「猫」を含む熟語・言葉 — 70 件
「猫」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
猫(ねこ)
愛猫(あいびょう)
かわいがっている猫。
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)ことわざ辞典
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
家猫(いえねこ)
犬は人につき猫は家につく(いぬはひとにつきねこはいえにつく)ことわざ辞典
引っ越す時、犬は飼い主について行くが猫は家から離れようとしないということ。
海猫(うみねこ)
猫のような声で鳴く海鳥。体は白く、背と翼は濃い灰色。くちばしの先に赤と黒の帯があるのが目印。島の崖などに群れて巣をつくる。
男猫が子を生む(おとこねこがこをうむ)ことわざ辞典
ありえないことのたとえ。 「男猫」は雄猫のこと。 雄の猫が子を産むことはないとの意から。
女の心は猫の目(おんなのこころはねこのめ)ことわざ辞典
女の心は気まぐれで変わりやすいことのたとえ。 女心は、猫の目が光によって形が変化するように変わりやすいとの意から。
飼い猫(かいねこ)
家で餌をやったり、世話をしたりしている猫。
借りてきた猫(かりてきたねこ)ことわざ辞典
ふだんと違って非常におとなしいようす。ねずみを捕らせるために他人の家から借りた猫は、おとなしく小さくなっていることから。
窮鼠、猫を噛む・窮鼠、猫を嚙む(きゅうそ、ねこをかむ)ことわざ辞典
逃げ道をふさがれた側は、恐れよりも先に歯向かう。追い込んだはずの者が、そこで思わぬ一撃を食う。 「嚙」は「噛」とも書く。
窮鼠噛猫(きゅうそごうびょう)四字熟語辞典
弱者でも追い詰められて必死になれば、予期していない力をだして、強者を倒すことがあるということのたとえ。 猫に追い詰められて、逃げることが出来なくなった鼠は猫に噛みつくという意味から。 「窮鼠(きゅうそ)猫(ねこ)を噛(か)む」とも読む。
結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)ことわざ辞典
申し分なしという心持ちを、「け」の音を重ねて弾ませた言い回し。「猫灰だらけ」と続けて、おどけた響きを添える。
狐媚猫馴(こびびょうじゅん)四字熟語辞典
悪い心を持った臣下のたとえ。 狐(きつね)のようにこびを売り、猫のように親しみじゃれついてくるという意味から。
皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)ことわざ辞典
悪事をはたらいた主犯が罰せられず、少しだけ関与した小者が罰せられるたとえ。 皿の上の魚を食べた猫はとっくに逃げてしまい、あとからやって来て皿をなめただけの猫が罪を着せられるとの意から。
照猫画虎(しょうびょうがこ)四字熟語辞典
本質を理解せずに、見た目を真似すること。 虎の絵を描くために、見た目が似ている猫を手本にするという意味から。 「猫に照らして虎を画(えが)く」とも読む。
上手の猫が爪を隠す(じょうずのねこがつめをかくす)ことわざ辞典
すぐれた才能や実力のある人は、それをむやみにひけらかしたりしないということ。 「上手の猫」は鼠を捕るのがうまい猫のこと。 よく鼠を捕る猫ほど、ふだんは爪を隠しているとの意から。 同じ意味の言い方に「鼠捕る猫は爪を隠す」がある。
たくらだ猫の隣歩き(たくらだねこのとなりあるき)ことわざ辞典
自分の家の用は何もしないで、他人の家の用ばかり手伝うことのたとえ。 「たくらだ」はじゃこう鹿に似た獣。じゃこう鹿を狩りにきた猟師が、飛び出してきたたくらだを誤って狩ったことから、自分に無関係なことで死んだり傷ついたりする者のこと。転じて、愚か者・まぬけのことをいう。 まぬけな猫が自分の家のねずみは捕らずに、近所のねずみばかり捕って遊び歩くということから。
猫の首に鈴・猫の首に鈴をつける・誰が猫に鈴をつけるというのか(だれがねこにすずをつけるというのか・ねこのくびにすず・ねこのくびにすずをつける)ことわざ辞典
名案ではあっても、いざ実行するとなると難しいことのたとえ。 ネズミたちが集まって協議し、猫が近づいたことを察知できるように、猫の首に鈴をつけることを考えたが、実行段階になると引き受けるネズミは誰もいなかったという寓話から。 「猫の首に鈴」ともいう。
虎を描いて猫に類す(とらをえがいてねこにるいす)ことわざ辞典
凡人が優れた人の真似をして、軽薄になることのたとえ。また、立派過ぎるものを求めて失敗することのたとえ。 後漢の馬援が甥たちをいさめた手紙の一節から。豪傑肌の杜季良をまねようとして果たせなければ、虎を描こうとして狗にしかならないのと同じように、世間の軽薄者に落ちてしまうと説いた。 「虎を描いて猫に類す」ともいう。
どら猫(どらねこ)
ぬすみ食いなどをする悪い猫。野良猫。
鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)ことわざ辞典
口数が多い者は、とかく口先だけで実行が伴わないというたとえ。よく鳴く猫は鼠を捕らないということから。
猫脚・猫足(ねこあし)
猫のように足音を立てずに歩くこと。また、その歩き方。
猫板(ねこいた)
長火鉢の端の部分にわたしている引き板。猫が好んで乗るためこの名がついた。
猫いらず(ねこいらず)
ネズミを退治するのに使う毒薬(殺鼠剤)の一つで、黄リンやヒ素の化合物などを主な成分にしたもの。もとは明治の後期に売り出された品の名で、それが広まって、ネズミを殺す薬を指すふつうの呼び名のようにも使われた。毒性が強く、法律で扱いが厳しく決められたため、いまでは一般にはまれにしか使われない。
猫かぶり・猫を被る・猫被り(ねこかぶり・ねこをかぶる)ことわざ辞典
本性を隠しておとなしそうにみせること。 「被る」はそのようにふるまうということ。 おとなしい猫のようなふりをするという意味から。 「猫被り」ともいう。
猫かわいがり・猫可愛がり(ねこかわいがり)
猫を可愛がるように、やたらに可愛がり甘やかすこと。
猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)ことわざ辞典
一方がよくなれば他方が悪くなり、一方に利があれば他方に損があるというたとえ。鰹節を食べて猫は太るが、食べられた鰹節は痩せるとの意から。
猫が糞を踏む・猫が糞を隠したよう・猫糞する・猫糞を決め込む(ねこがばばをかくしたよう・ねこがばばをふむ・ねこばばする・ねこばばをきめこむ)ことわざ辞典
悪事を隠したまま知らん顔をすること。 猫が糞をしたあとに足で砂をかけて隠すようすから。 「猫が糞を隠したよう」「猫糞」「猫糞する」「猫糞を決め込む」ともいう。
猫車(ねこぐるま)
車輪が一つあり、柄を持って押していく手押し車。土砂などを運搬するさいに使う。ねこ。
猫舌(ねこじた)
熱い食べ物や飲み物が苦手なこと。また、その人。猫は熱いものを嫌うことから言われる。
猫じゃらし(ねこじゃらし)
「エノコログサ」の俗称。イネ科の一年草。野原や道端に自生している。細長い互生の葉を持つ。夏から秋にかけ緑色で犬の尾に似た穂をつける。
猫背(ねこぜ)
背中が丸くかがみ首が前に出ている、やや前方にかがむような姿勢。
猫っ毛(ねこっけ)
猫の毛のような、柔らかい髪の毛。
猫でない証拠に竹を描いておき(ねこでないしょうこにたけをかいておき)ことわざ辞典
へたな絵をあざけっていう言葉。描いた虎が猫に間違えられないように、「竹に虎」の取り合わせで知られる竹を描き足すという意の川柳から。
猫と庄屋に取らぬはない(ねことしょうやにとらぬはない)ことわざ辞典
役得に手を伸ばさない役人はいない、という皮肉。 目の前の鼠を見逃す猫がいないのと同じだ、というたとえ。「庄屋」は江戸時代の村の長で、関東では名主と呼んだ。
猫なで声・猫撫で声(ねこなでごえ)
人の機嫌をとるときやこびるときなどに出す、甘えるような優しい作り声。猫が撫でられたときに出す声に似ていることや、猫を撫でるときの人間の声に似ていることから言われる。
猫に会った鼠・猫の前の鼠(ねこにあったねずみ・ねこのまえのねずみ)ことわざ辞典
相手の掌の内に置かれて、こちらからは何一つ手が打てない。 見逃してもらう以外に道がない立場をいう。
猫に鰹節(ねこにかつおぶし)ことわざ辞典
油断できない状況、危険な状況のたとえ。 猫のそばに好物の鰹節を置くことから。
猫に小判(ねこにこばん)ことわざ辞典
どんなに貴重なものでも、その価値のわからないものには、なんの値打ちもないことのたとえ。
猫に木天蓼・猫に木天蓼お女郎に小判(ねこにまたたび・ねこにまたたびおじょろうにこばん)ことわざ辞典
猫がまたたびに目がないように、何よりの好物をいう。また、与えれば相手の心をたちまちとらえるほど、よく効くもののたとえ。
猫にもなれば虎にもなる(ねこにもなればとらにもなる)ことわざ辞典
相手や状況しだいで、おとなしくもなれば凶暴にもなるということのたとえ。
猫の精進・猫の魚を食わぬ振り・猫の魚辞退(ねこのうおじたい・ねこのさかなをくわぬふり・ねこのしょうじん)ことわざ辞典
内心は欲しくてたまらないのに、うわべだけ遠慮することのたとえ。 また、その場だけのことで長続きしないことのたとえ。 猫が大好きな魚を辞退するとの意から。 「猫の精進」「猫の魚を食わぬ振り」ともいう。
猫の子一匹いない(ねこのこいっぴきいない)ことわざ辞典
まったく人がいないようす。
猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)ことわざ辞典
非常に忙しくて手が足りず、誰でもいいから手助けがほしいようす。
猫の額(ねこのひたい)ことわざ辞典
土地の面積が狭いことのたとえ。
猫の額にある物を鼠が窺う・猫の額の物を鼠が窺う(ねこのひたいにあるものをねずみがうかがう・ねこのひたいのものをねずみがうかがう)ことわざ辞典
自分の実力を考えずに、大それたことや無謀なことをしようとすることのたとえ。 猫のそばにある物を、鼠がねらって様子をうかがうことから。
猫の前の鼠の昼寝(ねこのまえのねずみのひるね)ことわざ辞典
命取りになりかねないものが目の前にあるのに、それと知らずくつろいでいる。
猫の目のよう(ねこのめのよう)ことわざ辞典
物事の移り変わりが激しいことのたとえ。猫の目が明るさによって形を変えるところから。
猫は三年の恩を三日で忘れる(ねこはさんねんのおんをみっかでわすれる)ことわざ辞典
猫は三年飼われても、飼い主への恩を三日で忘れてしまうくらい薄情な動物だということ。
猫は虎の心を知らず(ねこはとらのこころをしらず)ことわざ辞典
つまらない人間には、大人物の心の中はわからないということのたとえ。
猫ばば・猫糞(ねこばば)
悪事を働いても、それを隠して知らん顔をすること。とくに、拾った物を黙って自分の物にすること。猫が糞に砂をかけて隠すことから。
猫またぎ・猫跨ぎ(ねこまたぎ)
まずい魚。猫ですら食べずにまたいでいくことから言われる。
猫目石(ねこめいし)
宝石の一つ。金緑石のうち、光に当たると中央に猫の目のような光の線が現れるもの。キャッツアイ。
猫飯(ねこめし)
味噌汁などをかけた飯。ねこまんま。
猫も杓子も(ねこもしゃくしも)ことわざ辞典
なにもかも。だれもかれもみんな。 猫の手と杓子が似ているところから。 また、神主も僧侶もという意味の「禰子(ねこ)も釈氏(しゃくし)」や、女性も子どももという意味の「女子(めこ)も弱子(じゃくし)も」などが語源との説もある。
猫も跨いで通る(ねこもまたいでとおる)ことわざ辞典
魚好きの猫でさえ見向きもせず、またぎ越して行ってしまうほど、味の落ちた魚のこと。また、身をきれいに食べ尽くして骨ばかりになった魚のこと。
猫柳(ねこやなぎ)
早春、葉の出るより先に、銀色の毛におおわれた穂を枝いっぱいに並べる木。この穂を猫の尾に見立てたのが名のもと。穂は初め赤茶色の殻をかぶり、それが脱げると白く光る。川べりに多い。かわやなぎ。えのころやなぎ。
猫を追うより皿を引け・猫を追うより魚をのけよ・猫を追うより鰹節を隠せ(ねこをおうよりかつおぶしをかくせ・ねこをおうよりさかなをのけよ・ねこをおうよりさらをひけ)ことわざ辞典
その場のがれより、根本を正すことが大事だというたとえ。皿をねらっている猫を追い払うより、皿を片付けるほうがいいということから。 「猫を追うより魚をのけよ」「猫を追うより鰹節を隠せ」ともいう。
猫を殺せば七代祟る(ねこをころせばしちだいたたる)ことわざ辞典
猫は執念深いので、殺せば子孫七代まで祟りがあるという俗説。
鼠捕る猫は爪を隠す・鼠捕る猫は爪隠す(ねずみとるねこはつめかくす・ねずみとるねこはつめをかくす)ことわざ辞典
真にすぐれた才能のある人は、それをむやみにひけらかしたりしないということ。 鼠を捕るのがうまい猫は、ふだん鋭い爪を隠していて見せないとの意から。 同じ意味の言い方に「上手の猫が爪を隠す」がある。
野良猫(のらねこ)
斑猫(はんみょう)
化け猫・化猫(ばけねこ)
猫の妖怪。魔力を持ち、人に化けると言われる。
猫額大(びょうがくだい)
猫鼠同眠(びょうそどうみん)四字熟語辞典
悪事を働く者と、それを取り締まる立場の者が、示し合わせて事を運ぶこと。 また、上に立つ者と下の者がぐるになって悪事をはたらくこと。 鼠は隠れて盗みをはたらくもの、猫はそれを捕らえる役目なのに、その二つが同じ所で眠っているという意味から。 唐の時代、洛州で猫と鼠が一緒にいるのが見つかり、盗みを取り締まる側が役目を捨てて悪事を見逃す前ぶれだと受け取られた、という記録による。
豚に念仏、猫に経(ぶたにねんぶつ、ねこにきょう)ことわざ辞典
豚の前で念仏を唱えたり、猫の前で経を読んだりしても、ありがたさはまるで伝わらない。同じように、立派な教えや忠告も、中身を分かろうとしない相手に向けたのでは、むだに終わるということ。
招き猫(まねきねこ)
あと足で座り、前足で人を招くような格好をした猫の置き物。商売繁盛の縁起物として商家の店頭などに置かれる。
山猫(やまねこ)
吾輩は猫である(わがはいはねこである)
夏目漱石の小説。一九〇五(明治三十八)~〇六年発表。中学校の英語教師、苦沙弥(くしゃみ)先生の飼い猫の目を通して俗悪な人間社会を痛烈に風刺したもの。
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