「あぶ」を含む言葉 — 94 件
虻(あぶ)
ハエに似た大形の昆虫。アブ科。雌ははさみのような口で牛馬や人の皮膚を切り、にじみ出る血をなめる。傷が大きいので痛みが強く、よく腫れる。幼虫は水辺の土の中で育つ。
揚げ油・揚油(あげあぶら)
揚げ料理で使う食用油。サラダ油やごま油など。
泡(あぶく)
水などの中に空気が包みこまれてできる、丸くふくらんだ粒。浮き上がるとはじけて消える。話し言葉でくだけて言うときの形。
泡銭(あぶくぜに)
悪い行いや賭け事などで手に入れた金銭。悪銭。
危ない(あぶない)
命や体に害が及びそうだ。あやうい。
危ないことは怪我のうち(あぶないことはけがのうち)ことわざ辞典
危ないことには、はじめから近寄るなという教え。 危険なことはもう怪我の圏内に入るとの意から。
危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)ことわざ辞典
安全な方策ばかりとっていたのでは、成功することはできない。時には危険を冒してやってみるのも必要だということ。
危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)ことわざ辞典
危険な手段をとることのたとえ。 いまにも落ちそうな危険な橋を渡ることから。
危な絵・危絵(あぶなえ)
江戸時代に描かれた浮世絵。女性が肌をのぞかせ、色気が漂う扇情的なもの。
危なく(あぶなく)
もう少しで。やっとのことで。かろうじて。危うく。
危なげ・危な気(あぶなげ)
危なそうな感じ。安心できない感じ。あやうげ。
危なげない・危なげ無い(あぶなげない)
安心できる。不安がない。危うさが無く、安定しているようす。
危なっかしい(あぶなっかしい)
見ていて危ないと感じられる様子。
虻蜂取らず・虻蜂捕らず(あぶはちとらず)ことわざ辞典
二つのものを同時に得ようとして、結局はどちらも取り逃がしてしまうことのたとえ。欲張りすぎて失敗することのたとえ。 虻と蜂を両方捕ろうとして、結局どちらにも逃げられてしまうことから。
鐙(あぶみ)
馬に乗るとき足を置き、体重をあずけるための馬具(ばぐ)。鞍の左右へ革ひもで一つずつ垂らし、踏み込むことで馬上の姿勢が定まる。
油(あぶら)
動植物や鉱物からとれ、水にとけにくく燃えやすい物質。
脂(あぶら)
動物性のあぶら。脂肪。
膏(あぶら)
動物のあぶらのうち、特に肉のあぶら。
油揚げ(あぶらあげ)
水を抜いた豆腐を薄く切って油で揚げたもの。あぶらげ。
脂足(あぶらあし)
脂肪の分泌量が普通よりも多い足。
油汗・脂汗・膏汗(あぶらあせ)
脂肪の混じった汗。肉体的、精神的に苦しいときに出る。
油絵(あぶらえ)
油絵の具を使って描いた絵画。
油絵の具(あぶらえのぐ)
絵画用の絵の具の一つ。鉱物質の顔料にけし油などの乾性油を加えて練ったもの。
油粕・油糟(あぶらかす)
大豆や菜種などから油を搾り取ったあとに残るもの。肥料や飼料として使う。
油が切れる(あぶらがきれる)ことわざ辞典
元気がなくなり、体力や気力が続かなくなること。 機械の油がなくなってきて、正常に動かなくなるとの意から。 「ガソリンが切れる」ともいう。
脂が乗る(あぶらがのる)ことわざ辞典
魚などに脂肪がついておいしくなること。また、仕事などがおもしろくなり、調子が出ること。
油紙(あぶらがみ)
表面に桐油などの油を塗って乾かした紙。防水効果があり、雨具などに使う。
油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)ことわざ辞典
べらべらとよくしゃべる様子。油の付いた紙は、めらめらとよく燃えることから。
油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)ことわざ辞典
べらべらとよくしゃべる様子。油の付いた紙は、めらめらとよく燃えることから。
油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)ことわざ辞典
いくら道理を尽くしても心には少しも残らず、言葉が上を通り過ぎるだけのさま。忠告も頼みごとも、届く手前ではねのけられる。 油を引いた紙は水を吸わない。注いだそばから玉になって転げ落ちる。
油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)ことわざ辞典
べらべらとよくしゃべる様子。油の付いた紙は、めらめらとよく燃えることから。
脂ぎる(あぶらぎる)
脂肪が浮き出て表面が輝く。
脂薬・膏薬(あぶらぐすり)
「膏薬(こうやく)」に同じ。
油気・脂気(あぶらけ)
その物に油が含まれていること。
油揚(あぶらげ)
水を抜いた豆腐を薄く切って油で揚げたもの。あぶらあげ。
油差し(あぶらさし)
機械などに油を注ぐための注ぎ口が細くなっている器具。また、それを行う人。
脂性(あぶらしょう)
皮膚に脂肪が通常よりも多く分泌される体質。
油障子(あぶらしょうじ)
油染みる・脂染みる(あぶらじみる)
油や脂肪が付着して汚れる。
油蝉(あぶらぜみ)
羽が透けず、茶色く濁っている「蝉」。羽全体が不透明な蝉は世界でも珍しい。「ジージリジリ」と続けて鳴く。名は、その音が油を熱したときの跳ねる音に似るためとも、羽の色が油紙を思わせるためともいう。人家のまわりでもよく見かける。
油っこい・脂っこい(あぶらっこい)
食べ物の脂肪分が多くて、口に重い。
油漬・油漬け(あぶらづけ)
油手・脂手(あぶらで)
脂肪の分泌量が普通よりも多い手。
油照り(あぶらでり)
夏の季節に薄い雲に覆われているが日が強く照り付け、風がなく蒸し暑い天気。
油菜(あぶらな)
春、枝の先ごとに黄色い四弁の花を穂のように立てる草。
脂に画き、氷に鏤む(あぶらにえがき、こおりにちりばむ)ことわざ辞典
努力や苦労が報われず、徒労に終わることのたとえ。 「鏤む」は彫刻すること。 脂に絵を描いても、氷に彫刻しても、残らず消えてしまうということから。 「氷に鏤め、脂に描く」「氷に鏤め、水に描く」ともいう。
油に水(あぶらにみず)ことわざ辞典
水と油が混じり合わないように、二つのものが調和せず、性質が合わないことのたとえ。 「水に油」「油に水」「油に水の混じる如し」などともいう。
油に水の混じる如し(あぶらにみずのまじるごとし)ことわざ辞典
水と油が混じり合わないように、二つのものが調和せず、性質が合わないことのたとえ。 「水に油」「油に水」「油に水の混じる如し」などともいう。
油に水を注ぐよう(あぶらにみずをそそぐよう)ことわざ辞典
いくら道理を尽くしても心には少しも残らず、言葉が上を通り過ぎるだけのさま。忠告も頼みごとも、届く手前ではねのけられる。 油を引いた紙は水を吸わない。注いだそばから玉になって転げ落ちる。
油坊主(あぶらぼうず)
脂身(あぶらみ)
脂肪の多い肉の部分。
油虫(あぶらむし)
カメムシ目のアブラムシ科、ネアブラムシ科、カサアブラムシ科などに属する昆虫の総称。植物の新芽について師管液を吸い、蜜を排出する。ありまき。
油屋(あぶらや)
油の売買を行う店。また、それを生業とする人。
油を売る(あぶらをうる)ことわざ辞典
無駄話などをして仕事を怠けること。江戸時代の髪油売りが、客相手に世間話をしながら商売をすることが多かったことから。
油を絞る(あぶらをしぼる)ことわざ辞典
過ちや失敗を厳しく責め立てること。昔、材料を搾木にかけて油を絞り取っていたことから。
油を注ぐ(あぶらをそそぐ)ことわざ辞典
勢いのあるものにさらに勢いを加えるたとえ。
油を以って油煙を落とす・油を以て油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)ことわざ辞典
同じたちのものをぶつけて片をつける。性質を分かち持つぶんだけ、よそから持ち込んだ手より確かに落ちる。
炙り出し・炙出し・焙り出し・焙出し(あぶりだし)
乾くと見えなくなる特殊な液で文字などを書き、乾いたものを火であぶるとその部分が表れるようにしたもの。また、それを炙って書いたものを表すこと。
炙り出す・焙り出す(あぶりだす)
乾くと見えなくなる特殊な液で書かれた字や絵を、火であぶってみえるようにする。
炙り物・焙り物(あぶりもの)
火で炙って調理した食べ物。焼き物。
炙る・焙る(あぶる)
間にものを挟まず、表面に火を当てて焼く。
あぶれ者(あぶれもの)
法律を犯す人。無法者。ならず者。
あぶれる(あぶれる)
決まった人数からはずれて、その中に入れない。また、そのために働き口を得られない。
荏の油(えのあぶら)
牡蠣油(かきあぶら)
かきを塩に漬けて熟成させた上ずみ、またはかきの煮汁を煮つめた、こくのある調味料。
首が危ない(くびがあぶない)ことわざ辞典
解雇されそうな状態のこと。
氷に鏤め、脂に描く(こおりにちりばめ、あぶらにえがく)ことわざ辞典
努力や苦労が報われず、徒労に終わることのたとえ。 「鏤む」は彫刻すること。 脂に絵を描いても、氷に彫刻しても、残らず消えてしまうということから。 「氷に鏤め、脂に描く」「氷に鏤め、水に描く」ともいう。
米油(こめあぶら)
米ぬかを原料とする植物油。
胡麻油(ごまあぶら)
胡麻に圧力を加えて搾りとった食用油。
差し油・差油・注し油・注油(さしあぶら)
機械に油を注すこと。または、その油。
竹に油(たけにあぶら)ことわざ辞典
口が達者なこと、よくしゃべることのたとえ。また、若々しくて美しいことのたとえ。 つるつるしている竹に油を塗るとさらによく滑ることから。 単に「竹に油」ともいう。
竹に油を塗る(たけにあぶらをぬる)ことわざ辞典
口が達者なこと、よくしゃべることのたとえ。また、若々しくて美しいことのたとえ。 つるつるしている竹に油を塗るとさらによく滑ることから。 単に「竹に油」ともいう。
種油(たねあぶら)
菜種から搾り取った油。菜種油。食用・灯火用。
近火で手を焙る(ちかびでてをあぶる)ことわざ辞典
目の前の小さな利益を追うたとえ。とりあえず身近にある火で手を焙って暖める意から。
月夜に背中あぶる・月夜に背中焙る(つきよにせなかあぶる)ことわざ辞典
照っていても熱を持たないものに身を寄せる。 掛けた手間の割に、返ってくるものが何もない。
月夜にも背中炙りて温まれ(つきよにもせなかあぶりてあたたまれ)ことわざ辞典
効果がないと思われることも、しないよりはましだというたとえ。また、わずかでも利用できるものは使った方がいいというたとえ。
つばき油・椿油(つばきあぶら)
手あぶり・手焙り(てあぶり)
炭火を入れて手をかざす、小ぶりの火鉢。冬の季語。
灯明で尻を焙る(とうみょうでしりをあぶる)ことわざ辞典
やり方を誤ったために、まったく効果があがらないことのたとえ。「灯明」は、神仏に供えるともしびのこと。灯明のような弱い火で尻をあぶっても暖まることは出来ない意から。
遠火で手を焙る(とおびでてをあぶる)ことわざ辞典
たいした効果がないことのたとえ。遠く離れた火で手を焙ってもあまり暖かくない意から。
