余る・剰るとは
余る
/剰る
あまる
言葉 | 余る・剰る |
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読み方 | あまる |
意味 | 多すぎて使いきれない部分が出ること。残る。 乗算して割り切れずに残ること。 能力や限度、範囲などを越えていること。 |
対義語 |
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使用漢字 | 余 / 剰 |
余るを含む故事・ことわざ・慣用句
凝っては思案に余る(こってはしあんにあまる)
物事に熱中しすぎると、よい考えも浮かばなくなり、冷静な判断が出来なくなるということ。
力に余る(ちからにあまる)
仕事や問題などが、自分の能力で処理できる限度を超えている。
手に余る(てにあまる)
物事が自分の能力を超えていて、うまく処置できないこと。 「手に負えない」ともいう。
五指に余る(ごしにあまる)
めぼしいものや優れたものなどが五つ以上あることのたとえ。
言葉に余る(ことばにあまる)
ことばだけで表現したり言い尽くしたりすることができない。
人目に余る(ひとめにあまる)
言動や服装などが目立ちすぎること。または、そのために周りを不快な気持ちにさせること。
思案に余る(しあんにあまる)
どれだけ考えてもよい案が浮かばないこと。
十指に余る(じっしにあまる)
数が多いこと。十本の指で数え切れないということから。
身に余る(みにあまる)
人から与えられた待遇などが、自分の能力以上であること。身分に相応しくないこと。
目に余る(めにあまる)
程度があまりにもひどく、見過ごせない状態にあること。 また、数が多く、一目で見渡すことができないこと。