ひとすじのやはおるべしとすじのやはおりがたし)ことわざ辞典
一人の力は弱くても、大勢が力を合わせれば強大な力を発揮できるということ。 一本の矢は簡単に折ることができるが、十本では折るのは難しいとの意から。
火矢(ひや)
火をつけて射る矢。
吹き矢・吹矢(ふきや)
下手の真ん中、上手の縁矢(へたのまんなか、じょうずのふちや)ことわざ辞典
勝負や物事の成り行きは、その場の弾みで思わぬほうへ転ぶこともあるというたとえ。 弓の腕の劣る人の放った矢が的の中央に命中する一方で、名手の矢がわずかにそれて的の端をかすめることもあるとの意から。
砲刃矢石(ほうじんしせき)四字熟語辞典
武力で争う戦争のこと。 「砲」は大砲、「刃」は刀剣、「矢」は弓矢、「石」は弩の矢のことで、全て武器のこと。
向かう顔に矢が立たず・向かう鹿には矢が立たず・向かう鹿に矢が立たず(むかうかおにやがたたず・むかうししにはやがたたず・むかうししにやがたたず)ことわざ辞典
素直に従ってくる相手には、きつく当たれないものだ。 こちらへ顔を向けている鹿は射るにしのびない意から。 「向かう顔に矢が立たず」ともいう。
滅多矢鱈(めったやたら)
矢合わせ(やあわせ)
昔、開戦の合図として両軍が互いに射合うこと。射ると音が鳴る、鏑矢(かぶらや)を用いた。
矢表・矢面(やおもて)
弓矢で戦うとき、敵の射る矢を真っ先に受ける前の面。
矢面に立つ(やおもてにたつ)ことわざ辞典
非難や質問などを集中的に受ける立場に立つこと。 「矢面」は、敵の矢の飛んでくる正面。
矢数(やかず)
矢の数。また、的などの目標に当たった矢の数。
矢数俳諧(やかずはいかい)
俳諧の形式の一つ。一昼夜、また一日のある一定期間の間に一人で句を詠み、その句数の多さを競う俳諧興行。
矢がすり・矢絣・矢飛白(やがすり)
矢羽根のような模様を織り出したかすり。矢は一度放たれると戻ってこないことから、嫁入りする女性に縁起物として持たせた。
矢幹・矢柄(やがら)
矢のやじりや矢羽根を付ける幹(みき)の部分。
矢倉(やぐら)
城や陣地などで、物見や矢を射るために高く組んだ建物。
矢車(やぐるま)
矢頃(やごろ)
矢先(やさき)
矢叫び(やさけび)
矢尻(やじり)
矢印(やじるし)
矢たけび・矢叫び(やたけび)
矢立・矢立て(やたて)
矢鱈(やたら)
筋道も見さかいもないさま。また、なみはずれて激しいさまにもいう。
矢大神・矢大臣(やだいじん)
矢種(やだね)
矢弾・矢玉(やだま)
矢っ張り(やっぱり)
矢継ぎ早・矢継早(やつぎばや)
矢つぼ・矢壺(やつぼ)
矢でも鉄砲でも持って来い(やでもてっぽうでももってこい)ことわざ辞典
こうなった以上は何を向けられようと引かない、と正面から言い放つ言葉。 もう失うものがないと見きわめた側の啖呵。 「槍でも鉄砲でも持って来い」ともいう。
矢庭に(やにわに)
矢のような催促・矢の催促(やのさいそく・やのようなさいそく)ことわざ辞典
矢を次々と射るような、ひっきりなしの厳しい催促のこと。 「矢のような催促」ともいう。
矢の根(やのね)
矢作・矢矧(やはぎ)
矢筈(やはず)
「筈」に同じ。
矢張(やはり)
矢場(やば)
矢羽・矢羽根(やばね)
矢ぶすま・矢衾(やぶすま)
矢文(やぶみ)
矢偏(やへん)
矢も楯もたまらず(やもたてもたまらず)ことわざ辞典
思いつめてじっとしていられない様子。 矢でも楯でも勢いを抑えることができないとの意から。
矢来(やらい)
矢を向ける(やをむける)ことわざ辞典
攻撃の対象とする。矛先(ほこさき)を向ける。
弓矢(ゆみや)
弓と矢。また、武器。
