「後」から始まる熟語・言葉 — 214 件
「後」から始まる漢字を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
後(あと)
人や物の後方。とくに、進んでいくものの後方。
後(のち)
後肢・後脚・後足(あとあし)
けものや虫が持つ足のうち、尻の側の二本。ばったのように、跳ぶ力をこの足で生む生き物も多い。
後足で砂をかける(あとあしですなをかける)ことわざ辞典
去り際に迷惑をかけたり、裏切ったりすることのたとえ。 犬などが糞をしたあとに、後ろ足で砂を蹴散らすようすから。
後味(あとあじ)
食べた後に口の中に残る味。
後口が悪い・後味が悪い(あとあじがわるい・あとくちがわるい)ことわざ辞典
物事が済んだ後に、後悔や不快感が残るさま。 飲食の後に口の中にいやな味が残ることから。 「後口が悪い」ともいう。
後後(あとあと)
ずっとあと。以降。のちのち。
後追い(あとおい)
前を行くもののうしろを追いかけること。
後追い心中(あとおいしんじゅう)
死んだ恋人や配偶者への思慕から自殺をすること。
後押し(あとおし)
後ろから押して助けること。また、その人。
後押しをする(あとおしをする)ことわざ辞典
物事が順調に進むように、わきから援助すること。
後片付け(あとかたづけ)
物事が終わったあとに、乱れた場所や用具などを整理すること。
後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)ことわざ辞典
上品ぶった言葉や、うわべだけ飾った体裁だけのお世辞は、すぐに化けの皮がはがれるということ。「正月言葉」は正月に使う体裁ぶった言葉の意で、上品ぶった使いなれない言葉のこと。
後書・後書き(あとがき)
書物や論文などの本文のあとに、著者や編者が関連する事柄を書き添えた文章。跋文(ばつぶん)。
後がない(あとがない)ことわざ辞典
逃げ場や退く余裕がなく、限界まで追い詰められている状況のこと。
後釜(あとがま)
後任者のこと。前任者がいなくなった後にその地位に就く後任の人のこと。
後釜に据える(あとがまにすえる)ことわざ辞典
前任者がその地位や職務を退いて、誰かに受け継がせること。 「後釜」は、かまどの残り火が消えないうちにかける、次の釜のこと。
後釜に座る・後釜に据わる(あとがまにすわる)ことわざ辞典
前任者が地位や職務を退いた後、それを受け継ぐこと。 「後釜」は、かまどの残り火が消えないうちにかける、次の釜のこと。
後金(あときん)
あと払いのお金。頭金や内金などを支払った残金。
後腐れ(あとくされ)
物事が済んだあとになっても、すっきりと片づかず、面倒な問題が残ること。また、その事柄。
後口(あとくち)
申し込みなどで、順番があとのもの。
後月(あとげつ)
先月。前月。前の月。
後先(あとさき)
前と後ろ。物事の前後。
後先知らず(あとさきしらず)
後先になる(あとさきになる)ことわざ辞典
後のものが先になり、先のものが後になること。物事の順序が逆になること。
後先見ず(あとさきみず)ことわざ辞典
後のことをよく考えずに行動するようす。
後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)ことわざ辞典
子どもを持つなら三人で、最初と最後は男、真ん中は娘が理想だということ。
後作(あとさく)
作物を収穫した後の田畑で、次の作付けまでの間に栽培する農作物。
後座(あとざ)
後産(あとざん・のちざん)
出産後、不要になった胎盤などが排出されること。
後始末(あとしまつ)
物事が終わったあとに、その処理をすること。
後退り(あとじさり)
前を向いた姿勢のまま、一歩また一歩と後ろ向きに退いていくこと。多くは、怖いものや危ないものから身を離すときの動き。同じ字・同じ意味で「あとずさり」とも読み、いまはそちらの読み方をするほうが多い。
後退り(あとずさり)
顔や体を前に向けたまま、足を後ろへ運んで下がること。同じ字で「あとじさり」とも読む。
後攻め(あとぜめ)
後攻。
後染め(あとぞめ)
布地を織り上げたあとで染色すること。また、その染色したもの。
後出し(あとだし)
本来出すべきときに出さず、遅れてだすこと。
後継・後継ぎ(あとつぎ)
先代や師のあとを受け持つ人。また、そのつとめ。
後付・後付け(あとづけ)
書籍の本文の後につける、序文、目次、解題などの総称。
後に引けない・後へ引けない(あとにひけない・あとへひけない)ことわざ辞典
自分の立場や面目を保つため、相手に譲歩したり引き下がれないこと。引っ込みがつかない。
後にも先にも(あとにもさきにも)ことわざ辞典
今までも、これから先もということ。これ一回きりであるということ。
後の雁が先になる(あとのかりがさきになる・あとのがんがさきになる)ことわざ辞典
後から来た者が、先の者を追い抜いてしまうこと。また、年上の者より年下の者が先に死んだ時にも使う。列をなして飛ぶ雁行のようすから。「雁」は「がん」とも読む。
後の喧嘩、先でする(あとのけんか、さきでする)ことわざ辞典
あとからもめ事が起こらないように、事前によく話し合いをしておくべきだということ。 あとで喧嘩をすることがないように、先に喧嘩しておけとの意から。
後の祭り(あとのまつり)ことわざ辞典
手遅れ。時機を逃したため、何の役にも立たないことのたとえ。
後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)ことわざ辞典
目前の問題さえ片付けば、あとはどうなってもよいということ。
後腹(あとばら)
出産後の腹や腹痛。
後払・後払い(あとばらい)
代金や料金などを後で払うこと。
後腹が病める(あとばらがやめる)ことわざ辞典
物事が終わったあとにも、出費がかさんだり、障害が生じたりして苦しむこと。 「後腹」は産後の腹痛のこと。 物事が落ち着いた後の出費や障害を、産後の腹痛にたとえた言葉。
後引き(あとひき)
次々と欲しがること。とくに酒類を欲しがること。また、その性質。
後へ引かない(あとへひかない)ことわざ辞典
自分の意見をあくまでも主張して、譲歩しようとしないこと。
後へ引く(あとへひく)
自分の意見や主張を取り下げ、相手に譲歩する。
後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)ことわざ辞典
引くことも進むことも出来ず、動きがとれないようす。
後棒(あとぼう)
二人で駕籠などをかつぐとき、うしろ側をになうこと。また、その人。
後棒を担ぐ(あとぼうをかつぐ)ことわざ辞典
首謀者の手先として、悪事に加担すること。 「後棒」は、駕籠(かご)などの棒の後ろの方を担ぐ人。
後回し・後廻し(あとまわし)
物事の順序をかえ、あとの方に回すこと。
後目(あとめ)
家の主が亡くなったり隠居したりしたとき、次の代の者が引き継ぐ、その家の主としての立場や家名・財産など。家督。そうした立場や財産を引き受けて、家を守っていく人のこともいう。跡取り。
後戻り(あともどり)
来た道を引き返すこと。もとの場所のほうへ戻ること。「道を間違えて[後戻り]する」
後厄(あとやく)
厄年の翌年。厄年に次いで災難に遭いやすいとされる年。
後山(あとやま)
鉱山や炭鉱で、前方で採掘する人を後方で支援をする人。石炭や鉱石を運搬する人。
後を追う(あとをおう)
後ろを追いかける。「跡を追う」ともいう。
後を絶たない(あとをたたない)ことわざ辞典
同じことが繰り返されて、絶えることがないこと。
後を引く(あとをひく)ことわざ辞典
物事の影響が、いつまでも残ること。とくに、悪い物事についていう。 また、飲食物などを引き続き欲してやめられなくなること。
後ろ(うしろ)
顔や体の向いている方向とは逆の方向。物の正面の逆にあたる方向。
後ろ肢・後ろ脚・後ろ足(うしろあし)
「後足」に同じ。
後ろ合せ・後ろ合わせ(うしろあわせ)
お互いの後ろ側を向け合うこと。背中合わせ。
後ろ押し(うしろおし)
後ろから押して助けること。また、その人。
後ろ影(うしろかげ)
後ろ姿。とくに、去り行く人の後ろ姿。
後ろ髪(うしろがみ)
後頭部の髪。
後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)ことわざ辞典
まるで後ろ髪を引っ張られるような未練にとらわれ、心が残って思い切れないようす。
後ろ傷・後ろ疵(うしろきず)
背中の傷。とくに、逃げるさい後ろから切りつけられた傷。武士はこれを恥としていた。
後ろ暗い(うしろぐらい)
内心やましいことがある。うしろめたい。
後ろ姿(うしろすがた)
後ろから見た姿。
後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)ことわざ辞典
後ろ姿はとても美しいのに、前から見ると全然美しくないこと。
後ろ楯・後ろ盾(うしろだて)
背後からの攻撃から守る盾。
後ろ付き(うしろつき)
後ろ姿。その人を後ろから見たときの様子。
後ろ手(うしろで)
背中に手を回すこと。
後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)ことわざ辞典
快く気楽な気分のたとえ。 後ろにある柱にもたれかかり酒を飲むことから。
後ろに目なし・後ろに目無し(うしろにめなし)ことわざ辞典
振り向かないかぎり、こちらの手の届かない側で起きたことは分からずじまいになる。 誰にでも抜け落ちる部分はある。
後ろ鉢巻き(うしろはちまき)
結び目が後頭部にくる鉢巻の締め方。また、その鉢巻。
後ろ幅(うしろはば)
着物の背の縫い目から脇の縫い目までのはば。
後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)ことわざ辞典
後ろ姿は見とれるほど美しいのに、正面へ回ると興ざめしてしまう女性をひやかしていう言葉。 弁天は艶やかな天女の姿をした神、不動明王は牙をむいて怒りをあらわにした仏で、その隔たりを言い立てたもの。
