「楽」の意味・類語・対義語

「楽」(らく)の意味・読み方を解説します。類語・対義語・連想語もあわせて確認できます。
楽
らく
| 言葉 | 楽 |
|---|---|
| 読み方 | らく |
| 意味・例文 |
|
「楽」の類語(同義語)・言い換え
「楽」の別の言い方や言い換え、近い意味を持つ言葉の一覧です。
「楽」の対義語(反対語)
- らく楽

- あい哀
- らく楽

- く苦
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「楽」の関連語・連想語
「楽」で使われている漢字
「楽」を含む四字熟語
「楽」を含む故事・ことわざ・慣用句
苦あれば楽あり(くあればらくあり)
苦しい時期を過ごせば、そのあとに楽な時が巡ってくるということ。 苦ばかりが続きはしないという側から言い、辛抱していればよい時が来ると人を励ますときに使う。 「楽あれば苦あり」のあとに続けてもいう。
楽あれば苦あり(らくあればくあり)
楽な思いをしたあとには、その分の苦労が待っているということ。 楽ばかりが続きはしないという側から言い、今の安楽に気を緩めるなというときに使う。 江戸いろはがるたの一つ。 後ろに「苦あれば楽あり」を添えて、「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」の形でも使う。
楽隠居楽に苦しむ(らくいんきょらくにくるしむ)
楽隠居は何もすることがないので、かえって苦痛を感じるものである。気楽な暮らしも、毎日では暇を持て余してしまうというたとえ。
楽は苦の種、苦は楽の種(らくはくのたね、くはらくのたね)
いま楽をすれば後でその報いの苦しみを受け、いま苦しみに耐えれば後で楽な日が来るということ。 目の前のつらさは、先々の安らぎにつながる下地なのだから、投げ出さずにこらえよという教え。
親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
一代目が苦労して蓄えた身代は、二代目が安楽に使い減らし、三代目には何も残らないということ。 築いた者の辛苦を知らない代が続くうちに、家産は細っていくという見方。
食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
貧しい暮らしでも、気楽で穏やかに暮らしていることのたとえ。
我が家、楽の釜盥(わがいえ、らくのかまだらい)
盥(たらい)を買えずに釜で代用しているような貧乏な暮らしをしていても、我が家ほど楽しい所はないということ。
人の苦楽は壁一重(ひとのくらくはかべひとえ)
壁一枚へだてた隣家の暮らしぶりさえ分からないように、よその人の喜びや悩みは、自分にとっては縁の遠いものだということ。
君子の三楽(くんしのさんらく)
徳のそなわった人が心から楽しむ三つのもの。父母と同胞がそろって息災であること、おのれの行いに一点の疚しさもないこと、すぐれた素質の若者を導き育てること。
寝るほど楽はない(ねるほどらくはない)
世の中で、のんびり寝ることほど楽なことはないということ。
歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
喜びや楽しみが極まると、あとは悲しみの情が生じるということ。
苦する良かろう楽する悪かろう(くするよかろうらくするわるかろう)
いま苦労すれば将来はよくなり、あとで楽ができるが、いま楽をして遊んで暮らせば、あとで苦労しなければならないということ。
苦は楽の種(くはらくのたね)
今の苦労は将来の幸福につながるということ。
百日の労、一日の楽(ひゃくにちのろう、いちにちのらく)
働くばかりではなく、たまには休むほうがよいということ。 百日も働いたら、一日くらいゆっくり休養したほうがよいとの意から。
貧の楽は寝楽(ひんのらくはねらく)
貧しい人の楽しみは寝ることであるということ。 または、貧しい人は盗まれるものがないので安心して寝られるということ。
祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
金持ちも長続きはしないことのたとえ。 祖父が苦労して財産を築き、子が楽をして、孫は乞食になるほどに落ちぶれるということから。
楽人楽を知らず(らくじんらくをしらず)
苦しい目にあったことのない人には、気楽に暮らせることの値打ちが分からないということ。 苦労を味わってこそ、安らかな暮らしのありがたみに気づけるという戒め。
橘中の楽しみ(きっちゅうのたのしみ)
碁や将棋に興じるひととき。 たわわに実った橘を割ってみると、老人が二人、盤をはさんで向かい合っていた。
聞くは法楽(きくはほうらく)
話を聞く分には銭がかからないのだから、まあ聞いていけと勧めるときの言葉。 法楽はもと法会で神仏を慰める読経や音楽のことで、勧進の場では誰でも聞けたところから、ただで得られる楽しみの意になった。
死ぬほど楽はない(しぬほどらくはない)
この世で生きていくのは面倒なことや苦しいことの連続で、それに比べれば死んでしまうのがいちばん楽だ、という意。生きるつらさをこぼす場面で用いる。 「死ぬほど」は「とても」と程度を強める使い方ではない。「死ぬことほど」と他と比べる使い方で、句全体は「死ぬことにまさる楽はない」と読む。 形のよく似た句に[[寝るほど楽はない*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2142.php]]もあるが、これは横になって休むときの気楽さをいう句。反対に、命があればこそ運が開けることもあるとして死を損と見る句には[[死ぬ者貧乏*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1027.php]]がある。
