「犬」を含む熟語・言葉 — 116 件
「犬」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
犬(いぬ)
人がいちばん早く飼いならした動物とされ、もとは「狼」から分かれた。鼻と耳がよくきき、人の合図をよく覚える。大きさも毛並みもさまざまな品種が作られ、狩り、番、牧畜のほか、警察犬や盲導犬としても働く。
愛犬(あいけん)
かわいがって大切にしている飼い犬。
秋田犬(あきたいぬ)
秋田県北部で猟犬として飼われてきた日本犬。日本犬では唯一の大型種で、太い体つきに立ち耳と巻いた尾をもつ。天然記念物。
生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)ことわざ辞典
どんな偉人でも死んでしまってはおしまいだから、凡人でも生きている方がいいということ。
一犬(いっけん)
一匹の犬。
一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)ことわざ辞典
一人がいいかげんなことを言い出すと、世間の多くの人がそれを真実として広めてしまうことのたとえ。 一匹の犬が何かの影を見て吠え出すと、辺りの百匹の犬がそれにつられて吠え出すとの意から。 「影に」は「形に」「虚を」、「百犬」は「千犬」「万犬」、「声に吠ゆ」は「実を伝う」「虚を伝う」「実に吠ゆる」などと多くの表現がある。
犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)ことわざ辞典
めったにない大きなチャンスのたとえ。犬が狸のような大物を捕らえるのは一生に一度あるかどうかということから。
犬追物(いぬおうもの)
犬掻・犬掻き・犬搔・犬搔き(いぬかき)
泳ぎの型の一つ。頭を水面から出したまま両手で水をかいて足で水をける泳ぎ方。頭を水中につけずに泳げる。
犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)ことわざ辞典
当たり前のことのたとえ。犬が東を向くと、当然尾は西を向くことから。
犬釘(いぬくぎ)
鉄道のレールを枕木に固定するための大きな釘。昔のものの形が犬の頭に似ていたことから。
犬潜・犬潜り(いぬくぐり)
垣根や塀などに開けられた、犬用の出入り口。
犬食い(いぬぐい)
犬ころ(いぬころ)
子犬。また、犬を親しんで、あるいは卑しめていう語。
犬小屋(いぬごや)
犬侍(いぬざむらい)
卑怯な侍を罵る言葉。
犬死・犬死に(いぬじに)
意味のない死に方。無駄死に。
犬蓼(いぬたで)
野原や道ばたに生える一年草。高さは三十センチほど。
犬畜生(いぬちくしょう)
犬と猿・犬猿・犬猿の仲(いぬとさる・けんえん・けんえんのなか)ことわざ辞典
仲の悪い関係のたとえ。 単に「犬猿」、また「犬と猿」ともいう。
犬に論語(いぬにろんご)ことわざ辞典
道理の通じない相手には何を説いても無駄ということのたとえ。犬に論語を説いて聞かせても、まったくわからないことから。
犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)ことわざ辞典
持ち合わせがないまま、うまそうなものの前を行きつ戻りつするだけで終わること。また、どれほど動き回っても何ひとつ手に入らないこと。犬が川のふちを行き来しては食べ物を探す姿に重ねた言い方。
犬の遠吠え・負け犬の遠吠え(いぬのとおぼえ・まけいぬのとおぼえ)ことわざ辞典
力の弱い者や気の小さい者が、面と向かっては何も言えないのに、相手のいない所で強がってみせたり悪口を並べたりすること。弱い犬ほど、手の届かない離れた場所からしきりに吠えるということから。 「負け犬の遠吠え」ともいう。
犬は人につき猫は家につく(いぬはひとにつきねこはいえにつく)ことわざ辞典
引っ越す時、犬は飼い主について行くが猫は家から離れようとしないということ。
犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)ことわざ辞典
犬は三日間餌をやってかわいがれば三年間恩を忘れない。犬でさえそうなのだから、人間は受けた恩を忘れてはいけないという戒めの言葉。
犬張り子・犬張子(いぬはりこ)
犬をかたどった張り子の人形。犬はお産が軽いとされることから、安産や子どもの成長を願う魔除け・お守りとされる。
犬走り(いぬばしり)
犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)ことわざ辞典
苦労して手に入れかけたものを、横からかすめ取られてしまうことのたとえ。 鷹狩りで、犬が苦労して草むらから追い出した獲物を、鷹が取ることから。
犬も歩けば棒にあたる・犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)ことわざ辞典
じっとしていない者は、それだけ何かに行き当たる。 もとは余計に出歩いて痛い目を見るほうを言ったが、いまは運よく拾い物をする側で使われている。 江戸いろはがるたの一枚。
犬も食わない(いぬもくわない)ことわざ辞典
嫌がって誰もまともに相手にしない、誰も取り合わないこと。 何でも食べる犬でさえも食べないとの意から。
犬も朋輩、鷹も朋輩・鷹も朋輩犬も朋輩(いぬもほうばい、たかもほうばい・たかもほうばいいぬもほうばい)ことわざ辞典
役目や地位が違っても、同じ職場で働けばみな同僚であることには変わりないので、仲良くすべきであるということ。 鷹狩りにおいて、犬と鷹は役目が違うが、同じ主人に仕える仲間であるとの意から。
飢えたる犬は棒を怖れず・飢えたる犬は棒を恐れず(うえたるいぬはぼうをおそれず)ことわざ辞典
腹が減れば、その先に待つ痛みは目に入らなくなる。 食い詰めた者が向こう見ずに動くのは、失うものより飢えのほうが先に立つからである。
兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)ことわざ辞典
事を見極めてから対策をしても遅くないということ。 また、一見手遅れに見えても、対策次第で間に合うこともあるので、あきらめてはいけないということ。 兎を見つけてから猟犬を呼ぶという意味から。 また、兎を見つけてから猟犬を呼んでも遅すぎるとの意味で、手遅れのたとえとして用いられることもある。
家の前の痩せ犬(うちのまえのやせいぬ)ことわざ辞典
後ろ盾がある時はいばり、ない時は意気地がない人のたとえ。痩せて弱い犬も飼い主の家の前では威張って吠えることから。
大所の犬となるとも小所の犬となるな・大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどこのいぬとなるともこどこのいぬとなるな・おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)ことわざ辞典
どうせ人に仕えるなら、勢力・権力のある相手の下につけというたとえ。
尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)ことわざ辞典
従順な人は誰からも害を加えられることはないというたとえ。尾を振ってなついてくる犬は人から叩かれないということから。
飼い犬・飼犬(かいいぬ)
人が餌をやったり、世話をしたりしている犬。
手飼いの犬に手を食わる・飼い犬に手を噛まれる・飼い犬に手を嚙まれる(かいいぬにてをかまれる・てがいのいぬにてをくわる)ことわざ辞典
日頃から特別に目をかけていた者や信用していた者に裏切られることのたとえ。 「嚙」は「噛」とも書く。
介助犬(かいじょけん)
手足の動きが不自由な人のそばに付き、暮らしの動作を肩代わりするよう仕込まれた犬。
垣堅くして犬入らず(かきかたくしていぬいらず)ことわざ辞典
家庭内が健全であれば外部からこれを乱すような者が入ってくることはないということ。垣根が厳重だと犬が入ってこられないという意味から。
咬せ犬(かませいぬ)
噛み合う犬は呼び難し・嚙み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)ことわざ辞典
何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないことのたとえ。 いくら呼んでも、夢中で噛み合っている犬の耳には入らないとの意から。 「嚙」は「噛」とも書く。
唐犬(からいぬ)
中国生まれの犬。広くは、外国から連れてこられた犬のこともいう。
瓦鶏陶犬・陶犬瓦鶏(がけいとうけん・とうけんがけい)四字熟語辞典
格好だけが立派で、実際には役に立たないもののこと。 「陶犬」は陶製の犬のこと。 「瓦鶏」は素焼きの鶏のこと。 作り物の犬では番犬のように家を守ることはできず、作り物の鶏では夜明けを告げることはできないことから。 「瓦鶏陶犬」ともいう。
狂犬(きょうけん)
狂犬病を発症している犬。
食いつく犬は吠えつかぬ(くいつくいぬはほえつかぬ)ことわざ辞典
自信や実力のある者はむやみに騒ぎ立てたりしないというたとえ。 臆病な犬はむやみに吠えるが、強い犬はむやみに吠えたりせず行動に出るということから。
鶏犬(けいけん)
鶏犬相聞こゆ(けいけんあいきこゆ)ことわざ辞典
家々が寄り合い、穏やかに日を送っている里のさま。隣の村から鶏の声も犬の声も届くほど近いのに、そこへ出向く用もないほど、めいめいが今の暮らしに満ち足りているという意。
鶏犬不寧(けいけんふねい)四字熟語辞典
非常に緊迫した状況で、心が落ち着かないことのたとえ。 騒然としていて、鶏や犬でさえも落ち着かないという意味から。 「鶏犬(けいけん)も寧(やすら)からず」とも読む。
警察犬(けいさつけん)
桀の犬尭に吠ゆ(けつのいぬぎょうにほゆ)ことわざ辞典
飼い主に手厚くされた犬は、その差し金ひとつで、世に仰がれる相手にさえ牙を剝く。人もまた、身を寄せた先から情けを受ければ、相手の格を問わずに言われたとおりに動く。夏を滅ぼした桀の飼い犬すら尭に吠えたと、鄒陽が獄中から奉った書に記している。
毛のない犬(けのないいぬ)ことわざ辞典
人情や良心がない人のたとえ。 体に毛がないことだけが、猿との違いだとの意から。 「毛のない犬」ともいう。
犬猿之仲(けんえんのなか)四字熟語辞典
ひどく仲が悪いこと。 犬と猿は相性が悪く、互いに敵視するとされていることから。
犬牙相制(けんがそうせい)四字熟語辞典
国境でお互いに牽制しあうこと。 「犬牙」は犬の牙のことで、国境が入り組んでいることのたとえ。 「犬牙(けんが)相(あい)制す」とも読む。
犬歯(けんし)
上下の門歯の両端にある上下各二本の歯。先が尖っている歯で、肉食動物の牙にあたる。糸切り歯。
犬儒(けんじゅ)
犬兎の争い(けんとのあらそい)ことわざ辞典
無益な争いをしている間に、第三者に利益を横取りされることのたとえ。 犬が兎を追いかけている間に、両者とも力尽きて死んでしまった。 それを通りかかった農夫が自分の獲物として手にいれたという故事から。
犬馬(けんば)
犬と馬。また、それらのように使われる存在という意味から、自分をへりくだって表現する際に用いられる言葉。
犬吠驢鳴・驢鳴犬吠(けんばいろめい・ろめいけんばい)四字熟語辞典
くだらない文章や、聞くだけ無駄な話のたとえ。 「驢鳴」は動物のろばの鳴き声。 ろばや犬の鳴き声のように無駄な話という意味から。 「驢鳴き犬吠ゆ」とも訓読する。 「犬吠驢鳴」ともいう。
犬馬の心(けんばのこころ)ことわざ辞典
仕える相手のためなら骨身を惜しまない、飼い主に付き従う獣さながらの一途な心。 受けた引き立てに、働きで返そうとする側の思いをいう。
犬馬之心(けんばのこころ)四字熟語辞典
主君への忠誠心のこと。 犬や馬が飼い主に示す忠誠心ということから。 自身の忠誠心を謙遜していう言葉。
犬馬の年・犬馬の歯・犬馬の齢(けんばのとし・けんばのよわい)ことわざ辞典
胸を張れるものを何も持たないまま、ここまで来てしまった年数。 自分の齢を低い位置に置いて名乗る言い方。
犬馬之年(けんばのとし)四字熟語辞典
自分の年齢を謙遜していう言葉。 動物の犬や馬のように、大きな功績を残すこともなく、無駄に歳をとったということから。
犬馬の養い(けんばのやしない)ことわざ辞典
食べる物と住まいをあてがうだけの親の世話なら、飼っている生き物の世話と変わらない。 心が伴って初めて孝と呼べる、と説いたくだりから。
犬馬之養(けんばのやしない・けんばのよう)四字熟語辞典
両親への孝行をするときに、食事を出すだけで気持ちがないこと。 犬や馬などの動物を飼うように、衣食住を与えるだけという意味から。
犬馬之歯(けんばのよわい)四字熟語辞典
自分の年齢を謙遜していう言葉。 「歯」は年齢のこと。 動物の犬や馬のように、大きな功績を残すこともなく、無駄に歳をとったということから。
犬馬の労(けんばのろう)ことわざ辞典
人のために走り回る自分の骨折りを、物の数でもないと言ってみせる言い回し。 「犬馬の労を取る」の形で申し出に使う。
犬馬之労(けんばのろう)四字熟語辞典
君主や他人のために出来る限りのことをすること。 自分の労力を謙遜していう言葉で、犬や馬程度の働きという意味から。 中国の三国時代、諸葛亮が劉備に出仕を承諾した故事から。
虎豹豈犬羊の欺きを受けんや(こひょうあにけんようのあざむきをうけんや)ことわざ辞典
器量の据わった人物が、格下の浅知恵で言いくるめられるはずがない、と反語の形で言い放つ。
狛犬(こまいぬ)
神社などに置かれる一対の獅子のような像。魔除けとして社殿の前などに向かい合わせで置かれる。高麗の犬の意から。
米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれる(こめくったいぬがたたかれずにぬかくったいぬがたたかれる)ことわざ辞典
重い罪を犯した者ほど咎めを免れ、ささやかな出来心のほうが厳しく責められるということ。 米を盗んだ犬は見逃されて、糠をあさっただけの犬が打たれる、という世のあべこべをいう。
座敷犬(ざしきいぬ)
雑犬(ざっけん)
雑種の犬。
柴犬・芝犬(しばいぬ・しばけん)
日本原産の犬の一種。耳が立ち、尾は巻いている小型犬。日本の天然記念物。正式な読み方は「しばいぬ」とされるが、「しばけん」とも読む。
䶂犬(しゃくけん)
鼠(ねずみ)の一種。とびねずみ。
蜀犬吠日(しょくけんはいじつ・しょっけんはいじつ)四字熟語辞典
見識の狭い人が理解もできないのに賢者の言行を非難すること。 または、見識の狭い人が理解できないことに対して、無駄な疑いを持って騒ぎ立てること。 中国の蜀は高い山に囲まれた地で、ほぼ毎日霧に覆われていて、たまに霧が晴れると犬が怪しんで太陽に向かって吠えたという故事から。 「蜀犬(しょっけん)日(ひ)に吠(ほ)ゆ」とも読む。
蜀犬、日に吠ゆ(しょっけん、ひにほゆ)ことわざ辞典
無知なために、当たり前のことに疑いを抱いて騒ぎ立てるたとえ。また、見識が狭い人が他人のすぐれた言動を疑って非難するたとえ。 「蜀犬」は、中国の蜀地方の犬のこと。 蜀地方は、山地で雨の降ることが多く、天気の良い日が少ないため、太陽が出ると犬が怪しんで吠えるということから。
自慢の糞は犬も食わぬ(じまんのくそはいぬもくわぬ)ことわざ辞典
誰にも相手にされないこと。 自慢をする者はまわりの人に嫌われ、糞をかぎ回る犬でさえ、そういう人間の糞は避けるという意味から。
跖の犬、尭に吠ゆ(せきのいぬ、ぎょうにほゆ)ことわざ辞典
犬が唸りかかる相手は、その人物の値打ちで決まるのではない。飼い主であるかどうか、それだけで決まる。人が誰に力を貸すかも同じで、相手を見定めたうえでの振る舞いとはかぎらない。盗みで名を馳せた跖の飼い犬が、名君と伝わる尭にまで吠えついたという一節から。
外孫飼うより犬の子飼え(そとまごかうよりいぬのこかえ)ことわざ辞典
他家へ嫁いだ娘が生んだ子は、いくらかわいがっても、将来の頼りにはならない。そんな孫をかわいがるより、犬の子をかわいがるほうがましだということ。
