「唯」を含む言葉(熟語)
唯を含む言葉の一覧です。
五十音順に表示しています。
唯唯(いい)
善悪も考えず、言われるままに従うこと。
応唯(おうい)
相手の話や質問などに答えること。返事。受け答え。
唯(ただ)
唯今(ただいま)
現在。ちょうど今。
唯事(ただごと)
唯一(ゆいいつ)
ただ一つであること。それ以外がないこと。
唯識(ゆいしき)
仏教で、いっさいの事象や事物は心の本体である意識の作用により現しだされたものであり、外界に実在するものではないという考え方。法相(ほっそう)宗の思想。
唯心(ゆいしん)
仏教で、心こそが唯一の実在で、いっさいの事象や事物は心により現しだされたものであり、外界に実在するものではないという考え方。華厳経の思想。
唯心論(ゆいしんろん)
哲学で、万物の本質は精神的なものだとし、物質的なものはすべて精神の所産、またそれを表現する形式にすぎないとする立場。
唯一(ゆいつ)
ただ一つであること。それ以外がないこと。
唯美(ゆいび)
美が最高の価値だとすること。
唯美主義(ゆいびしゅぎ)
美が最高の価値だとして、美の追求を至上の目的とする生活上や芸術上の立場。耽美(たんび)主義。
唯物(ゆいぶつ)
哲学で、物質だけが真の存在だとする立場。
唯物史観(ゆいぶつしかん)
ドイツのマルクスが提唱した歴史観。人間社会の形成は生産力や生産関係などの経済組織により制約され、生産力と生産関係の矛盾が人間社会や歴史的現象の変革の原動力となる説。史的唯物論。
唯物弁証法(ゆいぶつべんしょうほう)
唯物論の立場に立つ弁証法。世界の本質を物質とし、社会や歴史、自然などを互いに連関する物質としてとらえ、人間の思考や意識はそれに応じて弁証法的に展開していくとする考え。弁証法唯物論。
唯物論(ゆいぶつろん)
哲学で、万物の本質は物質的なものだとし、精神的なものはすべて物質の所産、また物質の副次的なものにすぎないとする立場。
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