「裏」を含む言葉
「裏」を含む言葉 — 92 件
麻裏(あさうら)
麻布の裏地。
麻裏草履(あさうらぞうり)
平らに編んだ麻糸を、裏に縫い付けた草履。麻裏。
浅葱裏(あさぎうら)
浅黄裏(あさぎうら)
暗暗裏(あんあんり)
知られないうちにひそかに。秘密裏に。内内に。
家裏(いえづと)
囲炉裏(いろり)
部屋のゆかの一部を四角に切り、暖房用や煮炊き用として火を焚(た)く所。
裏(うら)
裏編み(うらあみ)
編み物の編み方の一つ。基礎となる編み方で、メリヤスの裏と同じ編み目が出る。裏メリヤス編み。
裏打ち(うらうち)
衣服や紙などの裏側に、別の布や紙を当てて補強すること。
裏衿(うらえり)
着物の襟(えり)の裏側にぬいつける布。
裏襟(うらえり)
着物の襟(えり)の裏側にぬいつける布。
裏表(うらおもて)
裏と表。
裏街道(うらかいどう)
本道以外の道。裏道。
裏方(うらかた)
劇場などで、舞台の裏側で仕事をする人。道具係や衣装係など。
裏返し(うらがえし)
裏側の部分を表にすること。また、その状態。
裏返す(うらがえす)
裏側の部分を表にする。ひっくりかえす。
裏返る(うらがえる)
表と裏が反対になる。ひっくりかえる。
裏書き(うらがき)
裏曲(うらがね)
曲尺(かねじゃく)の裏側に刻まれている目盛り。目盛り幅は、表側の目盛りの√2(約一・四一四)倍。うらじゃく。
裏矩(うらがね)
曲尺(かねじゃく)の裏側に刻まれている目盛り。目盛り幅は、表側の目盛りの√2(約一・四一四)倍。うらじゃく。
裏金(うらがね)
雪駄・雪踏(せった)などの履物の踵(かかと)部分に打ち付ける鉄片。「裏鉄(うらがね)」とも書く。
裏紙(うらがみ)
文字などを印刷した紙の、未使用のままになっている裏面。
裏側(うらがわ)
裏の方。裏面。
裏木戸(うらきど)
家の裏側に設けた木製の開き戸。
裏鬼門(うらきもん)
坤(ひつじさる)の方角(南西)。鬼門と反対の方角にあり、不吉とされる。
裏切り(うらぎり)
味方や仲間を裏切ること。内通。内応。
裏切る(うらぎる)
味方や仲間との約束などを破って敵につく。内通する。
裏口(うらぐち)
建物の裏側に位置する出入り口。勝手口。
裏罫(うらけい)
印刷で使用する罫線の一つで、太さは約〇・四ミリメートル。アルミニウムや亜鉛などの薄い金属板の裏側を使用したことからこの名が付けられた。
裏芸(うらげい)
芸人などが日頃は見せないとっておきの芸。かくしげい。
裏工作(うらこうさく)
物事がうまくいくように、こっそりと事前に働きかけること。
裏声(うらごえ)
地声から裏返った声。普段の発声では出すことのできない高音を優れた技術を用いて発する声。ファルセット。
裏漉し(うらごし)
円形の枠に布や目の細かい金網を張った調理道具。また、その道具を用いて芋や豆などの材料を潰したり、繊維や塊などを取り除いたりすること。
裏作(うらさく)
作物を収穫した後の田畑で、次の作付けまでの間に他の作物を栽培すること。また、その作物。あとさく。
裏地(うらじ)
衣服の裏側に付ける布。衣服の補強や保温などの役割がある。
裏尺(うらじゃく)
「裏曲・裏矩(うらがね)」に同じ。曲尺(かねじゃく)の裏側に刻まれている目盛り。目盛り幅は、表側の目盛りの√2(約一・四一四)倍。うらがね。
裏正面(うらじょうめん)
相撲場で、土俵の正面(北側)と反対側(南側)の場所。むこうじょうめん。
裏白(うらじろ)
紙などの裏側・内側・底が白いこと。
裏背戸(うらせど)
「背戸(せど)」に同じ。家の裏側の出入り口。背戸口。
裏店(うらだな)
裏通りにある貸家。うらながや。「店(たな)」は家屋の意。
裏付け(うらづけ)
物事が事実や真実であると他の面からはっきりさせること。また、そのための証拠や保証。
裏付ける(うらづける)
物事が事実や真実であると他の面からはっきりさせる。証拠立てる。
裏手(うらて)
裏の方。後方。
裏取引(うらとりひき)
密かにおこなう不正な取引や交渉。
裏通り(うらどおり)
表通りの裏にあり、人や車の通りが少なく狭い道。
裏年(うらどし)
果物があまり実らない年。収穫量の少ない年。
裏長屋(うらながや)
裏通りに建っている長屋。うらだな。
裏日本(うらにほん)
日本の本州の日本海に面した地方。「日本海側」の昔の言い方。
裏庭(うらにわ)
建物の裏側に位置する庭。
裏布(うらぬの)
衣服の裏側に付ける布。
裏恥ずかしい(うらはずかしい)
なんとなくはずかしい。
裏腹(うらはら)
背中とお腹。
裏話(うらばなし)
多くの人には知られていない、身内や仲間などの親しい関係にある人だけが知っている話。うちわばなし。
裏番組(うらばんぐみ)
テレビやラジオで、ある放送局の番組と同じ時間帯に放映されている、他の放送局の番組。
裏町(うらまち)
表通りの裏にある町。
裏道(うらみち)
裏目(うらめ)
さいころを振って出た目の裏側の目。
裏紋(うらもん)
正式な紋所である家紋や定紋などの代わりに使用する紋。替え紋。
裏門(うらもん)
建物の裏にあたる所にある門。
裏山(うらやま)
山の日当たりの悪い方。
裏読み(うらよみ)
隠された意味や気持ちなどを読み取ること。
裏技(うらわざ)
人にあまり知られていない技法。主にコンピュータゲームなどで使われる言葉。
表裏(おもてうら)
楽屋裏(がくやうら)
楽屋の室内。
木裏(きうら)
板目の板材の木の中心側の面。
胸裏(きょうり)
心で思ったり、考えたり、感じたりしていること。心の中。胸の内。心中。
禁裏(きんり)
皇居。宮中。禁中。御所。または、その社会。
口裏(くちうら)
人の話す言葉から吉凶を占うこと。また、言葉つきから相手の気持ちを推し量ること。
庫裏(くり)
寺院の台所。
毛裏(けうら)
愁裏(しゅうり)
悲しんでいる最中。愁中。
手裏(しゅり)
手裏剣(しゅりけん)
相手に投げて攻撃するための武器。棒状のものや十字形のものなどがある。
心裏(しんり)
場裏(じょうり)
ある物事が行われている場所の範囲。
大内裏(だいだいり)
皇居や諸官庁がある区域。宮城。とくに、平安京や平城京についていう。
内裏(だいり)
天皇の住む御殿。御所。皇居。
内裏雛(だいりびな)
天皇と皇后を表す一対の雛人形。段飾りの最上段に飾られる。
裏む(つつむ)