「船・舟」の意味

「船・舟」(ふね)の意味・読み方を解説します。連想語もあわせて確認できます。
船
/舟
ふね
| 言葉 | 船・舟 |
|---|---|
| 読み方 | ふね |
| 意味・例文 |
|
| 用例 | 「湯船」「船旅」 |
「船・舟」の関連語・連想語
海の乗り物
ヨット・ ボート
「船・舟」で使われている漢字
| 部首 | 舟部(ふね・ふねへん) |
|---|---|
| 画数 | 11画 |
| 音読み | セン |
| 訓読み | ふな / ふね |
| 意味 | ふね。ふな。水上を移動し、人や物を運ぶ乗り物 |
| 部首 | 舟部(ふね・ふねへん) |
|---|---|
| 画数 | 6画 |
| 音読み | シュウ / シュ |
| 訓読み | ふな / ふね |
| 意味 | ふね。こぶね。水上を移動するための道具 / うけだらい。祭器をのせるための盤 など |
「舟」を含む四字熟語
「船・舟」を含む故事・ことわざ・慣用句
車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
物事がさかさまなことのたとえ。
渡りに船(わたりにふね)
ちょうど入り用な折に、あつらえ向きの助けが向こうから差し出されること。 迷う間もなく飛び乗れるほど、間の合った話をいう。
高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
道楽の道に入れ込んだ者は、かかりと見返りの釣り合いなど気にもかけない。 舟賃をかけて漕ぎ出しながら、持ち帰るのは値の付かない小魚ばかりで、どう数えても元は取れない。それでも当人にはいっこうに惜しくない。
乗り掛かった船(のりかかったふね)
物事を始めてしまった以上、中途でやめるわけにはいかないことのたとえ。乗った舟が岸を離れれば途中で降りることができないことから。
磯際で船を破る(いそぎわでふねをやぶる)
物事が達成する直前で失敗してしまうこと。 港の近くまできた船が難破してしまうとの意から。
川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
長い航海を終えて港付近の川口で難破することから、成功の直前で失敗することのたとえ。 または、出航時に川口で船を損なうことから、物事の出だしで失敗することのたとえ。
中流に舟を失えば一壺も千金(ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっこもせんきん)
つまらないものでも、場合によってはとても価値があるというたとえ。 流れの真ん中で船を失ったときには、ひょうたん一個でも浮き袋の代わりになるとの意から。
出る船の纜を引く(でるふねのともづなをひく)
あきらめられず、未練がましく振る舞うこと。 「纜」は、船を岸につなぐ綱のことで、出て行く船の纜を引っ張るとの意から。
七尋の島に八尋の船を隠す(ななひろのしまにやひろのふねをかくす)
やっても無駄なことのたとえ。 「尋」は長さの単位。 七尋しかない島に八尋の船を隠すとの意から。
舟は船頭に任せよ(ふねはせんどうにまかせよ)
何事もその道の専門家に任せたほうがうまくいくというたとえ。 船に乗った時は、口出しせずに船頭に任せるのが一番よいとの意から。
舟は帆でもつ帆は舟でもつ(ふねはほでもつほはふねでもつ)
世の中は互いに助け合って成り立っているということ。 帆掛け船は帆がなければ進まず、帆は船があってこそのものとの意から。
舟は帆任せ、帆は風任せ(ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ)
すべてを成り行きにまかせるしかない状態、また成り行きに任せたほうがうまくいくというたとえ。 帆掛け船は帆任せ、帆は風任せで進むとの意から。
舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
古いしきたりや習わしにとらわれて、状況の変化に応じることができない愚かさのたとえ。 中国の楚の人が舟で長江を渡る途中に乗っている舟から剣を落としたため、慌てて舟べりに印をつけて、舟が岸に着いた後に印をつけた場所の川底を捜したという故事から。 「舟に刻(こく)して剣を求む」「剣を落として舟を刻む」「刻舟」ともいう。
船を漕ぐ(ふねをこぐ)
腰かけたまま上体が行きつ戻りつして、うとうとと眠ること。櫓を操る手つきになぞらえた言い方。
糧を捨てて船を沈む(かてをすててふねをしずむ)
引き返す手立てを自分の手で壊し、後がない構えで敵に当たること。 楚の項羽が鉅鹿へ向かったとき、渡ってきた舟を川底に沈め、飯を炊く釜を叩き割り、三日ぶんの食糧だけを持って兵を進めたという故事から。
積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ)
一枚では手に載せても分からぬほどの重さでも、舟底に積み上がればその舟を水の底へ沈める。ごく軽いものが数を得たとき、支えていたはずのものを壊す側に回る。 張儀が魏王を説くのに用いた言葉とされる。
舟を沈め釜を破る(ふねをしずめかまをやぶる)
退く道を自分で断ち切って、命がけで事に当たること。川を渡ったあと舟を沈め、飯を炊く釜を壊して、引き返せなくしたという故事から。
舟に懲りて輿を忌む(ふねにこりてこしをいむ)
一度ひどい目に遭うと、少しでも似た形のものまで避けて通るようになるということ。 船に酔った者が、同じく揺れるからといって輿にまで乗りたがらなくなる意から。 輿は、二本の長柄を肩に担いで人を運ぶ、車の付かない乗り物。
船には水より火を恐る(ふねにはみずよりひをおそる)
危険は外から来るものより、内側から起こるもののほうが始末に負えないということ。 水に浮かぶ船でさえ、沈むことより船内の火のほうを恐れるとの意から。
船を焼く(ふねをやく)
後戻りの道を自分でつぶしてから、事に臨むこと。 古代ローマの将軍カエサルが、退路にあたる船をことごとく焼き払い、兵の腹を決めさせたという話から。 英語の burn one's boats に当たる。
