「雁」から始まる熟語・言葉 — 22 件
「雁」から始まる漢字を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
雁(かり・がん)
ハクチョウのなかまをのぞいた、体の大きいカモ科の水鳥をさす名。鴨より大きく、首と足が長い。羽の色は雄も雌も茶色みをおびて目立たず、草を食べる。足には水かきがあり、泳ぐのも達者。北半球の北のほうで子を育て、秋に日本へ来て冬をこし、春に帰る。マガンやヒシクイなどがおり、日本でよく見られるのはマガン。空をわたるときは、かぎ形や横一列にならんで飛ぶ。
雁・雁が音(かりがね)
ガンの鳴く声。
雁の使い・雁の便り・雁の玉章・雁帛・雁書・雁札(かりのたまずさ・かりのたより・かりのつかい・がんさつ・がんしょ・がんぱく)ことわざ辞典
便り、手紙のこと。 中国前漢の蘇武が、匈奴に捕らえられた時、自分の生存を知らせる手紙を雁の足に結んで放ったという故事から。 「雁札」「雁帛」「雁の使い」「雁の便り」「雁の玉章」ともいう。
雁股(かりまた)
矢じりの種類の一種。二又に開いていて内側に刃がついている。
雁瘡(がんがさ)
皮膚病の一種。冬に発症する湿疹や痒疹で、非常に強い痒みがある。雁が来る頃に発症して、帰る頃に治ることからいう。
雁がたてば鳩もたつ(がんがたてばはともたつ)ことわざ辞典
身のほども考えず、むやみに人まねしようとすること。渡り鳥である雁が飛び立つのを見て、遠くまで飛べない鳩も飛び立つことから。
雁が飛べば石亀も地団駄(がんがとべばいしがめもじだんだ)ことわざ辞典
身のほどもわきまえず、むやみに人のまねをしようとすること。 雁が飛び立つのを見て、自分も飛ぼうとした石亀が、飛べずにくやしがって地団駄を踏むことから。 単に「石亀も(の)地団駄」とも、「鷹が飛べば石亀も地団駄」「蛙が飛べば石亀も地団駄」ともいう。
雁木(がんぎ)
雁首(がんくび)
きせるの頭の部分。先にたばこを詰める火皿がついている。
雁首を並べる・雁首を揃える(がんくびをそろえる・がんくびをならべる)ことわざ辞典
その場に関係者が集まる様子。 「雁首」は人の首や頭の俗称。
雁行(がんこう)
雁が斜め方向に列になって飛ぶこと。また、その列。
雁信(がんしん)
遠くにいる人から届く、たより。手紙。
雁字搦め(がんじがらめ)
紐や縄などで様々な方向から何度も巻き付けて縛ること。
雁垂れ(がんだれ)
雁は八百、矢は三文・雁は八百、矢は三銭(がんははっぴゃく、やはさんせん・がんははっぴゃく、やはさんもん)ことわざ辞典
注ぎ込んだものはごく僅かなのに、手にする実りは桁違いに大きいこと。 一本三文の矢を放って、八百文の値がつく雁を仕留める。それほど割の合う商いをいう。「雁は八百、矢は三銭」ともいう。
雁は八百、矢は一筋・雁は八百、矢は三本・雁は八百、矢は三筋(がんははっぴゃく、やはさんぼん・がんははっぴゃく、やはひとすじ・がんははっぴゃく、やはみすじ)ことわざ辞典
狙うものは山ほどあるのに、手だてが足りないこと。また、あれこれ目移りして的を絞れないこと。転じて、迷いを捨てて一つに賭けること。 八百羽の雁が空を埋めているのに、手元の矢は三本しかない、という絵から出た言い方。 「雁は八百、矢は三筋」「雁は八百、矢は一筋」ともいう。
雁皮(がんぴ)
暖かい山地に生える低い木。夏、うすい黄色の小さな筒形の花が、枝先でまり状に寄り合って開く。皮からとった繊維は、つやのある上等な紙のもとになる。
雁皮紙(がんぴし)
雁皮の皮からとった繊維で漉いた紙。きめが細かくてつやがあり、しめり気に強く虫にも食われにくいので、古くから上等の紙として重んじられた。
雁擬き(がんもどき)
崩した豆腐に野菜などを加えて揚げた食品。雁の肉に味が似ていることからいう。
雁も鳩も食わねば知れぬ(がんもはともくわねばしれぬ)ことわざ辞典
自分の舌で確かめてはじめて、そのものの中身は言い当てられる。 雁の肉と鳩の肉は、目で見ているかぎりよく似ている。世の中の物事も同じことで、傍から品定めをしても当たらない。「雁も鳩も食うた者が知る」ともいわれる。
雁来紅(がんらいこう)
葉鶏頭の漢名。雁の飛来と、葉の色づく時期が重なることからの名。秋の季語。
雁来紅(はげいとう)
秋、茎の上のほうの葉が紅や黄に染まり、遠目には花が咲いたように見える草。花そのものは葉のつけ根につく淡い緑の小粒で、目立たない。鶏頭に似た色を葉で見せるのが名のもと。雁の渡ってくるころに色づくので「雁来紅」とも書く。庭に植えて眺める。
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