「天蚕」の意味

「天蚕」(てんさん)の意味・読み方を解説します。
天蚕
てんさん
| 言葉 | 天蚕 |
|---|---|
| 読み方 | てんさん |
| 意味 | ヤママユ(山繭)とも、ヤママユガ・ヤマコ(山蚕)とも呼ばれる大形のガで、ヤママユガ科に入る。はねを広げると十数センチにもなり、色は黄みがかった茶色から赤茶色、黒っぽい茶色まで一匹ごとに違う。四枚のはねの真ん中に、目玉のような丸い模様が一つずつある。もとから日本に住む種類で、全国の林に見られる。幼虫は緑色の太い芋虫で、クリやクヌギ、コナラといった木の葉を食べて大きくなり、葉と葉のあいだに、黄緑色をした大きな繭をこしらえる。成虫が現れるのは年に一度、夏から秋の初めごろで、冬は卵のまま越す。繭からは、つやがあって丈夫な、染料に染まりにくい糸がとれ、天蚕糸(てんさんし)と呼んで織物に使う。蚕と違って家の中では育たないので、糸をとるときは、クヌギなどの林を網で囲い、その中に放して育てる。 |
