陰暦で十月にめぐってくる、亥にあたる日。 中国の習わしが平安の宮中に伝わったもので、のちには炬燵を出し始める日ともされた。 西日本の村では稲の刈り入れを祝う日で、子どもらが丸い石や藁の束で地をたたいて回る。関東で十日夜(とおかんや)と呼ぶ行事も、これに近い。 冬の季語。 「亥の子の日にこたつを出す」
「亥の子餅」「亥の子の祝い」の略。 その日に搗く餅で、もと中国では大豆・小豆・胡麻など七種を混ぜて食べれば病まないとされた。これが平安の宮中へ入り、室町のころは白・赤・黄・栗・胡麻と、五いろを搗き分けた。 いのししが子を多く産むのにあやかる意もこもるという。
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