「沙」を含む熟語・言葉 — 47 件
「沙」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
沙・沙子(いさご)
砂(すな)のこと。和歌や文章で使う雅語で、特に粒のこまかいものをさす。
沙(すな)
岩がくだけてできた、ごく細かい粒。海辺や川原、砂漠などに広がる。地学では、直径二ミリから十六分の一ミリまでの粒をさす。
一盤散沙(いちばんさんさ)四字熟語辞典
人々の心がばらばらでまとまりがないこと。 「一盤」は一枚の皿のことで、国のたとえ。 「散沙」は散らばっている砂のことで、人々の心のたとえ。 皿の上に散らばった砂のようにまとまりがないということから。
烏瑟膩沙(うしつにしゃ)四字熟語辞典
仏の頭部にある特徴的な突起。悟りや知恵の象徴とされる。三十二相(仏の身体に備わる三十二の優れた特徴)の一つ。肉髻(にくけい)に同じ。
内沙汰(うちざた)
訴訟を起こさず、身内や親しい人だけで処理すること。
胡乱の沙汰(うろんのさた)ことわざ辞典
素性の知れない、うさんくさい取り沙汰のこと。 「胡乱」の「胡」は中国から見た北方の異民族を指す字で、その風習が不可解と映ったところから、あやしくて信の置けない意になったという。「沙汰」はここでは世間の評判をいう。
遠慮が無沙汰・遠慮は無沙汰(えんりょがぶさた・えんりょはぶさた)ことわざ辞典
遠慮もほどほどにしないと、かえって失礼になるということ。 先方に遠慮して訪問や連絡を控えすぎると、長期間付き合いが途絶えることとなり、かえって礼を欠くことになるとの意から。 「遠慮が無沙汰」ともいう。
音沙汰(おとさた)
手紙などで状況などを知らせること。知らせ。便り。
音沙汰が無い(おとざたがない)ことわざ辞典
何の便りもない。消息が不明である。
表沙汰(おもてざた)
隠しておきたいことが世間に広く知られるようになること。公沙汰。
隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)ことわざ辞典
秘密の話はこそこそ言わずに大きな声で話せということ。 ひそひそ話は人の好奇心をかきたて注意をひきやすいので、普通に話しているほうが目立たず秘密が守れるとの意から。
含沙射影(がんしゃせきえい)四字熟語辞典
陰険な方法で人を害すること。 「含沙」は水の中にいる虫のいさごむしのこと。 いさごむしが人の影に砂を吐くと、影に砂をかけられた人は高熱が出て死んでしまうとされていることから。 「含沙(がんしゃ)影を射る」とも読む。
気狂い沙汰・気違い沙汰(きちがいざた)
常識では考えられないような行動をすること。
金沙(きんしゃ)
恒河沙(ごうがしゃ)
恒河沙数(ごうがしゃすう)四字熟語辞典
極めて数が多く、数を数えることができないことのたとえ。 「恒河」はインドのガンジス川のこと。 「沙数」は砂の粒の数。 ガンジス川の砂のように多いということから。 「恒河沙」や「恒沙」とも略す。
恒沙(ごうしゃ)
数が非常に多いことのたとえ。「恒河沙」を略したもの。
沙蚕(ごかい)
海釣りの餌としてよく使われる環形動物。体は細かい節がひも状に連なり、節ごとに毛の生えた小さな足が左右へ突き出す。河口や湾の奥の泥にもぐってすむ。
御無沙汰(ごぶさた)
しばらく相手と連絡をとっていなかったり、会っていなかったりしていないこと。また、その時の挨拶の言葉。
沙塵(さじん・しゃじん)
細かい砂が舞って煙のようになったもの。砂埃。砂煙。
沙汰(さた)
もめごとをさばいて、けりをつけること。
沙汰の限り・沙汰の限りに非ず(さたのかぎり・さたのかぎりにあらず)ことわざ辞典
言い分を聞くまでもなく、頭から取り合う気になれない振る舞い。 良し悪しを量る段階を、とうに通り越している。 「沙汰」は、物事の是非を取り上げて決めること。
沙汰止み(さたやみ)
計画などが途中で駄目になること。おながれ。
沙中の偶語(さちゅうのぐうご)ことわざ辞典
臣下たちが集まって、密かに謀反の相談をすること。 中国の漢の高祖は、天下を取った後に臣下たちが砂地に集まって話しているのを見つけ、不審に思って調べさせると謀反の相談をしていたという故事から。 「沙中」は砂地。 「偶語」は互いに向かい合って話し合うこと。
沙中偶語(さちゅうのぐうご)四字熟語辞典
臣下同士で謀反を起こす相談をすること。 「沙中」は人のいない砂地のこと、「偶語」は向かい合って話し合うこと。 古代中国の漢の君主の劉邦の時代に、功績を上げていても褒賞がもらえずに、他に人のいない砂地で、臣下たちが謀反の相談をしていたという故事から。
沙漠(さばく)
植物がほとんど生えていない砂や石ばかりの地。
沙羅(さら・しゃら)
釈迦が亡くなったとき、そのまわりに立っていたと伝えられる木。無常のたとえとして「平家物語」などに詠まれてきた。インドに自生する常緑の大木で、三十メートルほどに育ち、淡い黄色の小さな花をつける。沙羅双樹。日本では、初夏に白い花を開く夏椿をこの名で呼ぶこともある。
沙羅双樹(さらそうじゅ・しゃらそうじゅ)四字熟語辞典
八十歳で入滅した釈迦の寝床にあった沙羅の木のこと。 「沙羅」は植物の名前。 釈迦が入滅したときに、釈迦の寝床の四方に二本ずつあった常緑樹である沙羅の木が、釈迦の入滅を悲しんで、一本ずつ枯れたとも、全ての木が白くなって枯れたとも言われている伝説のこと。 日本では『平家物語』の冒頭の句として有名。 「砂羅双樹」とも書く。
沙弥(しゃみ)
仏教で、髪をそって仏の道に入り、十戒を守りながら修行している、見習いの段階の男の僧。僧としてのきまりをすべて授けられて比丘になるより前の者をいう。
沙弥から長老(しゃみからちょうろう)ことわざ辞典
下積みの段階をいくつも飛び越して、いきなり高い位に就くこと。 「沙弥」は髪を下ろして間もない見習いの僧、「長老」は寺を束ねる高位の僧。その間に横たわるいくつもの位を、ひととびに越えてしまうことをいう。
沙弥から長老にはなれぬ(しゃみからちょうろうにはなれぬ)ことわざ辞典
どんなことにも踏むべき段があり、それを飛ばして先へは行けないということ。 入門したばかりの沙弥が、いきなり寺を束ねる長老になれるわけがない、という言い方。一足飛びの出世をいう「沙弥から長老」を、そのまま打ち消した形である。
沙門(しゃもん)
世間との関係を断ち切って仏教の修行をする人。僧侶。
地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)ことわざ辞典
この世の事は、すべて金の力でどうにでもなるということのたとえ。 地獄の裁判も金を出せば有利になるとの意から。
泥沙(でいさ)
取り沙汰・取沙汰(とりざた)
世間で噂すること。また、その噂。
熱沙(ねっさ)
嚢沙之計(のうしゃのけい)四字熟語辞典
漢の将軍「韓信」が行った水攻めのこと。 「嚢沙」は土嚢のことで、土嚢を使って川の上流で水をせき止めて、敵が川を渡るのを見計らい土嚢を外し、下流に一気に水を流して、多くの敵を倒したという策略。
白沙青松(はくさせいしょう・はくしゃせいしょう)四字熟語辞典
海岸の美しい景色を言い表す言葉。 「白砂」は白い砂、「青松」は青々と生い茂った松の林のことで、主に日本の美しい海岸線のことをいう。 「白沙青松」とも書く。
沙魚(はぜ)
ハゼ亜目の魚の総称。近海や河口付近にすむ。
不沙汰・無沙汰(ぶさた)
平沙万里(へいさばんり)四字熟語辞典
非常に大きい砂漠のこと。 「平沙」は平坦で広大な砂原のこと。 「沙」は”砂”と同じ意味。 「万里」ははるか遠くまで広がっている様子。
平沙落雁(へいさらくがん)四字熟語辞典
干潟に降り立つ雁の群れのこと。 中国の山水画の伝統的画材である瀟湘八景の中の一つ。 琴曲の名前などにも用いられている言葉。 「平沙」は平坦で広大な砂原のこと。 「沙」は”砂”と同じ意味。
仏の沙汰も銭(ほとけのさたもぜに)ことわざ辞典
この世は金次第でどうにでもなるということのたとえ。 仏がその人を救うかどうかさえも寄付した金銭の多さで変わるということから。
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
世の取り沙汰は人に言わせよ(よのとりざたはひとにいわせよ)ことわざ辞典
取り沙汰というものは、押さえつけたところで収まらない。語りたい者には語らせておき、こちらは意に介さずにいればよい。
世の取り沙汰も七十五日(よのとりざたもしちじゅうごにち)ことわざ辞典
世間の噂は長く続かず、やがて忘れられるということ。 噂話も七十五日ほどたてば下火になり、人々の口にのぼらなくなるという意から。
流沙(りゅうさ・りゅうしゃ)
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