一切とは
一切
いっさい

言葉 | 一切 |
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読み方 | いっさい |
意味 | 例外なくすべて。全部。全然。まったく。 |
例文 | 「―の責任を負いかねます」「当時の写真は―残っていない」 |
使用漢字 | 一 / 切 |
一切を含む四字熟語
一切合切(いっさいがっさい)
全部。全て。 「一切」と「合切」はどちらも全部や残すことなく全てという意味。同じ意味の言葉を重ねて強調したもの。 「一切合財」とも書く。
一切有情(いっさいうじょう)
この世に生きとし生けるものすべてのこと。特に、人間のこと。 「一切」はすべてのこと。 「有情」は生きているもののこと。 仏教用語。
一切衆生(いっさいしゅじょう)
この世に生きるすべてのもの。特に、人間のこと。 「一切」はすべての意。 「衆生」はすべての生物の意。 仏教用語。
一切即一(いっさいそくいち)
全体は個の中にあり、また個一つ一つの中に全体があること。 個と全体は相即しているという考え方。 または、このように考えれば人生や世界を正しく把握できるという教え。 「一切」はすべてのこと。 仏教用語。
一切皆空(いっさいかいくう)
この世の全て事象には実体がなく、全て空であるということ。 仏教の言葉で、「一切」は全てという意味の言葉。
一切皆成(いっさいかいじょう)
この世の全ての生き物は、仏になることのできる可能性を秘めているという考え。 「一切皆成仏」を略したもの。
「一」を含む言葉・熟語
- 朝一(あさいち)
- 一握(いちあく)
- 櫟・一位(いちい)
- 一位(いちい)
- 一意(いちい)
- 一尉(いちい)
- 一葦(いちい)
- 一囲・一圍(いちい)
- 一一(いちいち)
- 一溢米(いちいつべい・いちいつのこめ)
- 一因(いちいん)
- 一員(いちいん)
- 一院(いちいん)
- 一院制(いちいんせい)
- 一宇(いちう)
- 一円・一圓(いちえん)
- 一応・一應・一往(いちおう)
- 一概・一槩(いちがい)
- 一概に(いちがいに)
- 一月(いちがつ)
- 一丸(いちがん)
- 一眼(いちがん)
- 一機軸(いちきじく)
- 一休沐(いちきゅうもく・いつきゅうもく)
- 一義(いちぎ)
- 一儀(いちぎ)
- 一議(いちぎ)
- 一隅(いちぐう)
- 一見識(いちけんしき)
- 一芸(いちげい)
「切」を含む言葉・熟語
- 哀切(あいせつ)
- 足切り(あしきり)
- 厚切り(あつぎり)
- 泡切れ(あわぎれ)
- 言い切る(いいきる)
- 息切れ(いきぎれ)
- 息急き切る(いきせききる)
- 糸切り歯(いときりば)
- 薄切り(うすぎり)
- 歌切れ(うたぎれ)
- 打ち切り(うちきり)
- 打ち切る(うちきる)
- 裏切り(うらぎり)
- 裏切る(うらぎる)
- 売り切る・売切る(うりきる)
- 売り切れ(うりきれ)
- 売り切れる(うりきれる)
- 追い切り(おいきり)
- 大切り(おおぎり)
- 押し切り(おしきり)
- 押し切る(おしきる)
- 思い切った(おもいきった)
- 買い切る・買切る(かいきる)
- 掛かり切り・掛り切り(かかりきり)
- 角切り(かくぎり)
- 貸し切り(かしきり)
- 貸し切る(かしきる)
- 金切り声(かなきりごえ)
- 紙切り(かみきり)