「三」を含む言葉
「三」を含む言葉 — 91 件
丑三(うしみつ)
十二支で時間を表した丑の刻を四つに分けた三つ目の時間。現在の午前二時からの三十分の時間をいう。
丑三つ(うしみつ)
十二支で時間を表した丑の刻を四つに分けた三つ目の時間。現在の午前二時からの三十分の時間をいう。
お三時(おさんじ)
午後三時くらいに食べる軽い食べ物。「おやつ」の別称。
御三時(おさんじ)
午後三時くらいに食べる軽い食べ物。「おやつ」の別称。
お三どん(おさんどん)
家で家族の世話を行う女性。
御三どん(おさんどん)
家で家族の世話を行う女性。
駆け付け三杯(かけつけさんばい)
酒宴に遅刻した人に酒を三杯飲ませる罰。
元三(がんざん)
元日。年、月、日、三つの元という意味から。
御三家(ごさんけ)
江戸時代の徳川家に連なる尾張、紀伊、水戸の三家の敬称。
五十三次(ごじゅうさんつぎ)
江戸と京都を結ぶ東海道にあった五十三の宿場の総称。「東海道五十三次」の略称。
再三(さいさん)
同じ事を何度も繰り返し行う。二度も三度も。再再。
三毬杖(さぎちょう)
昔、正月の一五日および一八日に宮中で行われた、悪魔祓いとしての火祭り。現在では「どんど焼き」として残っている。
三尉(さんい)
自衛官の階級の略称の一つ。三等陸尉、三等空尉、三等海尉の略称。
三猿(さんえん)
三種類の猿の像。両手で目、耳、口をそれぞれが押さえている。見ざる、聞かざる、言わざるを表す。
三回忌(さんかいき)
人が死んでから二年後の命日。また、その日に行う法要。三周忌。三年忌。
三角(さんかく)
角が三つあること。また、そのような形。
三角関数(さんかくかんすう)
直角三角形の直角でない角の角度で決まる関数。サイン・コサイン・タンジェント・コタンジェント・セカント・コセカントの六つがある。
三角巾(さんかくきん)
正方形の布を対角線上に折り曲げて三角形にしたもの。応急処置などで包帯として使う。
三角形(さんかくけい)
三つの直線で囲まれた図形。三つの頂点と辺、角がある。
三角州(さんかくす)
河川によって運ばれた土砂が河口に堆積してできた三角形の低地。デルタ。
三角測量(さんかくそくりょう)
三角法を使って行う測量。
三角点(さんかくてん)
三角測量を行う時に規準とする点。目印として石を置く。
三角波(さんかくなみ)
進む方向が異なる波が重なってできる三角形の高い波。台風の中心などで起こる。
三界(さんがい)
仏教で、全ての生物が生まれ変わって巡り続けるとされる三つの世界。欲界・色界・無色界の三つをいう。
三曲(さんきょく)
琴・三味線・尺八(または胡弓)の三種の和楽器。または、それらによる合奏。
三業(さんぎょう)
料理屋・待合・芸者屋の三つの業種を総称した言い方。
三権(さんけん)
国家を運営する上での三つの基本的な権限。立法権・行政権・司法権の総称。
三弦(さんげん)
「三味線」の別称。
三絃(さんげん)
「三味線」の別称。
三后(さんこう)
太皇太后・皇太后・皇后の総称。
三五(さんご)
陰暦の十五日の夜。特に、八月十五日の夜。「三五夜」の略称。
三叉(さんさ)
三つの方向に分かれていること。また、そのような分かれ方や形状。
三彩(さんさい)
複数の色釉(いろゆう)を使って加飾した陶器の称。三彩と呼ばれるが、実際には二色や四色を用いたものも多く、必ずしも三色とは限らない。
三才(さんさい)
天・地・人という三つの才(はたらき)を示す言葉。転じて宇宙に存在する万物の総称。
三下り(さんさがり)
三味線の調子の一つで、第三弦を一音下げたもの。
三下がり(さんさがり)
三味線の調子の一つで、第三弦を一音下げたもの。
三思(さんし)
繰り返し何度も考えること。
三七日(さんしちにち)
二十一日間。三週間。
三社(さんしゃ)
神道において特に重要とされる三つの神社。伊勢神宮・石清水八幡宮・加茂神社(または春日大社)を指す。
三者(さんしゃ)
三人の人物、または三つの物事。
三舎(さんしゃ)
古代中国で、軍隊が三日間に行軍する距離の単位。約六十キロメートル。
三種(さんしゅ)
三つの種類。
三唱(さんしょう)
三度繰り返して唱えること。
三色(さんしょく)
三種類の色。
三食(さんしょく)
朝・昼・晩の一日に三回とる食事。または、三回分の食事。
三振(さんしん)
野球で、打者がストライクを三つ取られて、アウトになること。
三線(さんしん)
沖縄県や奄美群島で用いられる伝統的な弦楽器。三本の弦を持ち、胴に蛇の皮を張る。民謡の伴奏などに使われ、三味線の源流ともされる。
三時(さんじ)
昼食と夕食の間の午後三時ごろにとる軽い食事。または、その時刻。
三次元(さんじげん)
縦・横・高さの三つの方向に広がりを持っていること。
三重(さんじゅう)
三つのものが重なっていること。または、三つに重ねること。
三乗(さんじょう)
同じ数を三回かけあわせること。「a × a × a」の形で表され、「a³」とも書く。立方とも呼ばれる。
三助(さんすけ)
銭湯で、客の背を流したり湯を調整したりする男の下働き。
三聖(さんせい)
孔子・釈迦・キリストの三人の聖人。
三世(さんぜ)
仏教で、前世・現世・来世の三つの世のこと。または、過去・現在・未来のこと。
三太郎(さんたろう)
愚鈍な者をからかっていう言葉。
三嘆(さんたん)
繰り返し深く嘆くこと。
三歎(さんたん)
繰り返し深く嘆くこと。
三代(さんだい)
父・子・孫の三つの世代。
七五三(しちごさん)
子どもの成長を祝う行事。男は三歳と五歳、女は三歳と七歳の十一月十五日に氏神などに参拝し、事故や病気がないことに感謝してこれからの成長を願うもの。
七三(しちさん)
全体を七割と三割の二つに分けること。
七五三飾(しめかざり)
正月に玄関や神棚などにしめ縄を飾ること。また、その飾るもの。
三味(しゃみ)
日本の弦楽器の一つ。「三味線」の略称。
三味線(しゃみせん)
日本の弦楽器の一つ。三本の弦を撥で弾いて演奏する。棹は細長く、銅の部分に猫や犬の皮を張る。浄瑠璃や俗曲などの演奏で使う。
十三夜(じゅうさんや)
陰暦の十三日の夜。特に陰暦の九月十三日をいう。
第三(だいさん)
三番目。
第三階級(だいさんかいきゅう)
フランス革命当時の、第一階級(聖職者)や第二階級(貴族)に対して、市民や農民、職人などの総称。第三身分。
第三紀(だいさんき)
地質時代の旧区分の一つ。哺乳類や被子植物が栄え、地層から現生生物に近い生物の化石が出る時代。
第三国(だいさんごく)
当面する事柄になどに関係していない国。
第三者(だいさんしゃ)
当面する事柄などに関係していない人。
第三次産業(だいさんじさんぎょう)
産業分類の一つ。主にサービスを提供する産業が含まれる。商業・運輸通信業・金融業などのほか、日本では電気や水道業なども含まれる。
第三勢力(だいさんせいりょく)
当面する事柄などに関係していない勢力。対立する二勢力のどちらにも属さない勢力。
第三世界(だいさんせかい)
第一世界(西側先進諸国)や第二世界(東側社会主義諸国)に対して、アジア・アフリカ・中南米などの発展途上国の呼称。
第三セクター(だいさんせくたー)
おもに地域開発などを行うために、第一セクター(国や地方公共団体)と第二セクター(民間企業)との共同出資により設立される事業体。
第三帝国(だいさんていこく)
ヒトラーが支配していた、ナチス統治下のドイツ。一九三三年成立、一九四五年解体。
第三人称(だいさんにんしょう)
他称。人称のひとつで、話し手と聞き手以外の話に上がってくる人や物などの名詞。また、名詞で表せる出来事など。
第三の火(だいさんのひ)
第一の火(燃焼)や第二の火(電熱)に対して、原子力。
第三身分(だいさんみぶん)
フランス革命当時の、第一階級(聖職者)や第二階級(貴族)に対して、市民や農民、職人などの総称。第三階級。
重三(ちょうさん)
三が重なる意から、陰暦三月三日。また、その日の節句。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)
江戸日本橋を起点に、太平洋沿いに京都へ至る東海道の経路にあった、五三の宿場。
二三(にさん)
二つか三つほど。いくつか。ちょっと。