灰吹き・灰吹とは
灰吹き
/灰吹
はいふき
言葉 | 灰吹き・灰吹 |
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読み方 | はいふき |
意味 | 煙草盆についている、吸い殻を入れるための竹製の筒。吐月峰(とげっぽう)。 |
類語 | 「吐月峰」 |
使用漢字 | 灰 / 吹 |
灰吹き・灰吹を含む故事・ことわざ・慣用句
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
金持ちは、財産を増やそうとしたり、減らすまいとしてけちになり、心が卑しくなるというたとえ。「灰吹き」はたばこの吸い殻を入れる竹筒のことで、吸い殻が溜まることと金が貯まることをかけている。
灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)
意外な所から意外なものが出ることのたとえ。また、ちょっとしたことから、とんでもないことが生じることのたとえ。「灰吹き」は、たばこの吸い殻入れる筒のことで、その筒から蛇が出るということから。
吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
けちん坊は、金を貯めれば貯めるほど遣うのが惜しくなり、よけい物惜しみして意地汚くなるということ。「吝ん坊」は、けちん坊。「灰吹き」は煙草の吸殻入れ。