スズメほどの小鳥で、雄は背が赤茶色、顔と胸の上のほうはだいだい色をおびた赤、腹のほうは白っぽい。南から日本へやって来て夏のあいだに子を育てる夏鳥で、主に高い山の、ササなどが下に茂った林にすみ、地面の近くで虫を探して食べる。寒くなると中国の南の地方へ移って冬を越す。「ヒンカラカラ」という、大きく張りのある声でさえずる。名は、この声が馬(駒)のいななきを思わせることによる。鳴き声のよさで、オオルリやウグイスとともに古くから名高く、飼い鳥としても好まれた。
ヨーロッパの森にすむ、①に近い仲間だが別の種類の小鳥。イギリスでは人家の近くでも見られる。大きさは①とほぼ変わらず、顔からのど、胸にかけてが、オレンジに近い赤色をしている。英語で「ロビン」と呼ばれる鳥で、この語を日本語に訳すときに当てることが多い。「ヨーロッパコマドリ」は、この鳥を①と区別して呼ぶときの名。
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