「暗」を含む熟語・言葉 — 114 件
「暗」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
暗暗(あんあん)
暗暗裏・暗暗裡(あんあんり)
知られないうちにひそかに。秘密裏に。内内に。
暗鬱(あんうつ)
気持ちが暗くふさぎこんでいるさま。うっとうしいさま。
暗雲(あんうん)
今にも雨が降り出しそうな黒い雲。
暗雲低迷(あんうんていめい)四字熟語辞典
悪い状態が好転する兆候もなく、先行き不安のまま長く続いている状況のこと。 「暗雲」は光が届かないほど厚く、今にも雨が降り出しそうな黒い雨雲のことから、悪いことが起こりそうな気配のたとえ。 「低迷」は雲が高さの低い位置で留まること。 主に経済や社会状況、人の気持ちについていう言葉。
暗影・暗翳(あんえい)
暗い影。
暗影を投じる・暗影を投ずる(あんえいをとうじる・あんえいをとうずる)ことわざ辞典
これからの成り行きに対する不安を投げかけること。 「暗影」は暗い影。転じて不安や不吉の兆し。
暗褐色(あんかっしょく)
黒みをおびた褐色。
暗記(あんき)
見たり聞いたりした内容を、元のものを見なくても言えるように覚え込むこと。
暗渠(あんきょ)
地下などにつくった水路。
暗君(あんくん)
悪政を行う、愚かな君主。
暗愚(あんぐ)
正しい道筋のわからない愚かな様子。また、そのような人物。
暗剣殺(あんけんさつ)
九星方位の一つで、最も不吉な方角とされる。これを犯すと、主人は使用人に親は子に殺されるといわれた。
暗香蓊勃・暗香蓊葧(あんこうおうぼつ)四字熟語辞典
どこからかともなく、良い香りが盛んに漂ってくるさま。 「暗香」はどこからか漂う良い香り。 「蓊葧」は勢いが盛んな様子。 「暗香蓊勃」とも書く。
暗紅色(あんこうしょく)
黒みがかった紅色。黒っぽい赤。
暗香疎影(あんこうそえい)四字熟語辞典
どこからともなく漂う花の香りと、月光に照らされた木々の影の情景。 または、梅のこと。 「暗香」はどこからか漂う良い香りのこと。 「疎影」はまばらに広がる木々の影のこと。
暗香浮動(あんこうふどう)四字熟語辞典
真っ暗な中でわずかに漂う梅の香りのこと。 「暗香」はどこからか漂う良い香りのことで、梅の花の香りを言うことが多い。 「浮動」は浮き漂うこと。 春の訪れを言い表す言葉。
暗黒(あんこく)
非常に暗いこと。真っ暗闇。
暗黒街(あんこくがい)
秩序や道徳が乱れて治安が保たれず、犯罪が多発する街。
暗黒時代(あんこくじだい)四字熟語辞典
戦乱や疫病などが原因で、社会がひどく乱れていて希望の持てない時代。 「暗黒」は真っ暗という意味から、絶望という意味。
暗黒沈静(あんこくちんせい)四字熟語辞典
暗闇に覆われて、ひっそりとしている様子。 「暗黒」は暗闇のこと。 「沈静」は物音のしない、静かな様子。
暗黒面(あんこくめん)
物事や社会の醜い面。また、悲惨な面。
暗号(あんごう)
通信の内容が外部にわからないように、当事者間だけで取り決めて使う特殊な記号。
暗合(あんごう)
思いがけず一致すること。偶然の一致。
暗殺(あんさつ)
政治上の対立などから、人をひそかに狙って殺すこと。
暗算(あんざん)
筆記用具や計算機などを使わずに、頭の中だけで計算すること。
暗紫色(あんししょく)
黒みがかった、むらさき色。
暗室(あんしつ)
実験や写真の現像などのため、外部から光線が入らないように閉め切った部屋。
暗主(あんしゅ)
政治の道理に暗い、おろかな君主。「暗君」に同じ。
暗唱・暗誦(あんしょう)
文章などを記憶して、なにも見ないで口に出して言うこと。
暗礁(あんしょう)
海の中に隠れていて、航海の妨げになるような岩。
暗証(あんしょう)
本人であることを証明するために、あらかじめ登録した文字や数字。パスワード。
暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)ことわざ辞典
思わぬ障害によって、物事の進行が阻まれることのたとえ。 「暗礁」は水面下にあって見えない岩のこと。 船が海の中の見えない岩に乗り上げて、先に進めなくなるとの意から。
暗所恐怖症(あんしょきょうふしょう)
暗色(あんしょく)
くらい感じのする色。
暗示(あんじ)
手がかりになる事をそれとなく知らせること。
暗赤色(あんせきしょく)
黒みがかった赤色。
暗線(あんせん)
光を分光して波長の順に並べたとき、その帯のところどころが黒く抜けて見えるもの。光の通り道にある気体が、決まった波長だけを吸い取るために生じる。太陽の光に現れるものからは、どんな元素がそこにあるかが読み取れる。逆に、その波長だけが明るく出るのが輝線。
暗箭傷人(あんせんしょうじん)四字熟語辞典
こっそりと人を陥れたり、中傷したりすること。 「暗箭」は暗がりから放たれた矢のこと。 「傷人」は人を傷つけること。 「暗箭(あんせん)人を傷(やぶ)る」とも読む。
暗然(あんぜん)
暗いさま。
暗送秋波(あんそうしゅうは)四字熟語辞典
ひそかに機嫌を取ってとりいろうとすること。 または、女性が色目を使うこと。 または、表には出さず陰で悪だくみをすること。 「暗」はこっそり、ひっそりの意。 「秋波」は美人の澄んだ目は秋の波のように涼しげであることから、色目のこと。 「暗(あん)に秋波(しゅうは)を送る」とも読む。
暗澹(あんたん)
暗くて不気味なさま。
暗澹溟濛(あんたんめいもう)四字熟語辞典
未来に希望がないこと。 「暗澹」は暗くてわかりづらいこと。 「溟濛」ははっきりとしない様子。 目の前が暗く、はっきりと見えないという意味から。
暗中(あんちゅう)
暗がりのなか。くらやみ。
暗中飛躍(あんちゅうひやく)四字熟語辞典
ひそかに計画を立てて、見事な活躍をすること。 「飛躍」は高く飛び上がるという意味から、見事な活躍をすることのたとえ。 「暗躍(あんやく)」と省略して用いられることもある。
暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)ことわざ辞典
明かりのない暗がりで的をねらって矢を放っても、まず当たりはしない。このことから、ねらいがまるで外れてしまうことや、何ひとつ見当をつけられずにいることを表す。 「暗中」は、光がなくて暗い所の中という意味。 近い意味をもつ言葉に暗夜の礫・暗闇の鉄砲・闇に鉄砲がある。
暗中摸索・暗中模索(あんちゅうもさく)四字熟語辞典
手がかりのない中で、色々と試してみること。 「暗中」は暗い場所、「摸索」は手探りで何かを探すことで、暗い場所で手の感触のみを頼りに探し物をするという意味から。 「暗中模索」とも書く。
暗転(あんてん)
演劇で場面をかえる時に、舞台の幕を下ろさず暗くしている間に行うこと。
暗闘(あんとう)
陰でひそかに争うこと。陰険な争い。
暗投(あんとう)ことわざ辞典
いくら値の張る品でも、前ぶれもなくいきなり人の前に差し出せば、相手は喜ぶどころか怪しんで身がまえ、かえって恨まれることにもなりうる、というたとえ。すぐれた物を、礼にかなわないやり方で人に贈ることもいう。 「暗投」は、暗がりの中で人に向かって投げつけること。この言葉は、漢の時代の中国で、鄒陽という人物が、ありもしない告げ口のために牢に入れられたとき、梁の孝王に書き送った文の中で、「夜に光る美しい玉でも、暗い夜道を歩く人に向けて投げてよこせば、人はみな刀の柄を握ってにらみつける。何のわけもなく、だしぬけに目の前へ飛びこんでくるのだから」と述べたことにちなむ。 同じ文では、曲がりくねった木の根でも、そばに仕える人が先に手を入れて整えておけば天子の道具にもなる、とも述べている。話を通しておけば、ありふれた物でも大事にしてもらえるわけで、この語はその反対の場合にあたる。四字熟語の明珠暗投も同じ話から生まれた。
暗渡陳倉(あんとちんそう)四字熟語辞典
表向きの動きで敵の目を引きつけておいて、その裏でひそかに別の道から攻めること。 「陳倉」は中国の地名。 漢の韓信が、焼き落とした桟道を修復すると見せかけて敵の目をそこへ集め、その間に別の道から陳倉へ攻め入ったという故事から。 「明修桟道、暗渡陳倉」という形でも使われる。 兵法三十六計の第八計。 「暗(ひそ)かに陳倉(ちんそう)に渡(わた)る」とも読む。
暗に(あんに)
はっきりと示さずそれとなく。遠回しに。
暗箱(あんばこ)
組み立て式写真機の一部で、レンズと感光板の間にある箱状の部分。
暗部(あんぶ)
暗い部分。表からは見えない隠された部分。
暗譜(あんぷ)
楽曲の音譜をそらで覚えること。
暗幕(あんまく)
部屋の中を暗くするために、窓などに張る黒い幕。
暗面(あんめん)
表に出ない醜い面。裏面。暗黒面。
暗黙(あんもく)
自分の考えを口に出して言わないこと。黙っていること。
暗夜(あんや)
まっくらな夜。やみ夜。
暗躍(あんやく)
人に知られないように、陰でひそかに動き回ること。
暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)ことわざ辞典
暗い夜道で明かりが消えてしまうように、よりどころにしていたものをなくして、どうしてよいか分からなくなることのたとえ。 「闇の夜に灯火を失う」ともいう。
暗夜の礫(あんやのつぶて)ことわざ辞典
暗い夜に飛んでくる小石のことから、不意に受ける防ぎようのない襲撃のこと。また、思ってもみないこと、あてずっぽうなことについてもいう。 似た言葉に暗中的を射るがある。暗がりで射た矢が的を外れるように、何ひとつ見当をつけられない様子を表す。
暗喩(あんゆ)
事物を他の事物に言い換えて示す比喩表現。隠喩。
暗流(あんりゅう)
表面にあらわれない流れ。
暗緑色(あんりょくしょく)
黒みがかった緑色。
暗涙(あんるい)
人知れず流すなみだ。
後ろ暗い(うしろぐらい)
内心やましいことがある。うしろめたい。
薄暗がり(うすくらがり)
光があまり当たらず、少し暗くなっていること。また、その場所。
薄暗い(うすぐらい)
わずかに物が見分けられる程度に暗い。
小暗い(おぐらい)
光が乏しく、うっすらと暗い。
お先真っ暗(おさきまっくら)ことわざ辞典
将来の見通しがまったく立たないこと。
搔き暗す・搔暗す(かきくらす)
掻き暗れる・搔き暗れる(かきくれる)
悲しみなどの辛い感情で気持ちが沈んで目の前が暗くなる。
疑心、暗鬼を生ず(ぎしん、あんきをしょうず)ことわざ辞典
人を疑い始めると、ふだんは気にもとめない物事までがこわく思われ、怪しく見えてくること。 反対に、不思議な出来事も気に留めずにいれば、その不思議さはひとりでに消えていく、と説く言葉に怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破るがある。 心のわずかな迷いが、本当はないものまで見せるという点で似た言葉に、禅の教えから出た一翳眼にあれば空華乱墜すがある。
疑心暗鬼(ぎしんあんき)四字熟語辞典
疑う心を持ってしまい、取るに足らないことを恐れたり、怪しく感じたりしてしまうこと。 「疑心」は疑う心のこと。 「暗鬼」は暗い場所に見える亡霊のこと。 疑う心を持っていると、暗い場所に亡霊(存在するはずのないもの)が見えてくるという意味から。
暗い(くらい)
光が足りず、まわりがよく見わけられない。
暗がり(くらがり)
暗い場所。
暗がりから牛・暗がりから牛を引き出す・暗がりの牛・暗闇から牛を引き出す(くらがりからうし・くらがりからうしをひきだす・くらがりのうし・くらやみからうしをひきだす)ことわざ辞典
物の見分けがつきにくいことのたとえ。また、動きがのろく、ぐずぐずしていることのたとえ。 暗い場所にいる黒い牛は、そこにいるのかどうかさえ見定めにくく、引っぱり出そうにもなかなか動かないことから。 単に「暗がりから牛」、または「暗がりの牛」「闇から牛を引き出す」「暗闇から牛を引き出す」ともいう。
暗がりに鬼を繋ぐ・暗がりの鬼・暗隅に鬼を繋ぐ(くらがりにおにをつなぐ・くらがりのおに・くらすみにおにをつなぐ)ことわざ辞典
相手の内実が外からうかがえないため、なんとなくそら恐ろしい心地がすること。暗い所に鬼を繋いでおけば姿が見えないぶん、いっそう底知れなく思われることから。
暗がりの渋面(くらがりのじゅうめん)ことわざ辞典
何をしても手ごたえがなく、むだに終わること。明かりのない所で顔をしかめてみせても、相手の目には映らないことから。
