「眼」を含む熟語・言葉 — 160 件
「眼」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
眼(まなこ)
目のうち、丸くふくらんだ玉の部分。
眼(め)
まぶたの奥にあって、明るさや形、色をとらえる器官。顔に左右一対ある。
一翳眼にあれば空華乱れ落つ・一翳眼にあれば空華乱墜す(いちえいまなこにあればくうげみだれおつ・いちえいまなこにあればくうげらんついす)ことわざ辞典
心の中にわずかでも思い込みや迷いがあると、それにふり回されて物事を正しくとらえられず、誤った考えが次から次へと生じることをいう。 目に小さなくもりが一つあるだけで、空に本当はない花がはらはらと乱れ落ちるように見える。「翳」は目のくもり、「空華」は目を病んだときに見える、実際にはない花のこと。心の迷いを、この目の病のようすに重ねている。 禅の世界で生まれた言葉。中国の禅の記録『景徳伝灯録』によると、唐の時代の禅僧帰宗智常が、「仏とは何か」と尋ねた弟子に「おまえ自身がそれだ」と答え、さらに「それをどう守っていけばよいか」と問われたときに返した言葉。 後半の四字を独立させた四字熟語に空華乱墜がある。また、人を疑う心がこわい幻を生むという疑心、暗鬼を生ずも、心の迷いが見えないものを見せる点で近い。
一眼(いちがん)
片方の目。一つの目。隻眼(せきがん)。
一眼レフ(いちがんれふ)
一本のレンズでピント合わせも撮影もするカメラ。光を鏡で折り返してのぞき窓へ送るため、見えた像がずれずに写る。「レフ」は鏡の反射をいう。レンズが二本の二眼レフと対になる。
一隻眼(いっせきがん)ことわざ辞典
ものの本質を見抜く優れた眼識。
色眼鏡(いろめがね)
色のついたガラスを使用した眼鏡のこと。
色眼鏡で見る(いろめがねでみる)ことわざ辞典
先入観や偏見をもって物事を判断する。
右眼(うがん)
右側にある目。
雲烟過眼・雲煙過眼(うんえんかがん)四字熟語辞典
雲や煙が留まることなく目の前を過ぎ去っていくように、物事に過剰に執着することがないこと。または、物事にとらわれすぎずさっぱりしていること。 「雲烟」は雲と煙、または雲と霞(かすみ)のこと。 「過眼」は目の前を通過すること。 「雲煙過眼」とも書く。
恵眼(えがん・えげん)
真理を認識する五つの能力、五眼(ごげん)の一つ。物事の本質を見抜く能力。慧眼(けいがん)。
烟雲過眼・煙雲過眼(えんうんかがん)四字熟語辞典
必要以上に物事に執着しないこと。 または、欲がなく、物事にこだわらないことのたとえ。 「烟雲」は煙と雲。または、霞(かすみ)と雲のこと。 「過眼」は目の前を通過すること。 煙、霞、雲などは目の前で留まることがなく、通り過ぎていくという意味から。 「煙雲過眼」とも書く。
遠眼(えんがん)
お眼鏡・御眼鏡(おめがね)
「眼鏡」の尊敬語。
お眼鏡に適う・眼鏡に適う(おめがねにかなう・めがねにかなう)ことわざ辞典
目上の人から高く評価されて気に入られること。
開眼(かいがん)
見えない目が見えるようになること。また、見えるようにすること。
開眼(かいげん)
仏道の真理を悟ること。
開眼供養(かいげんくよう)四字熟語辞典
仏像や仏画を新たに作ったときに、最後に目を入れて仏の魂を迎え入れる儀式のこと。
活眼(かつがん)
物事の本質を見抜く能力。見識。
金壺眼(かなつぼまなこ)
落ち窪んでいる丸い眼。
患眼(かんがん)
目の病気になること。
観察眼(かんさつがん)
物事を注意深く見て正確に見抜く能力。
眼圧(がんあつ)
眼球の内部の体液の圧力。圧力が上昇すると緑内障の原因になることが多い。
眼下(がんか)
山の頂やビルの屋上などから見て、自分のいる位置より下に広がっている場所。
眼科(がんか)
医学の分野の一つ。目に関する病気などについて取り扱うもの。また、その病院。
眼窠・眼窩(がんか)
眼球が収まっている頭骨の前面にある穴。
眼界(がんかい)
目視することのできる範囲。視界。
眼下に望む・眼下に見る・眼下に見下す(がんかにのぞむ・がんかにみくだす・がんかにみる)ことわざ辞典
①山の頂や高い建物の上など、高い場所に立って、下に広がる景色や町を見下ろすこと。 ②自分のほうが上だと考えて、相手を値打ちの低い者とみなすこと。人をばかにして、軽く見ること。 「眼下」は、高みに立ったとき、目の真下に見える範囲を指す。②の意味は、相手を自分より一段低い所にいる者ととらえる見方に基づく。 相手を問題にしない点で眼中に無いと通じるが、こちらは自分を高い所に置いて、相手を見くだす気持ちが強く出る。
眼球(がんきゅう)
脊椎動物が持つ視覚器官の主要となる部分。球形をしていて、網膜で光を認識して視神経を通して大脳へと伝える。目玉。
眼鏡(がんきょう・めがね)
視力の調整や目を保護するために目に付ける、レンズや色ガラスを用いた器具。
眼瞼(がんけん)
眼球を上下から保護している皮膚の名称。まぶた。
眼光(がんこう)
眼の光。目の輝き。目つき。
眼孔(がんこう)
「眼窩(がんか)」に同じ。
眼光、紙背に徹す・眼光紙背に徹る(がんこう、しはいにてっす・がんこうしはいにとおる)ことわざ辞典
書物の表面上の意味だけでなく、背後にある真意も読み取ること。読解力が鋭いことのたとえ。 紙の裏まで見通すとの意から。 「眼光紙背に徹る」ともいう。
眼光炯々・眼光炯炯(がんこうけいけい)四字熟語辞典
目が鋭く光る様子。 「眼光」は目の光。または、物事の本質を見抜く能力のこと。 「炯炯」は鋭く輝くこと。 物事の真実を見抜いているような、人を圧倒する目をいう。
眼光紙背(がんこうしはい)四字熟語辞典
読解力が極めて優れていることのたとえ。 「眼光」は眼の光のこと。転じて、物事を見通す力。 「紙背」は文章などが書かれた紙の裏のこと。 眼の光が鋭く、紙の裏まで貫くという意味から。 「眼光紙背に徹す」を略した言葉。
眼高手低(がんこうしゅてい)四字熟語辞典
目標は高いが実力が足りないこと。または、批評するのは上手いが、実際に自分で行う能力がないこと。 「眼高」は価値や本質など見抜く能力が高いこと。 「手低」は実力や技術力が低いこと。
眼光人を射る(がんこうひとをいる)ことわざ辞典
目つきがきわめて鋭く、その視線だけで相手を圧倒し、ひるませること。見つめられた人が、矢で射すくめられたように身をかたくするほどの迫力をいう。 「眼光」は目のかがやき、「射る」は矢を放って的に当てること。目から放たれる光を、相手に突き刺さる矢に見立てた表現。 同じ「眼光」を用いた句に、書物の奥にある真意まで読み取ることをいう眼光紙背に徹すがあり、目が鋭く光るさまをいう四字熟語に眼光炯炯がある。
眼識(がんしき)
ものの真偽や優劣、価値などを見分けることができる能力。目利き。鑑識眼。
眼疾(がんしつ)
目に関する病気。眼病。
眼睛(がんせい)
目の黒い部分。瞳。黒目。
眼前(がんぜん)
その人のすぐ近い所。目の前。目前。
眼帯(がんたい)
目の病気や怪我の時に保護するために目を覆うもの。
眼中(がんちゅう)
目の中。
眼中に入れない・眼中に無い(がんちゅうにいれない・がんちゅうにない)ことわざ辞典
まったく気にしない。関心がない。 「眼中」は目に見える範囲のこと。転じて、意識や関心の届く範囲。
眼中の刺・眼中の釘(がんちゅうのくぎ・がんちゅうのてい・がんちゅうのとげ)ことわざ辞典
目に刺さった釘のように、そばにあるだけで気にさわり、どうにかして取りのぞきたいと思う人やもののたとえ。行く手をさえぎる者や、害を加えてくる者を指すのがふつうだ。 中国の五代のころの話による。宋州を治めていた趙在礼(ちょうざいれい)は、土地の人々をひどく苦しめた。やがてかれが職を解かれて去ることになると、人々は「目から釘を抜いたようだ。これほど愉快なことはない」と喜び合った。ところが趙在礼は、再び命令を受けて元の職にとどまり、治める土地の住民から一人あたり銭千文を取り立てて、これを「抜釘銭(釘抜きの銭)」と名づけたという。『新五代史』の趙在礼の伝に、この話が記されている。 読みを「がんちゅうのてい」とする本もあり、釘を刺(とげ)に替えて「眼中の刺」とも言う。 「目の上の瘤」も、じゃまでうっとうしい存在をたとえた句である。また、趙在礼の同じ話から、四字熟語の「眼中之釘」も生まれた。
眼中之丁・眼中之釘(がんちゅうのくぎ・がんちゅうのてい)四字熟語辞典
自分に害を与えるもののたとえ。 または、邪魔になる人や物のたとえ。 中国の五代時代の趙在礼の悪政に苦しんだ人々は、趙在礼が転任することになり、目の中の釘が抜けたようだと喜んだという故事から。 「眼中之丁」とも書く。
眼中之人(がんちゅうのひと)四字熟語辞典
心の中から消えることなく、いつも思っている人。または、非常に親しい関係の友人。
眼中人なし(がんちゅうひとなし)ことわざ辞典
他人のことは考えず、思うままに振る舞うこと。人を人とも思わないこと。
眼中無人(がんちゅうむじん)四字熟語辞典
傲慢で人を人として扱わず、好き放題に振る舞う様子。 「眼中人(ひと)無し」とも読む。
眼底(がんてい)
眼球の内部の底にあたる面。網膜のある部分。
眼病(がんびょう)
目の病気。眼疾。
眼福(がんぷく)
美しいものや珍しいものなどを見ることによって得られる幸福。
眼目(がんもく)
物事の中で、いちばん大切だとして重く見るところ。主眼。
眼力(がんりき・がんりょく)
真偽や良し悪しなどを見て判別する能力。
眼裏に塵あって三界窄し(がんりにちりあってさんがいすぼし)ことわざ辞典
心にほんの少しでも迷いが残っていれば、物事のありのままの姿はつかめず、正しく見定めるのも難しくなる。心の曇りが物を見る目を狂わすのをたとえた句。 目に細かなちりがひとつ入っただけで、まわりの世の中までがせまく、かすんで映るところから。仏教の「三界」は、迷いの中で生まれ変わりをくり返す世界のすべてをいうが、この句では世の中全体の意味になる。「窄し」は、すぼまっていてせまいという意味。 ささいなものに目をふさがれ、肝心なことを見のがしてしまう点で、似た筋の句に「一葉目を蔽えば泰山を見ず」がある。
眼を付ける・眼を飛ばす(がんをつける・がんをとばす)ことわざ辞典
悪意をもって、相手の顔を睨みつけること。 また、言いがかりの口実とする行為。
巨眼赭髯(きょがんしゃぜん)四字熟語辞典
力強く鋭い顔つきのこと。 「巨眼」は大きな目。 「赭髯」は赤いひげ。 他者を威圧するような鋭い目つきと、男らしい赤いひげのある容姿のこと。
近眼(きんがん)
近くは見えるが遠くが見えない目。近視。
近眼鏡(きんがんきょう)
義眼(ぎがん)
人が作った眼球。病気や怪我で眼球を取り去った後に入れるためのもの。入れ目。
魚眼(ぎょがん)
魚の目玉。目の奥へ光を集める水晶体が、ほとんど真ん丸である。
ぎょろ眼(ぎょろめ)
大きな目玉。または、大きく見開いた目。
句眼(くがん)
詩の中の最も重要な一字。眼目となるところ。
具眼(ぐがん)
物事を見極める能力があること。
慧眼(けいがん)
物事の本質や隠れている真実を見抜く鋭い眼力。
炯眼(けいがん)
鋭い眼力。
検眼(けんがん)
視力の検査をすること。
阮籍青眼(げんせきせいがん)四字熟語辞典
来客を心から歓迎すること。 中国の晋の賢者の阮籍は、気に入らない客には白い目をしてそっけなく扱い、気に入った客には青い目をして喜んで迎えたという故事から。
碧眼紅毛・紅毛碧眼(こうもうへきがん・へきがんこうもう)四字熟語辞典
西洋人のこと。 「紅毛」は赤い髪の毛。 「碧眼」はあおみどり色の目のこと。 江戸時代にはスペイン人やポルトガル人のことを南蛮人と呼び、オランダ人を紅毛人と分けて呼んでいたが、のちに西洋人全般をさすようになった言葉。 「碧眼紅毛」ともいう。
左眼(さがん)
左側の目。
三白眼(さんぱくがん)
黒目(虹彩)が小さく、左右の白目に加えて、上または下にも白目が見える目のこと。
史眼(しがん)
歴史から物事の道理を解釈する見識。
詩眼(しがん)
詩の価値を理解できる能力。
紫髯緑眼(しぜんりょくがん)四字熟語辞典
西洋人のこと。または、その顔の形容。 中国で西方の異民族の容貌を言い表す言葉で、赤茶色のほおひげと青い目という意味から。
斜眼(しゃがん)
左右の目の向きがそろわず、片方がものを見る方向からずれている状態。斜視。
釈眼儒心(しゃくがんじゅしん)四字熟語辞典
仏教の慈悲と儒教の仁愛の両方の心を持つこと。 「釈眼」は釈迦の目。 「儒心」は孔子の心。 仏教の慈悲深い目で見て、儒教の仁愛のある心で接することから。
主眼(しゅがん)
物事の中心となる部分。かなめ。
正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)四字熟語辞典
曹洞宗の開祖・道元が執筆した著書。「正法眼蔵」という言葉は、本来、すべてを明らかにし包み込む正しい教えを意味する。本書は仏法の本質を示し、道元思想の集大成として広く伝えられている。
白い眼で見る(しろいめでみる)ことわざ辞典
相手を迎え入れる気のない、険しい目つきをする。 周りから爪弾きにされている側についてもいう。
