「引く」の意味・対義語

「引く」(ひく)の意味・読み方を解説します。対義語もあわせて確認できます。
引く
ひく
| 言葉 | 引く |
|---|---|
| 読み方 | ひく |
| 意味・例文 |
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| 補足 | 楽器を鳴らすのは「弾く」、しりぞくのは「退く」と書き分ける。 |
「引く」の対義語(反対語)
「引く」で使われている漢字
「引く」を含む故事・ことわざ・慣用句
懸かるも引くも折による(かかるもひくもおりによる)
押していくにも身を引くにも、それぞれ頃合いというものがある。合わせ損なえば、どちらも裏目に出る。 「懸かる」は打って出ること。
一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪引く(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
くしゃみが立て続けに出たとき、その回数で人の噂の中身を読む数え歌。 四度まで続いたらもう噂ではなく体のほうを疑え、という落ちが付く。
手薬煉引く(てぐすねひく)
十分用意をして待ち構えること。 「薬煉(くすね)」は弓の弦を強くするために塗る薬で、それを手に取って弦に塗って準備するとの意から。
首縊りの足を引く(くびくくりのあしをひく)
首をくくって死のうとしている人の足を引っぱるような、むごいことをするたとえ。
我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
他人のことを考えず、自分の利益のみを優先して行動すること。また、自分に都合のよい理屈をこねること。[[我田引水*https://yoji.jitenon.jp/yojic/1264.html]]。
阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
人に隠れて行う事も、度重なると人に知られてしまうということのたとえ。 「阿漕が浦」は三重県津市東部の海岸で、伊勢神宮に奉納する魚を捕るため一般人は禁猟区であったが、ある漁夫がたびたび密漁を行い捕らえられたということから。
一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
非常に危険なことのたとえ。 「鈞」は重さの単位で約6.7キログラム。「千鈞」は非常に重いことのたとえ。 一本の髪の毛で、千鈞の重さがある物を引っ張ることから。
出る船の纜を引く(でるふねのともづなをひく)
あきらめられず、未練がましく振る舞うこと。 「纜」は、船を岸につなぐ綱のことで、出て行く船の纜を引っ張るとの意から。
鼠が塩を引く(ねずみがしおをひく)
小事が積み重なって大事になることのたとえ。また、ものが少しずつ減っていき、最後にはなくなってしまうことのたとえ。 鼠が盗んでいく塩は少量ずつだが、何度も盗まれているといつの間にか大量の塩が無くなってしまうことから。 「鼠が塩を嘗める」ともいう。
体を引く(たいをひく)
退く。後方へ下がる。
血の気が引く(ちのけがひく)
恐怖や緊張などにより、顔が青ざめる。 「血が引く」ともいう。 「血の気が失せる」ともいう。
注意を引く(ちゅういをひく)
人々の注意や関心をこちらに向けさせる。
後を引く(あとをひく)
物事の影響が、いつまでも残ること。とくに、悪い物事についていう。 また、飲食物などを引き続き欲してやめられなくなること。
血を引く(ちをひく)
祖先や親の気質や体質、身体的特徴などを受け継ぐこと。 「血を受ける」ともいう。
糸を引く(いとをひく)
表に出ないで、陰で自分の思い通りに人を動かす。 糸を引いて操り人形をうごかすことから。
手を引く(てをひく)
それまでやってきたことを止めて、関係を断ち切ること。
尾を引く(おをひく)
物事が一段落しても、その影響がいつまでも残ること。
気を引く(きをひく)
相手の気持ちをそれとなく探ること。 また、相手の関心を自分に向けさせようとすること。
後手を引く(ごてをひく)
相手に先を越され、受け身の立場になったり対応が遅れたりすること。
陰で糸を引く(かげでいとをひく)
自分自身は表に出ないで、裏で他人を意のままに動かすこと。 人形師が糸を引いて人形を操ることから。 「裏で糸を引く」ともいう。
引くに引けない(ひくにひけない)
引き下がりたいと思っても、立場や状況などから簡単には引き下がれない状態にあること。
人目を引く(ひとめをひく)
服装や態度などが目立っていて注目を集めること。
貧乏籤を引く(びんぼうくじをひく)
損な役割をさせられること。
耳目を引く(じもくをひく)
多くの人が意識を向けること。注意や関心を集めること。
風邪を引く(かぜをひく)
テープや絆創膏などの粘着力が弱まって、役に立たなくなることのたとえ。
金棒を引く(かなぼうをひく)
噂話などを大げさに触れ回ること。 「金棒」は、頭部に鉄輪を付けた棒のこと。昔、夜警などが棒を突き鳴らしながら歩いたことから。
幕を引く(まくをひく)
ものごとが終わること。
目を引く(めをひく)
他人の注意をむけさせる。
弓を引く(ゆみをひく)
目上の人に反抗する。楯突く。
線を引く(せんをひく)
はっきりとした境を決めて区別すること。
袖を引く(そでをひく)
他の人に気づかれないように誘ったり、注意を与えたりすること。
身を引く(みをひく)
ある立場や関係から退くこと。また、他人に譲るためや状況への配慮から、前に出るのを控えたり関与を避けたりすること。
引く手数多(ひくてあまた)
あちらこちらから声が掛かり、ぜひ迎えたいと望まれること。働き口や縁組みを探す場面で、方々から争って求められるさまをいう。
満を引く(まんをひく)
弓のつるを限度いっぱいまで引くこと。また、杯に酒を縁まで注いで飲み干すこと。

