「神」を含む熟語・言葉 — 352 件
「神」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
神(かみ)
宗教で信仰の対象となるもの。人を超えた存在であり、人知の及ばないすぐれた力を持っているとされている。
仲裁は時の氏神・挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ・ちゅうさいはときのうじがみ)ことわざ辞典
喧嘩や言い争いの間に人が入ってくれたら、その口ぞえに従って引き下がるほうがよい。 当人どうしでは引っ込みがつかなくなるところへ折よく現れてくれるのだから、土地の守り神が助けに来たものと思って受けよ、という言い方。 「挨拶」は、間に立って取り持つこと。「仲裁は時の氏神」ともいう。
青海苔の答礼に太太神楽を打つ・青海苔貰うた代わりに太々神楽を打つ・青海苔貰うた礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ・あおのりもろうたかわりにだいだいかぐらをうつ・あおのりもろうたれいにだいだいかぐらをうつ)ことわざ辞典
ほんの少しの品をもらったにすぎないのに、それとはけた違いに手厚い礼を返すたとえ。受けたものと返すお礼の重さが、まったくつり合っていない。 青海苔(あおのり)は伊勢(いせ・いまの三重県)の名物で、参拝のみやげになる手ごろな品だった。いっぽう太太(だいだい)神楽は、参拝する人が伊勢神宮で行ってもらう神楽の中でも、いちばん規模の大きいものをいう。安い青海苔一つのお礼に、太鼓を打ち鳴らす盛大な神楽で応える様子になぞらえている。
明津神・現つ神・現神(あきつかみ)
この世に姿を現している神。天皇を尊んでいった語。現人神(あらひとがみ)。
商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)ことわざ辞典
商人が商売上の駆け引きで嘘をつくのは、神様もやむを得ないとお許しになるということ。
天つ神・天津神(あまつかみ)
日本の古い神話で、空の上にあると考えられた神々の国に住む神。その国から出た神々の子や孫までふくめて言い、地上に住む神々とは分けて呼ぶ。
天の神庫も梯のままに・神の神庫も梯のままに(あめのほくらもはしだてのままに・かみのほくらもはしだてのままに)ことわざ辞典
どれほど手が届きそうにもない難しいことでも、その事に合った手だてを整えれば、ちゃんと果たせるのだということ。 「神庫(ほくら)」は神社の宝物を納める蔵、「梯(はしだて)」ははしごのこと。高く造られた蔵でも、はしごを立てかければ上っていけることから。 『日本書紀』によると、垂仁天皇の皇子の五十瓊敷命(いにしきのみこと)は、年をとったので、神社の宝物の管理を妹に任せようとした。妹が「か弱い女の身では、高い蔵に上ることなどできません」と断ると、兄は「蔵が高くても、私がはしごを作ってあげよう。上るのに何の苦労があるものか」と答えた。書紀は、このやりとりが句のいわれだと記している。
過ちは人の常、許すは神の業・過つは人の性、許すは神の心(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ・あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)ことわざ辞典
人は誰でも過ちを犯すものなので、むやみに人を責めてはいけないということ。 「過ちは人の常、許すは神の業」ともいう。
現人神(あらひとがみ)
人の姿をとって現世に現れた神。
安全神話(あんぜんしんわ)
生き神様・生神様(いきかみさま)
現世に人の姿をして現れた神。
生き神・生神(いきがみ)
石神(いしがみ)
民間信仰において神体として祭られる石や石器。
惟神(いしん・かみながら・かむながら・かんながら)
神の心のまま。神代のまま。人の手が加えられていないこと。
出雲の神(いずものかみ)
出雲大社で祭られている神。大国主命。
出雲の神より恵比寿の紙(いずものかみよりえびすのかみ)ことわざ辞典
男女の間柄も、結局は愛情よりお金のほうが強いということ。 「出雲の神」は、出雲大社にまつられ、男女の縁を取り持つと信じられてきた神。「恵比寿の紙」は、明治時代に出されたお札で、裏に福の神の恵比寿の顔が刷られていたもの。「神」に同じ音の「紙」を重ねて、縁を結んでくれる神様より、お札のほうを頼りにするという意味を込めている。 お金の力がどこにでも及ぶことをいう「地獄の沙汰も金次第」を、恋や結婚に当てはめたような言葉。
神巫(いちこ)
呪文をとなえて神や死んだ人の霊を招き寄せ、その言うことを口にして伝えるのを仕事とする女。
一神教(いっしんきょう)
一つの神だけを信仰する宗教。キリスト教やイスラム教など。
祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)ことわざ辞典
行いが正しく慎み深ければ、ことさら神に祈らなくても自然に神の加護があるものだということ。 菅原道真の作といわれる「心だに誠の道に叶いなば祈らずとても神や守らん」より出た言葉。
氏神(うじがみ)
その地域を守る神。うぶすながみ。
神荼鬱塁・鬱塁神荼(うつりつしんと・しんとうつりつ)四字熟語辞典
門を守る神の名前。 「神荼」と「鬱塁」は門を守る神の兄弟の名前。 百鬼を支配して、従わないものを虎に食べさせたとされる門の守り神。 古代中国では二神(鬱塁と神荼)と虎の絵を門にはって魔よけにしていた。 「鬱塁神荼」ともいう。
産神(うぶがみ)
出産前後の産婦と胎児・新生児をまもる神。
産土神(うぶすながみ)
その人が生まれた土地をまもる守護神。鎮守の神。うじがみ。うぶすな。
梅は食うとも核食うな、中に天神寝てござる・梅は食うとも核食うな中に天神寝てござる・梅は食うとも種食うな中に天神寝てござる(うめはくうともさねくうな、なかにてんじんねてござる・うめはくうともさねくうななかにてんじんねてござる・うめはくうともたねくうななかにてんじんねてござる)ことわざ辞典
梅の実は食べてかまわないが、中の種まで食べるのはよくない、と気をつけさせる言葉。生の梅の種には体に害となるものがひそんでいるので、用心するよう言い聞かせる。 熟していない梅の実やその種には、体の中で青酸という毒を生み出す成分(アミグダリン)が入っており、生のまま食べると具合が悪くなるおそれがある。 後半の「中に天神寝てござる」は、「種の中では天神様が眠っておいでだ」の意。天神とは、神としてあがめられる菅原道真を指す。道真は梅をことのほか愛したといわれ、そこから梅の種の中身を「天神様」と呼ぶならわしがあり、それにかけて唱え言葉にしたと見られる。 同じく道真と梅との縁から生まれた俗信に、梅の種をかじると文字を忘れる、という言い習わしもある。
運動神経(うんどうしんけい)
脳や脊髄の中枢から体や内臓の筋肉に指示を出し、運動を起こさせる末梢(まっしょう)神経。
遠心性神経(えんしんせいしんけい)
王は十善神は九善(おうはじゅうぜんかみはくぜん)ことわざ辞典
国を治める王の位は、神よりもさらに上にあるということ。 仏教の教えをもとに、前の世で十善を守り通した人はその報いで今の世に王として生まれ、九善を積んだ人は神として生まれると信じられた。そこから、王を神より上に置いて言う。天子を「十善の君」と呼ぶのも、同じ考えによる。 十善とは、命あるものを殺さない、盗まない、うそを言わない、むさぼらないなど、十の悪い行いをしないことを指す。天子を最も尊んでいう言葉に「一天万乗の君」がある。
お神楽・御神楽(おかぐら)
神前で行う神楽を、敬っていう語。
臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)ことわざ辞典
気の小さい者ほど、大げさな手立てにすがって身の安全をはかろうとするということ。 「神降ろし」は巫女が神霊を招き下ろす儀式のことで、そこまでの仕掛けを持ち出す腰の引けようをあざけった言い方。
恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)ことわざ辞典
「恐れ入りました」をしゃれていう言葉。「鬼子母神」は、出産・育児の神で、その鬼子母神を祭る東京都台東区入谷と「恐れ入りやした」の「入りや」をかけていったもの。
鬼神(おにがみ)
「鬼神(きしん)」に同じ。
鬼の女房に鬼神・鬼の女房に鬼神がなる(おにのにょうぼうにきじん・おにのにょうぼうにきじんがなる)ことわざ辞典
荒々しい男の連れ合いには、これに引けを取らぬ気の強い女がつくものである。 鬼の相手役がつとまるのは鬼神をおいてほかにない、と見立てていったことば。 夫婦とは案外つり合いが取れているものだ、と皮肉まじりに眺めた言い方。
お神酒・御神酒(おみき)
神前に供える酒。
御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)ことわざ辞典
神様でさえお酒を召し上がるのだから、人間が酒を飲むのは当たり前だということ。 酒飲みが飲酒することの自己弁護に使う言葉。 「御神酒」は、神前に供える酒のこと。
お神酒が入る(おみきがはいる)ことわざ辞典
酒を飲んだために、話し方や振る舞いが、飲む前のふだんの様子と違ってくること。 単に、もう酒を飲んでいて、酔った気配が表に出ている様子にも使う。 「お神酒」は、もともとは神様にお供えする酒のこと。ここでは、ふつうの酒をおどけて「お神酒」と呼んでいる。 「お神酒」を使った句には、神様も酒を飲むのだから人が飲んでも構わないと、酒好きが言い訳にする「御神酒上がらぬ神はない」もある。
御神籤(おみくじ)
神社や寺社に参拝した時に神や仏に祈り、吉凶を知るために引くくじ。
お神輿・御神輿(おみこし)
「神輿」の尊敬語。
御神輿を上げる・神輿を上げる(おみこしをあげる・みこしをあげる)ことわざ辞典
座り込んでいた人が立ち上がるたとえ。また行動をおこして仕事にとりかかること。「輿」と「腰」を掛けたことば。
御神渡り(おみわたり)
怪神(かいしん)
怪しい神。
海神(かいしん・かいじん)
海の神。
怪力乱神(かいりきらんしん・かいりょくらんしん)四字熟語辞典
人の知識では理解することが出来ない、怪しく奇怪な現象や物事のこと。 「怪」は奇怪な現象。 「力」は勇ましく、力が強いこと。 「乱」は道徳に反することや社会の秩序を乱すこと。 「神」は人が見ることの出来ない超人的な力を持つ存在、鬼神や神霊のこと。 原文では「子は怪力乱神を語らず」とあり、理解できない奇怪なものは教訓にしないという孔子の姿勢を示す言葉。
怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)ことわざ辞典
君子というものは道理にそむいたこと、理性で説明がつかないことは口にしないということ。転じて、不確かなこと、怪しげなことは口にすべきではないということ。「怪力乱神」は、「怪しく不思議なこと」「強い力」「道理を乱すこと」「鬼神」をあわせていったもので、計り知れない不思議な現象や存在のこと。
神楽(かぐら)
神事として宮中で行う、雅楽と舞い。和琴、大和笛、拍子などで演奏し、それに合わせて舞うもの。
神楽歌(かぐらうた)
神楽の場でうたう、神に向けた歌や、そこに取り込まれた民謡。ふつうは、宮中の神楽で、平安時代から今に残る歌をさす。
稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)ことわざ辞典
いくら働いても貧しい人は貧乏から抜け出すことができないというたとえ。
風の神(かぜのかみ)
滑車神経(かっしゃしんけい)
叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)ことわざ辞典
思うようにことが運ばなくなって初めて、日ごろ拝みもしない神仏の前に手を合わせるということ。 自分の力では埒が明かないと知るなり急に信心深くなる、その虫のよさをついた言葉。
神送り(かみおくり)
神降ろし(かみおろし)
神隠し(かみかくし・かみがくし)
人の行方が突然わからなくなること。前触れもなく失踪したり、山や森で迷ったりして行方がわからなくなったものを神や天狗などの仕業としていたことから。
神掛けて(かみかけて)ことわざ辞典
神様に誓って。 自分の言動などに偽りがないことを強調するときに言う言葉。
神風(かみかぜ)
神の力によって吹き起こると信じられた風。特に、鎌倉時代の元寇の際、襲来した元軍の船団を襲ったとされる暴風雨。これを神国日本を守る神の加護とみなしたことによる。
神憑り・神懸かり・神懸り(かみがかり)
神の霊が人の体に乗り移ること。また、その状態やその状態になっている人。
神垣(かみがき)
神さびる(かみさびる・かんさびる)
年月が経過して神々しく感じられるようになる。
神様(かみさま)
神をうやまって呼ぶ語。
神様にも祝詞(かみさまにものりと)ことわざ辞典
わかりきったことでも、黙っていては相手に通じないので、口に出して言うほうがよいというたとえ。 いくら神様でも、お祈りの言葉を聞かなければその人の願いは分からないとの意から。
神は見通し・神仏は見通し・神様はお見通し(かみさまはおみとおし・かみはみとおし・しんぶつはみとおし)ことわざ辞典
神様は人々のどんなに小さい行為でも見抜いているので誤魔化すことはできないということ。 「神様はお見通し」「天道様はお見通し」「天は見通し」「神仏は見通し」「仏は見通し」などともいう。
神信心(かみしんじん)
神を信じてあがめること。神を信仰すること。
神棚(かみだな)
神を祭るために家の中に備える棚。
神頼み(かみだのみ)
どうすることもできない事に対して、神に祈って助けてもらおうとすること。
神無月(かみなづき・かんなづき)
陰暦の十月の呼称。十月になると日本中の神が出雲に集まって他の国からいなくなるとされる。
神ならぬ身(かみならぬみ)ことわざ辞典
全知全能の神ではない我が身。人間の能力には限界があるということ。
神の正面仏のま尻(かみのしょうめんほとけのましり)ことわざ辞典
家の中で神と仏をまつる場所についての心得。 神のお札をまつる神棚は部屋の正面の高い位置に設け、仏像や位牌を納める仏壇は表から目立たない奥のほうに置くのが望ましい、とする言葉。 「ま尻」は「真尻」とも書き、うしろの意。
神は正直の頭に宿る(かみはしょうじきのこうべにやどる)ことわざ辞典
正直で誠実な人には必ず神の助けがあるということ。
神は非礼を享けず・神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)ことわざ辞典
礼にはずれたことを願っても、神は聞き届けてはくれないということ。
神は自ら助くる者を助く(かみはみずからたすくるものをたすく)ことわざ辞典
天は、人に頼らず自ら努力する者に力を貸し、幸福を与えるということ。 「神は自ら助くる者を助く」ともいう。
神へも物は申しがら(かみへもものはもうしがら)ことわざ辞典
頼みごとは、まごころだけでなく持ちかけようしだいで届き方が変わるということ。 神に願をかけるときでさえ、申し述べようが物を言う。
神仏(かみほとけ)
神と仏。しんぶつ。
神詣で(かみもうで)
神社に行って拝むこと。神参り。
神も仏もない(かみもほとけもない)ことわざ辞典
困難な状況から救ってくれる神様も仏様もいないと嘆いていう言葉。
神代(かみよ・じんだい)
神が世界を支配していたとされる時代。日本では神武天皇が即位する以前の時代をいう。
神技(かみわざ)
神業(かみわざ)
人にはできないような素晴らしい行いや技術。
神渡し(かみわたし)
感覚神経(かんかくしんけい)
神嘗祭(かんなめさい)
毎年秋、天皇がその年の新しい穀物で作った神酒と供え物を伊勢神宮にささげる祭り。
神主(かんぬし)
神社に仕えて神を祭り、奉仕することを生業とする人。神官。
