「舟」を含む熟語・言葉 — 92 件
「舟」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
舟(ふね)
水面に浮かび、人や荷物を運んで対岸や沖へ渡っていく乗り物。大きく動力で進むものを「船」、小さく手でこぐものを「舟」と書き分ける。
網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)ことわざ辞典
法の規制が及ばず、大悪人を取り逃がしてしまうことのたとえ。 網の目が粗いために、舟を呑み込むほどの大魚を逃がしてしまうことから。
一月三舟(いちがつさんしゅう・いちげつさんしゅう)四字熟語辞典
仏の教えは一つなのに、受け手によりそれぞれの解釈があるということ。 同じ一つの月でも、停止している舟から見れば止まって見え、北へ動く舟から見れば北へ動いているように見え、また南へ動く舟から見れば南へ動いているように見えるということから。
一身軽舟(いっしんけいしゅう)四字熟語辞典
自然の中で自身と乗っている船が一つに感じられ、自身と他のものの区別がつかなくなること。 または、そのように感じるほどに風景が壮観な様子。 「軽舟」は軽快に進む小舟のこと。 「一身軽舟と為る」を略した言葉。
浮き舟・浮舟(うきふね)
水上に浮かぶ舟。
舟を沈め釜を破る・釜を破りて舟を沈む(かまをやぶりてふねをしずむ・ふねをしずめかまをやぶる)ことわざ辞典
退く道を自分で断ち切って、命がけで事に当たること。川を渡ったあと舟を沈め、飯を炊く釜を壊して、引き返せなくしたという故事から。
川舟(かわぶね)
川を上ったり、下ったりして人や貨物を運ぶ舟。底が浅く、細長いものが多い。
漁舟(ぎょしゅう)
漁業を行うための小さな舟。漁船。
車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)ことわざ辞典
物事がさかさまなことのたとえ。
軽舟(けいしゅう)
小さく軽い舟。機動性が高く、迅速な移動に適している。
刻舟・剣を落として舟を刻む・舟に刻して剣を求む・舟に刻みて剣を求む(けんをおとしてふねをきざむ・こくしゅう・ふねにきざみてけんをもとむ・ふねにこくしてけんをもとむ)ことわざ辞典
古いしきたりや習わしにとらわれて、状況の変化に応じることができない愚かさのたとえ。 昔、中国の楚の人が舟で長江を渡る途中に乗っている舟から剣を落としたため、慌てて舟べりに印をつけて、舟が岸に着いた後に印をつけた場所の川底を捜したという故事から。 「舟に刻(こく)して剣を求む」「剣を落として舟を刻む」「刻舟」ともいう。
刻舟求剣(こくしゅうきゅうけん)四字熟語辞典
時代の変化を知らずに、古い考えや昔からの習慣にこだわって、融通がきかないことのたとえ。 中国の春秋時代、楚の人が舟で川を渡っているときに川に剣を落としてしまったので、慌てて剣を落とした位置を舟に記した。 向こう岸に着いた後に、舟に記した位置をたよりに水中を探したという故事から。 「舟に刻みて剣(けん)を求む」とも読む。
孤舟(こしゅう)
広い海や川にただ一隻だけ浮かぶ舟。
小舟(こぶね)
小舟の宵拵え(こぶねのよいごしらえ)ことわざ辞典
まだその時でもないのに、おおげさな支度にかかること。 すぐにも漕ぎ出せる小舟なのに、前の晩から船出の用意を始める意から。
呉越同舟(ごえつどうしゅう)四字熟語辞典
互いに仲が悪い人たちや、互いに敵対関係にある人たちが同じ場所にいたり、同じ境遇にあること。 もとは、そのような人たちでも利害が同じ場合は協力し合うという意味。 「呉」と「越」は中国の春秋時代の国の名前。 「同舟」は同じ舟に乗ること。 孫子が「長い間、敵対関係にある呉と越の国の人たちが、同じ舟に乗っていて転覆しそうになったときには、たとえ敵同士であっても助け合うだろう」と言ったという故事から。
犀舟勁檝(さいしゅうけいしゅう)四字熟語辞典
頑丈な舟と強い櫂(かい)。 「犀舟」は硬くて壊れにくい舟。 「勁」は強いこと。 「檝」は舟をこぐための櫂。
載舟覆舟(さいしゅうふくしゅう)四字熟語辞典
「載舟」は船を浮かべる、「覆舟」は船が転覆することで、船を浮かせるのも転覆させるのも水という意味から、君主は人民に支えられ、人民によって滅ぼされるということ。 または、人は敵になることもあれば、味方になることもあるということ。
ささ舟・笹舟(ささぶね)
笹の葉を折ったりして作った舟。川などに流して遊ぶおもちゃ。
舟運(しゅううん)
舟航(しゅうこう)
船舶で水上を移動すること。
舟行(しゅうこう)
川や海の上を、舟が通ること。
舟中敵国(しゅうちゅうてきこく)四字熟語辞典
味方が敵になることもあることのたとえ。 行き先が同じ舟に乗っている人は利害が同じだが、状況によっては敵になるという意味から。 為政者への戒めの言葉で、周囲の敵国ばかり気にかけて、内政を怠れば、国内から反逆者が現れて滅ぼされるということ。
舟艇(しゅうてい)
大きさの小さい船舶。
小隙沈舟(しょうげきちんしゅう)四字熟語辞典
些細なことでも軽く見ないで、慎重に取り組むべきであるという戒めの言葉。 「小隙」は少しの隙間。 「沈舟」は舟が沈没すること。 少しの隙間でも、その部分から水が入って舟が沈没してしまうので、少しの隙間にも気をつけるべきであるということから。 「小隙(しょうげき)舟を沈む」とも読む。
順水推舟(じゅんすいすいしゅう)四字熟語辞典
情勢に合わせてやり方などを変え、うまく物事を成し遂げることのたとえ。 川の流れに逆らわずに舟を進めることから。 「水(みず)に順(したが)いて舟(ふね)を推(お)す」とも読む。
捨て小舟・捨小舟(すておぶね)
積羽、舟を沈む・積羽舟を沈む(せきう、ふねをしずむ・せきうふねをしずむ)ことわざ辞典
一枚では手に載せても分からぬほどの重さでも、舟底に積み上がればその舟を水の底へ沈める。ごく軽いものが数を得たとき、支えていたはずのものを壊す側に回る。 張儀が魏王を説くのに用いた言葉とされる。
積羽沈舟(せきうちんしゅう)四字熟語辞典
小さなものでも、数がたくさん集まれば大きな力になるということのたとえ。 軽い羽毛でもたくさん集まれば、舟を沈めるほどの重さになるという意味から。 「積羽(せきう)舟(ふね)を沈む」とも読む。
楚越同舟(そえつどうしゅう)四字熟語辞典
互いに仲が悪い人たちや、互いに敵対関係にある人たちが同じ場所にいたり、同じ境遇にあること。 もとは、そのような人たちでも利害が同じ場合は協力しあうという意味。 「楚」と「越」は中国の春秋時代の国の名前、「同舟」は同じ舟に乗ること。 長い間、敵対関係にある楚と越の国の人たちが、同じ舟に乗って転覆しそうになったときは、敵同士であっても助け合うだろうと「孫子」が言ったという故事から。
高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)ことわざ辞典
道楽の道に入れ込んだ者は、かかりと見返りの釣り合いなど気にもかけない。 舟賃をかけて漕ぎ出しながら、持ち帰るのは値の付かない小魚ばかりで、どう数えても元は取れない。それでも当人にはいっこうに惜しくない。
高瀬舟(たかせぶね)
川舟の一つ。浅い瀬でもこげるように作られた荷物運搬用の舟。昔は小型だったが、江戸時代になると大型化した。
助け舟を出す(たすけぶねをだす)ことわざ辞典
人が困っているときに力を貸して助ける。
中流に舟を失えば一壺も千金(ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっこもせんきん)ことわざ辞典
つまらないものでも、場合によってはとても価値があるというたとえ。 流れの真ん中で船を失ったときには、ひょうたん一個でも浮き袋の代わりになるとの意から。
猪牙舟(ちょきぶね)
とま舟・苫舟(とまぶね)
苫(とま)で屋根をふいたふね。
同舟(どうしゅう)
同舟相救う(どうしゅうあいすくう)ことわざ辞典
仲が悪い者同士や見知らぬ者同士でも、いざという時は助け合うことのたとえ。 同じ舟に乗り合わせた人々は、舟が沈みそうな時は力を合わせて助け合うとの意から。
呑舟(どんしゅう)
舟を丸呑みすること。
呑舟の魚(どんしゅうのうお)ことわざ辞典
大物、大人物のたとえ。 善人と悪人どちらにも用いる。 舟を丸のみするほどの大魚との意から。
呑舟之魚(どんしゅうのうお)四字熟語辞典
人並み外れた才能がある人、大人物のたとえ。 舟を丸呑みにするほどの大きな魚ということから。
乗り掛かった舟(のりかかったふね)ことわざ辞典
物事を始めてしまった以上、中途でやめるわけにはいかないことのたとえ。乗った舟が岸を離れれば途中で降りることができないことから。
柏舟之操(はくしゅうのそう・はくしゅうのみさお)四字熟語辞典
夫を亡くした妻が貞操を守って、二度と結婚しないこと。 「柏舟」は『詩経』の中にある篇の名前。 古代中国の春秋時代、衛の国の太子だった共伯の妻の共姜は、共伯が亡くなった後に再婚を勧められても断り、「柏舟」の詩を作って、貞操を守り続けることを誓ったという故事から。
方舟(はこぶね)
四角い船。特に、ノアの箱舟のこと。
早舟も淀、遅舟も淀(はやふねもよど、おそふねもよど)ことわざ辞典
急いでも遅れても行き着く先は同じなので、あわてなくてよいということ。 牛の足どりに速い遅いがあっても、荷を運んで着く先はどちらも淀だという意から。 「淀」は京都の南、淀川沿いにあった川港で、水運の荷が集まった土地。 「早牛も淀、遅牛も淀」「早舟も淀、遅舟も淀」ともいう。
早舟(はやぶね)
速度の速い小舟。急いで漕いで進む舟。
引き舟・引舟(ひきふね)
風雨同舟(ふううどうしゅう)四字熟語辞典
困難や苦労を一緒に経験すること。 「風雨」は強い風や雨のことで、困難のたとえ。 「同舟」は同じ舟に乗ること。 同じ舟に乗って激しい嵐を乗り越えるという意味から。
不繋之舟(ふけいのふね)四字熟語辞典
心に不満や不信など何もない、無心のたとえ。 または、なにものにも縛られずにただ漂っているだけのような人のこと。 繋がれておらず、ただ波に漂う船という意味から。
舟遊び(ふなあそび)
船に乗ってあそぶこと。
舟板(ふないた)
舟唄・舟歌(ふなうた)
舟方(ふなかた)
船を仕事場にして働く人。水主から船頭までをふくめていう。
舟掛かり・舟掛り・舟繋り(ふながかり)
岸に船をつないでとめること。また、その場所。
舟下り(ふなくだり)
川をふねで下ること。川下り。
舟具(ふなぐ)
船で使う道具。舵(かじ)・錨(いかり)・艪(ろ)など。
舟子(ふなこ)
舟小屋(ふなごや)
舟路(ふなじ)
船が進んで行くときにたどる道筋。
舟底(ふなぞこ)
舟大工(ふなだいく)
木で船を組み上げる大工。とりわけ、和船を手がける人をさす。
舟棚(ふなだな)
舟霊(ふなだま)
船旅の無事を見守ってくれると、船乗りたちが頼みにしてきた神。神社で受けたお札を船にはってまつる。
舟賃(ふなちん)
船に乗せてもらうときや、船をまるごと借りるとき、また荷物を船で送るときに払うお金。
舟着き場(ふなつきば)
舟積み(ふなづみ)
船で送り出す品物を、出る前にその船へ載せること。
舟出(ふなで)
船が港を離れて、目指す地へ向かって進み始めること。
舟止め・舟留め(ふなどめ)
舟問屋(ふなどんや)
舟荷(ふなに)
船に積みこんで、よそへ運ぶ品物。
舟主(ふなぬし)
舟盗人を徒歩で追う(ふなぬすびとをかちでおう)ことわざ辞典
相手と同じ土俵に立たないまま追っても、差は開くばかり。手立ての選び方を誤ると、動いた分がまるごと空になる。
舟乗り(ふなのり)
船の上で、その操縦や手入れ、積み荷や乗客の面倒などを受け持って働く人。
舟橋(ふなばし)
舟端(ふなばた)
舟人(ふなびと)
船をこいだり、舵をあやつったりして、船を進める役目の人。
舟縁(ふなべり)
船の左右両側で、胴の上のはしにあたる部分。
舟待ち(ふなまち)
乗りこむ船の出発や、やって来る船の到着を待つこと。
舟宿(ふなやど)
人から預かった荷物を船に載せ、行き先の土地まで運ぶ仕事をしている家。
舟酔い(ふなよい)
揺れる船に乗っているうちに、吐き気やめまい、頭痛などに見舞われること。
