自得とは
自得
じとく
言葉 | 自得 |
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読み方 | じとく |
意味 | 自分で努力して理解して習得すること。 行いの報いを自分で受けること。 自分で満足して誇らしげにすること。自惚れる。 |
活用 | 「―する」 |
使用漢字 | 自 / 得 |
自得を含む四字熟語
自業自得(じごうじとく)
自分が行ったことが自分に返ってくること。 悪い意味で使われることが多い。 自分の行動の善悪の業によって、苦楽の業を受けるという意味の仏教の因果の法則を表す言葉。
怡然自得(いぜんじとく)
心が落ち着いていて、満ち足りていること。 または、自分の心を理解し、喜び安らぐこと。 「怡然」は喜び楽しむ様子のこと。または、悩むことなく道理を理解する様子のこと。 「自得」は現在の自分に満足すること。または、自身の心の内側を自身で理解すること。 「怡然として自得す」とも訓読する。
深造自得(しんぞうじとく)
自身の力だけで学問を奥深くまで習得していること。 「深造」は学問の奥深い境地に至ること。 「自得」は独力で道を習得すること。
逍遥自得(しょうようじとく)
思うままに暮らして満ち足りていること。 「逍遥」は好きなようにぶらぶらすることから、気ままな暮らしを送ること。
「自」を含む言葉・熟語
- 腕自慢(うでじまん)
- 自惚れ・己惚れ(うぬぼれ)
- 自惚れる・己惚れる(うぬぼれる)
- 自ずから(おのずから)
- 自ずと(おのずと)
- 各自(かくじ)
- 自然(しぜん)
- 自然界(しぜんかい)
- 自然科学(しぜんかがく)
- 自然数(しぜんすう)
- 自然体(しぜんたい)
- 出自(しゅつじ)
- 自愛(じあい)
- 自慰(じい)
- 自意識(じいしき)
- 自衛(じえい)
- 自営(じえい)
- 自演(じえん)
- 自家(じか)
- 自戒(じかい)
- 自壊(じかい)
- 自覚(じかく)
- 自活(じかつ)
- 自害(じがい)
- 自学自習(じがくじしゅう)
- 自画像(じがぞう)
- 自棄(じき)
- 自記(じき)
- 自給(じきゅう)
- 自供(じきょう)
「得」を含む言葉・熟語
- 有り得べき・有得べき(ありうべき)
- あり得る・有り得る(ありうる・ありえる)
- あり得ない・有り得ない(ありえない)
- 一得(いっとく)
- 得る(うる)
- 得難い(えがたい)
- 得体・為体(えたい)
- 得たり(えたり)
- 得手(えて)
- 得てして(えてして)
- 会得(えとく)
- 得物(えもの)
- 得る(える)
- 買い得(かいどく)
- 獲得(かくとく)
- 勝ち得る・勝得る・贏ち得る(かちえる)
- 感得(かんとく)
- 既得(きとく)
- 心得(こころえ)
- 心得顔(こころえがお)
- 心得違い(こころえちがい)
- 心得る(こころえる)
- ごて得(ごてどく)
- 収得(しゅうとく)
- 拾得(しゅうとく)
- 修得(しゅうとく)
- 習得(しゅうとく)
- 取得(しゅとく)
- 生得(しょうとく・せいとく)
- 所得(しょとく)