入る・這入るとは
入る
/這入る
はいる
言葉 | 入る・這入る |
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読み方 | はいる |
意味 | 外から、ある区切られた場所へ移る。 集団や組織に加わる。一員となる。 主となるものの中に、他のものが加わる。混じる。 自分のものになる。 自分のもとへ届く。 気持ちや気合い、力などがこもる。 ある時期や状態になる。 分類されるなどして、ある範囲に含まれる。 |
対義語 |
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使用漢字 | 入 / 這 |
他の読み方の語
入る(はいる)を含む故事・ことわざ・慣用句
一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
沸かしたてのお湯はきめが粗くて刺激が強く体によくないということ。
手が入る(てがはいる)
他人が修正や補完をすること。 または、警察などが犯人の逮捕や事件の捜査のためにその場所へ立ち入ること。
手に入る(てにはいる)
自分の所有となること。自分のものになること。
熱が入る(ねつがはいる)
一段と物事に熱中すること。
仲に入る(なかにはいる)
対立している両者の間にはいって、両者の関係が修復するようにつとめること。
亡き数に入る(なきかずにいる)
死んだ人の仲間になること。死亡すること。
五指に入る(ごしにはいる)
優れていることのたとえ。良いほうから数えて五番以内に入ることのたとえ。
五本の指に入る(ごほんのゆびにはいる)
優れていることのたとえ。良いほうから数えて五番以内に入ることのたとえ。
秒読みに入る(びょうよみにはいる)
物事が起こる時間が間近に迫っていること。 「秒読み」は開始や終了までの時間を秒単位で読み上げること。
射程距離に入る(しゃていきょりにはいる)
目標の達成や望んだものの獲得が可能な状態になること。弾丸が届く距離に対象が入るという意味から。 「射程」は弾丸が届く限界の距離。
邪魔が入る(じゃまがはいる)
物事の途中で、妨げとなる出来事が起こること。
紙子着て川へ入る(かみこきてかわへはいる)
軽率な行いによって、自ら破滅を招くことのたとえ。 「紙子」は、渋柿を塗った紙で仕立てた衣服。 紙の服を着て川の中へ入るという無謀なことをいう。
気合が入る(きあいがはいる)
ある物事に全力で取り組もうとする気力がわいている様子。 「気合が掛かる」ともいう。
耳に入る(みみにはいる)
聞くつもりのない噂や情報などが自然と聞こえてくること。
目に入る(めにはいる)
自然と目に入ってくること。視野に入ること。
割って入る(わってはいる)
物の間や会話などに強引に入ること。
列に入る(れつにはいる)
地位や資格などを得て、同じ立場として仲間に加わること。
一升入る壺は一升(いっしょうはいるつぼはいっしょう)
一升入りの容器には、どうやっても一升しか入らないということ。物にはそれそれの限度があることのたとえ。