「花」から始まる言葉
「花」から始まる言葉 — 86 件
花魁(おいらん)
江戸吉原の遊郭の中で地位の高い遊女のこと。
花魁草(おいらんそう)
ハナシノブ科フロックス属の多年草のクサキョウチクトウの別称。夏に紅葉色や白色で、円錐形の小さな花が集まって咲く。
花押(かおう)
昔の書物などに署名の代わりとして記す記号の一つ。自筆であることを証明するもの。書判。
花街(かがい)
遊女を抱えた宿が多く集まっている場所。遊郭。色町。
花卉(かき)
花が咲く草。
花器(かき)
花を活けるための器。花入れ。花生け。
花期(かき)
その植物の花が咲く、または、咲いている時期。
花茎(かけい)
葉などをつけず、花だけをつける茎。
花梗(かこう)
茎や花から出て花や果実を支えるための茎。花柄(かへい)。
花崗岩(かこうがん)
深成岩の一種。石英や長石、雲母などからなる。主に白色で黒や灰の点がある。見た目がよく、固いことから土木や建築などに使われる。御影石。
花菜(かさい)
花を食用する野菜。ブロッコリーやカリフラワーなど。
花信(かしん)
花が咲いたことを知らせる報せ。はなだより。
花心(かしん)
花の中央の部分。雄しべと雌しべが合わせたものをいう。花蕊。
花芯(かしん)
花の中央の部分。雄しべと雌しべが合わせたものをいう。花蕊。
花穂(かすい)
植物の花序の一種。一本の舳の先端に穂の形に咲く花。稲や大葉子など。
花蕊(かずい)
植物の雄蕊と雌蕊の総称。
花壇(かだん)
周囲を区切った植物を植えるための場所。
花鳥(かちょう)
花と鳥。自然を楽しむときに題材とする主なもの。
花瓶(かびん)
花を活けるための器。主に壺形で、陶磁器やガラス製のものが多い。
花譜(かふ)
様々な花の絵に説明を加え、開花する時期の順に載せた本。
花粉(かふん)
雄しべの葯の中にできる黄色い粉。雌しべの柱頭につくことで果実を実らせる。
花粉症(かふんしょう)
花粉によって粘膜が刺激されて起こるアレルギー症状。鼻水や目のかゆみなどの症状が出る。
花柄(かへい)
茎や花から出て花や果実を支えるための茎。花梗(かこう)。
花片(かへん)
一つ一つの花びら。
花弁(かべん)
花を構成する器官の一つ。花冠を構成している各片。はなびら。
花木(かぼく)
見た目の美しい花が咲く木。
花柳病(かりゅうびょう)
性的な行いによって起こる病気。性病。
花林糖(かりんとう)
砂糖や水あめなどを混ぜた小麦粉を棒状にして油で揚げ、黒砂糖の蜜を絡めたもの。
花(はな)
種子植物の茎や枝の先端などにつく生殖器官。花びら・雄しべ・雌しべ・花冠などからなる。
花明り(はなあかり)
桜が満開で、夜でもあたりがぼんやりと明るく見えること。
花明かり(はなあかり)
桜が満開で、夜でもあたりがぼんやりと明るく見えること。
花菖蒲(はなあやめ)
菖蒲の別名。
花嵐(はなあらし)
桜の花が咲いたころに吹く強い風。桜の花を散らす強い風。
花合せ(はなあわせ)
花札を用いる遊び。花。
花合わせ(はなあわせ)
花札を用いる遊び。花。
花筏(はないかだ)
散った桜の花びらが、連なって水面を流れていくようすを、いかだにたとえた語。
花活け(はないけ)
花を生けるための器。花器。花入れ。
花生け(はないけ)
花を生けるための器。花器。花入れ。
花色(はないろ)
花の色。
花緒(はなお)
日本の伝統的な履物の下駄や、草履などの足の指をかける部分のこと。または、ひもそのもののこと。
花落ち(はなおち)
花が落ちて間もないころにとった、キュウリやナスなどの若い実。
花籠(はなかご)
草花を摘んで入れたり、花の枝などを盛ったりする籠。
花かご(はなかご)
草花を摘んで入れたり、花の枝などを盛ったりする籠。
花簪(はなかんざし)
造花などの飾りをつけたかんざし。
花かんざし(はなかんざし)
造花などの飾りをつけたかんざし。
花笠(はながさ)
祭礼や踊りなどでかぶる、花や造花で飾った笠。
花がさ(はながさ)
祭礼や踊りなどでかぶる、花や造花で飾った笠。
花形(はながた)
花の形。花の模様。
花筐(はながたみ)
「花かご」に同じ。
花がたみ(はながたみ)
「花かご」に同じ。
花鰹(はながつお)
鰹節(かつおぶし)を薄く削ったもの。
花がつお(はながつお)
鰹節(かつおぶし)を薄く削ったもの。
花がめ(はながめ)
「花瓶(かびん)」に同じ。
花供養(はなくよう)
四月八日の灌仏会(かんぶつえ)に、花御堂を作って仏を供養すること。
花曇(はなぐもり)
桜の花の咲くころの、空が薄くぼんやりと曇ったようす。また、そのような天気。
花曇り(はなぐもり)
桜の花の咲くころの、空が薄くぼんやりと曇ったようす。また、そのような天気。
花詞(はなことば)
色々な花に象徴的な意味を持たせるため、それぞれ与えられる言葉。
花言葉(はなことば)
色々な花に象徴的な意味を持たせるため、それぞれ与えられる言葉。
花氷(はなごおり)
中に花を入れて凍らせた氷の柱。
花ござ(はなござ)
いろいろな色に染めた藺(い)で、花の模様を織り出したござ。はなむしろ。
花茣蓙(はなござ)
いろいろな色に染めた藺(い)で、花の模様を織り出したござ。はなむしろ。
花暦(はなごよみ)
四季の花を月ごとの順に並べ、その花の名所を書き記したもの。
花盛り(はなざかり)
花が盛んに咲くこと。満開であること。また、その季節。
花薄(はなすすき)
穂の出たすすき。尾花。
花すすき(はなすすき)
穂の出たすすき。尾花。
花相撲(はなずもう)
本場所以外で、臨時に興行する大相撲。
花園(はなぞの)
草花が多く植えてある園。
花染(はなぞめ)
つゆ草の花の汁で、青紫色に染めること。また、染めた色。
花染め(はなぞめ)
つゆ草の花の汁で、青紫色に染めること。また、染めた色。
花橘(はなたちばな)
花の咲いた橘(たちばな)。橘の花。
花たちばな(はなたちばな)
花の咲いた橘(たちばな)。橘の花。
花立(はなたて)
花を生ける器。花入れ。花生け。
花立て(はなたて)
花を生ける器。花入れ。花生け。
花束(はなたば)
草花を何本も束ねたもの。ブーケ。
花代(はなだい)
芸子や娼妓などと遊ぶときに支払う代金。
花便り(はなだより)
花の咲き具合を知らせる便り。特に、桜の花についていう。花信(かしん)。
花尽し(はなづくし)
いろいろな花の名を、歌や文章などの中に連ねていうこと。
花尽くし(はなづくし)
いろいろな花の名を、歌や文章などの中に連ねていうこと。
花札(はなふだ)
様々な遊び方がある日本の伝統的な遊び。
花見(はなみ)
主に春に桜の花を観賞して遊び楽しむ、日本の風習。