「阿」を含む熟語・言葉 — 67 件
「阿」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
阿吽・阿呍(あうん)
吐き出す息と吸い込む息。
阿吽二字(あうんにじ)四字熟語辞典
この世の全ての物事や現象の始まりと終わりの象徴。 または、物事の始めと終わり。 梵字では、「阿」は口を開いて出す初めの音、「吽」は口を閉じてから出す最後の音ということから。
阿吽之息(あうんのいき)四字熟語辞典
複数の人と同じことをするときに、お互いの調子や気持ちが一致すること。 「阿」は吐く息、「吽」は吸う息のことをいい、互いの呼吸が揃った様子をいう言葉。
阿吽の呼吸・阿呍の呼吸(あうんのこきゅう)ことわざ辞典
互いの絶妙な気持ちや調子のこと。また、それがぴったり合うこと。「阿」は吐く息、「吽」は吸う息のことで呼吸の調子が合う意から。
阿嬌(あきょう)ことわざ辞典
美しい女性。若く可憐な娘。 「阿」は人名の前に添えて親しみを表す接頭語。「嬌」は、漢の武帝の后・陳氏の幼名に由来し、そこから美しい女性の意に用いられるようになった。
阿衡の佐(あこうのさ)ことわざ辞典
君主のかたわらにあって国の舵取りを担う、力量のある臣下。また、その働き。 殷の湯王が伊尹に与えた職名「阿衡」から出た言い方。
阿衡之佐(あこうのさ・あこうのたすけ)四字熟語辞典
賢い家臣や、宰相が政治の補佐をすること。 または、その人のこと。 「阿衡」は中国の殷の賢臣の伊尹が就いた官職の名前。 「佐」は手助けすること。
阿漕(あこぎ)
ひどくずうずうしい手段のこと。しつこいこと。厚かましいこと。
阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)ことわざ辞典
人に隠れて行う事も、度重なると人に知られてしまうということのたとえ。 「阿漕が浦」は三重県津市東部の海岸で、伊勢神宮に奉納する魚を捕るため一般人は禁猟区であったが、ある漁夫がたびたび密漁を行い捕らえられたということから。
阿古屋貝(あこやがい)
「真珠」を作らせるために養う二枚貝。
阿修羅(あしゅら)
インド神話の神の一柱。帝釈天に逆らった悪神とされている。仏教では仏法の守護神とされている。修羅。
阿闍梨(あじゃり)
軌範となり、師とあがめられるべき徳の高い僧。
四阿・阿舎(あずまや)
壁のない小さな建物。公園などに設置して休憩所として使うもの。亭。
曲学阿世・阿世曲学(あせいきょくがく・きょくがくあせい)四字熟語辞典
学問の正当な道理を歪め、権力や世間の意向、時流に迎合し、好意を買うためにへつらうこと。 「阿世」は世間の好意を得るために迎合する様子。 「曲学」は正道から逸脱した学問。 「曲学阿世」ともいう。
阿茶羅漬・阿茶羅漬け(あちゃらづけ)
野菜や果物の漬物。大根やかぶなどを薄く切り、酢・酒・しょうゆ・砂糖・とうがらしなどを混ぜたものに漬けた食品。
阿堵物(あとぶつ)ことわざ辞典
金銭のこと。「阿堵」は「この」の意。中国、晋の王衍が金銭を忌んで「この物」と呼んだという故事から。
阿婆擦れ(あばずれ)
他人への遠慮や配慮がない図々しい性格。また、そのような女性。
阿鼻(あび)
仏教の八大地獄のうちの一つ。阿鼻地獄の略。
阿鼻叫喚(あびきょうかん)四字熟語辞典
非常に無残でむごい様子のこと。 「阿鼻」は仏教の八大地獄の一つで最下層にあるとされる阿鼻地獄、または無間地獄のことで、そこに落ちたものが様々な苦痛を受けて泣き喚くということから。
阿鼻地獄(あびじごく)四字熟語辞典
仏教の八大地獄のうちの一つ。 大罪を犯した者が死後落ちる場所で、絶え間なく責め苦を受け続けるという八大地獄の中で最下層にある地獄のこと。
阿付・阿附(あふ)
へつらい従うこと。気に入られようとして、機嫌を取ったり、言うことを聞いたりすること。
阿附迎合(あふげいごう)四字熟語辞典
相手に気に入られようと、相手の言うことを何でも聞き、媚びて機嫌をとること。 「阿附」は人に気に入られようとして、機嫌を取ったり、言うことを聞いたりすること。 「迎合」は相手の言うことを何でも聞くこと。
阿附雷同(あふらいどう)四字熟語辞典
自分の考えなどなく、周りの意見にむやみに同調すること。 「阿附」は自分の考えなく他人の意見に賛同すること。 「雷同」は雷の轟きで、物が共振するということ。
阿片(あへん)
熟していない芥子の実から分泌される乳液を乾燥させた茶色の粉。主成分としてモルヒネを含んでいる麻薬。鎮痙・鎮痛作用があるため薬としても使われる。
阿片窟(あへんくつ)
禁止された阿片を人知れず吸わせるための秘密の場所。
阿呆・阿房(あほ)
考えが足りない様子。また、そのような人。馬鹿。
阿呆・阿房(あほう)
考えが足りない様子。また、そのような人。馬鹿。
阿呆臭い(あほうくさい・あほくさい)
関わっても得るものが無いと思えるほど、くだらない。馬鹿らしい。
阿呆鳥・阿房鳥(あほうどり)
二メートルを超える翼を広げ、羽ばたかずに海の風に乗って飛ぶ大形の鳥。全身は白く、翼と尾の先が黒い。人を恐れず陸では動きが鈍いのでこの名がついた。羽毛をとる乱獲で数を減らし、いまは手厚く守られている。
阿保之功(あほうのこう・あほのこう)四字熟語辞典
子供を育て上げた功績。 貴族などの、高い身分の人の子の子守りをする人の功績をいう。 「阿保」は子供を危険から守ったり、一緒に遊んだりすること。
阿呆の三杯汁(あほうのさんばいじる)ことわざ辞典
汁を何杯もお代わりして恥じない、行儀知らずをそしっていう言葉。また、思慮の足りない者ほど人一倍食べたがるということ。 汁の替えは二杯までがたしなみで、三杯目に手を出すのは分別のない者のすることだ、という意から。 「阿呆の三杯汁」ともいう。
阿呆の煮え太り(あほうのにえぶとり)ことわざ辞典
つまらないものほど世間に溢れていることのたとえ。 不味いものに限って、煮ると量ばかりが増えるという意から。 「まずい物の煮え太り」「独活の煮え太り」「阿呆の煮え太り」などともいう。
阿呆陀羅経(あほだらきょう)
経文を読むように節をつけてうたう時事を風刺する内容の俗謡。江戸時代に物乞いをする僧が行った。
阿保の大食い(あほのおおぐい)ことわざ辞典
愚か者にかぎって大食をするということ。また、食事の作法をわきまえないことを非難していう言葉。 「阿保の大食い」ともいう。
阿呆らしい(あほらしい)
まじめに取り合う気にもなれないほど、くだらない。
阿傍羅刹・阿坊羅刹・阿旁羅刹・阿防羅刹(あぼうらせつ)四字熟語辞典
地獄にいるとされている獄卒、牛頭のこと。 「阿防」は人の体に牛の頭を持つ牛頭。 「羅刹」は人を食べる悪鬼の別名。 「阿防」は「阿傍」、「阿旁」、「阿坊」とも書く。
阿弥陀(あみだ)
極楽浄土にいて全ての人々を救うとされる仏。名前を唱えることで全ての人が極楽へ往生できるとされている。阿弥陀仏。阿弥陀如来。
阿弥陀被り(あみだかぶり)
帽子や笠などを、うしろに傾けて被ること。
阿弥陀籤(あみだくじ)
人数分の線を引き、その先端に当たりや外れなどを記し、それぞれの人が別の線を選んで引く籤。
阿弥陀の光も金次第・阿弥陀の光も銭次第・阿弥陀も銭で光る(あみだのひかりもかねしだい・あみだのひかりもぜにしだい・あみだもぜにでひかる)ことわざ辞典
金の力は絶大だというたとえ。 阿弥陀仏の御利益も供える金の多少に影響されるということから。 「阿弥陀の光も銭次第」「阿弥陀も銭で光る」ともいう。
阿爺下頷(あやあがん・あやかがん)四字熟語辞典
物事を見分けることができない愚かな人のたとえ。 または、間違いのこと。 「阿爺」は父親のこと。 「下頷」は下あごのこと。 愚かな人が、戦死した父親の遺骨を探しに戦地に行き、馬の鞍(くら)の破片を父親の下あごの骨と思い込んで大切に持ち帰ったという故事から。
阿諛(あゆ)
相手の機嫌をとること。相手の気に入るように振る舞うこと。おべっかをつかうこと。へつらうこと。
阿諛曲従(あゆきょくしょう)四字熟語辞典
相手に気に入られようとして、相手の言うことを何でもきいて機嫌をとること。または、そのための言動。 「阿諛」は気に入られようと振る舞う。 「曲従」は気に入られるために、自分の意思を曲げてまでして従う。
阿諛傾奪(あゆけいだつ)四字熟語辞典
権力者に媚びて他人を失脚させ、地位などを奪うこと。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「傾奪」は他人を陥れて地位などを奪うこと。
阿諛迎合(あゆげいごう)四字熟語辞典
相手に気に入られるために、媚びて機嫌を取ること。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「迎合」は相手の気に入るように調子を合わせること。
阿諛追従(あゆついしょう)四字熟語辞典
相手に気に入られるために、お世辞を言ったり相手の言うことに従ったりして機嫌を取ること。 「阿諛」は気に入られるために機嫌を取ること。 「追従」は逆らわず言うとおりに従うこと。
阿諛便佞(あゆべんねい)四字熟語辞典
相手の気に入るように口先だけのうまいことを言って、調子を合わせること。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「便佞」は口ではうまいことを言いながら、誠意がまったくないこと。そのような人のこと。
阿羅漢(あらかん)
仏教で、尊敬や施しを受けるに相応しい者。修行の結果悟りを開いた者に与えられる、最高位の称号。羅漢。無学。
阿漉漉地・阿轆轆地(あろくろくじ)四字熟語辞典
物事がつまづいたり、止まったりせずに進んでいくこと。 または、詰まることなく、次から次へと言葉を発すること。 「轆轆」は車が回転するときに出る、ゴロゴロという音のこと。 「阿」と「地」は漢文の組み立てを助ける語のこと。助字。 車がくるくると回るように停滞することがない様子から。 「阿漉漉地」とも書く。
阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)ことわざ辞典
ある土地の風習は、他の土地にも移る。上の人の行いは、下の者も真似るようになるということ。また、どこの土地でも人情は変わらないということ。「阿波」は現在の徳島県、「讃岐」は香川県。
阿亀(おかめ)
額が広く、頬が膨れていて、鼻が低い女性の顔付き。また、そのような面。おたふく。
阿多福(おたふく)
額が広く、頬が膨れていて、鼻が低い女性の顔付き。また、そのような面。おかめ。
阿多福風・阿多福風邪(おたふくかぜ)
首の周囲が腫れ、おたふくのようになる病気。ムンプスウイルスの感染によって起こる感染症。流行性耳下腺炎。
阿鍋(おなべ)
「鍋」の丁寧語。
阿る(おもねる)
相手の顔色をうかがって、調子を合わせる。へつらう。
金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)ことわざ辞典
金の力が絶大であることのたとえ。 金銭は阿弥陀如来の威光にも匹敵するという意味から。
結構は阿呆のうち・結構は阿呆の唐名・結構は阿房の唐名(けっこうはあほうのうち・けっこうはあほうのからな)ことわざ辞典
角を立てまいとして何にでも頷いてしまう者は、結局は間抜けと見られ、つけこまれる。「唐名」は、言い換えた呼び名のこと。
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)ことわざ辞典
踏まれる側と拝まれる側に分かれてはいても、削り出された素はどちらも一本の幹だった。 扱いの高低は後から付いたもので、はじまりのところに上下はない。
呉下の阿蒙(ごかのあもう)ことわざ辞典
いつまでたっても昔のままで、少しも進歩のない人のこと。「呉下」は中国の呉地方、「阿」は親しみを表して人名に付ける語。魯粛が呂蒙に再会して、学問の上達の早さに驚き、呉にいた時の阿蒙ではないと言ったという故事から。
呉下阿蒙(ごかのあもう)四字熟語辞典
昔から全く進歩しない人のたとえ。または、学問や知識がない人のたとえ。 「呉下」は呉の国にいること。 「阿」は親しみを込めて人の名前の前につける言葉。 「蒙」は人の名前。 呉の国にいる蒙さんという意味から。 中国の三国時代、呉の魯粛が呂蒙と久しぶりに会うと、以前とは違って学識が非常に深くなっていて驚いたという故事から。
正直は阿呆の異名(しょうじきはあほうのいみょう)ことわざ辞典
融通のきかない正直は、世渡りがへたな愚か者のすることであるということ。
大根の皮取らぬ阿呆、生姜の皮取る阿呆(だいこんのかわとらぬあほう、しょうがのかわとるあほう)ことわざ辞典
大根は皮をむかないとまずい。生姜は皮をむくと食べるところが少なくなる。物事の適正を知らない愚か者のたとえ。
釣りする馬鹿に見る阿呆(つりするばかにみるあほう)ことわざ辞典
魚を釣る人も、そのそばで眺めている人も、そろって暇をむだにつぶしているものだと、釣り好きを冷やかしていう言葉。
諂佞阿諛(てんねいあゆ)四字熟語辞典
相手に気に入られるように振る舞うこと。 「諂佞」と「阿諛」はどちらもお世辞を言ったりして、気に入られるために振る舞うことで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
冬至十日経てば阿呆でも知る(とうじとおかたてばあほうでもしる)ことわざ辞典
冬至を十日も過ぎればめっきりと日が長くなるので、どんなに鈍い人でも気づくということ。
元の木阿弥(もとのもくあみ)ことわざ辞典
苦労してようやく持ち直したのに、結局は前のさえない状態へ逆戻りすること。戦国時代、大和の領主が亡くなったとき、跡継ぎが幼かったため死は伏せられ、声の似た目の不自由な木阿弥が床に就いて領主のふりをした。跡継ぎが成長して役目を解かれると、木阿弥はただの町人に返ったと伝わることから。
律儀は阿呆の唐名(りちぎはあほうのからな)ことわざ辞典
実直すぎるのは、愚かなことと同じだということ。「唐名」は別名の意。
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