「尺」を含む熟語・言葉 — 91 件
「尺」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
尺(しゃく)
尺貫法でいう長さの、もとになる単位。十寸にあたり、十をあわせて一丈。かねじゃく(曲尺)なら約三〇・三センチ、鯨尺なら約三七・九センチ。
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)ことわざ辞典
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
一寸延びれば尺(いっすんのびればしゃく)ことわざ辞典
目の前の困難を切り抜ければ、先々楽になるということのたとえ。 「一寸」は約3センチ、「一尋」は約180センチ。 今、一寸延ばすことが出来れば、先々一尋延びるのと同じ結果になるとの意から。 「一寸延びれば尋」「一寸延びれば尺」ともいう。
裏尺(うらじゃく)
「裏曲・裏矩(うらがね)」に同じ。
枉尺直尋(おうせきちょくじん)四字熟語辞典
大きな利益を得るためには、多少の犠牲は仕方ないということのたとえ。 または、小さな犠牲で大きな利益を得ることのたとえ。 「枉」は曲げること。 「尺」と「尋」はどちらも長さの単位で、八尺=一尋。 一尺分を折り曲げることで、八尺(一尋)を真っ直ぐにできればよいという意味から。
喙長三尺(かいちょうさんじゃく)四字熟語辞典
口が達者なことのたとえ。 「喙長」はくちばしの長さ。 「三尺」は長いことのたとえ。 喙(くちばし)の長さが三尺もあるという意味から。
矩尺(かねざし)
「曲尺」に同じ。
かね尺・曲尺・矩尺(かねじゃく)
直角に曲がっている金属の物差し。主に大工が使う道具。曲りがね。
杞梓連抱にして数尺の朽有るも良工は棄てず(きしれんぽうにしてすうせきのくちあるもりょうこうはすてず)ことわざ辞典
杞や梓のような良材に、たとえ数尺の腐りが含まれていても、腕のよい職人は捨てずに用いる。 人材においても、短所があろうとも、その人の長所を見抜き、それを活かして用いることが、人を生かす道であるというたとえ。 「朽」は「きゅう」とも読む。
着尺(きじゃく)
大人用の着物を作ることができる、反物の長さと幅。また、その反物。着尺物。
着尺地(きじゃくじ)
着物を作ることができる寸法の反物。着尺物。
曲尺(きょくしゃく)
L字形に曲げた金属の物差し。表には決まった目盛りが、裏には表の約一.四倍の目盛り(角目)と、円周率で割った目盛り(丸目)が刻んである。丸太の太さに角目をあてると、その丸太から切り出せる角材の一辺が、丸目をあてると丸太のまわりの長さが、計算せずに読める。
尭階三尺(ぎょうかいさんじゃく)四字熟語辞典
君主がつつましい生活をすることのたとえ。 古代中国の伝説の聖天子の宮殿は、土を固めただけの階段があり、高さは三尺ほどしかなかったということから。 君主の生活の理想とされている。
九尺二間(くしゃくにけん)
九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)ことわざ辞典
間口が九尺、奥行き二間、入り口の戸が一枚だけというような、きわめて狭く粗末な家のたとえ。
鯨尺(くじらじゃく)
布地の長さをはかるために使われていたものさしの一つ。江戸時代から昭和まで使われた。一尺を約三八センチメートルとしていた。鯨のひげで作られていたということから。鯨差し。
間尺(けんじゃく)
現尺(げんしゃく)
実際の大きさと同じ大きさで図に表すこと。原寸。
虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)ことわざ辞典
そこにあるのが当たり前で、離してしまっては様にならない取り合わせのこと。 虚無僧は深編笠をかぶり、尺八を吹きながら諸国を歩いた。その尺八を取り上げてしまえば、もう虚無僧の姿ではない。
鑿歯尺牘(さくしせきとく)四字熟語辞典
古代中国の国の晋にいた名文家の習鑿歯は、手紙での議論がとても上手かったということ。 「鑿歯」は習鑿歯のこと。 「尺牘」は手紙のこと。 晋の習鑿歯は名文家として有名で、その中でも手紙を使っての議論が上手かったために、将軍の桓温が右腕として厚遇したという故事から。
三尺(さんじゃく)
七尺去って師の影を踏まず・三尺下がって師の影を踏まず・弟子七尺去って師の影を踏まず(さんじゃくさがってしのかげをふまず・しちしゃくさってしのかげをふまず・でししちしゃくさってしのかげをふまず)ことわざ辞典
師のそばへ寄りすぎるのは、教えを受ける身の作法から外れる。 親しさに紛れて敬いが崩れぬよう、後ろへ退いて歩けと説く。
三尺秋水(さんじゃくしゅうすい・さんじゃくのしゅうすい)四字熟語辞典
研ぎ澄まされたすぐれた剣のこと。 「三尺」の「尺」は長さの単位で、「三尺」は剣の標準的な長さのこと。 「秋水」は冷たく澄んだ秋の水のことで、剣の冴えわたった光をたとえた言葉。
三尺童子(さんじゃくのどうじ・さんせきのどうじ)四字熟語辞典
七、八歳の子どものこと。 「三尺」の「尺」は長さの単位で、「三尺」は身長が低いことのたとえ。 身長が低い子どもということから。 または、「一尺」は二歳半として数え、「三尺」で七、八歳とするという説もある。
三寸の舌に五尺の身を亡ぼす・三寸の舌に五尺の身を滅ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)ことわざ辞典
口を滑らせた一言が跳ね返り、築き上げた地位も暮らし向きも根こそぎ奪ってしまう。
只尺(しせき)
非常に近いこと。すぐ近く。咫尺。
咫尺(しせき)
距離が非常に近いこと。
咫尺天涯(しせきてんがい)四字熟語辞典
ものすごい近い場所にいても、遠くにいるかのようになかなか会えないこと。 「咫」と「尺」はどちらも距離の単位で、短い距離のたとえ。 「天涯」は天の果てということから、非常に遠い距離のたとえ。 近いところにいても、天の果てにいるように感じるという意味から。
咫尺之書(しせきのしょ)四字熟語辞典
短い手紙の文章や書状のこと。 「咫尺」は周代の長さの単位で、咫は八寸、尺は十寸という意味から、短い距離や長さのこと。
咫尺之地(しせきのち)四字熟語辞典
非常に狭い土地のこと。 「咫」と「尺」はどちらも距離の単位で、短い距離のたとえ。
咫尺万里(しせきばんり)四字熟語辞典
詩や絵画などの小さなものの中に、壮大な世界がこめられているということのたとえ。 「咫」と「尺」はどちらも距離の単位で、短い距離のたとえ。 「万里」は非常に距離があることのたとえ。 咫尺ほどの小さなものに、万里ほどの大きな世界を描くという意味から。
咫尺を弁ぜず(しせきをべんぜず)ことわざ辞典
視界がきかず、ごく近くのものも見分けが付かないこと。「咫尺」は距離が非常に近いこと、「弁」は見分けるという意。
尺貫法(しゃくかんほう・しゃっかんほう)
長さ、重さ、体積を表す方法のひとつ。日本が昔使っていた度量衡法で、長さを「尺」、重さを「貫」、体積を「升」で表す。
尺〆・尺じめ(しゃくじめ)
尺寸(しゃくすん・せきすん)
広さや大きさなどが少ないこと。
尺短寸長(しゃくたんすんちょう・せきたんすんちょう)四字熟語辞典
どんな人にも長所と短所は必ずあるということ。 「尺」と「寸」はどちらも長さを表す単位。 場合によっては一尺でも短いと感じることもあり、一寸でも長いと思うことがあるという意味から。 「尺も短き所有り、寸も長き所有り」を略した言葉。
尺地(しゃくち)
尺取虫(しゃくとりむし)
体を弓なりに曲げては伸ばして進む蛾の幼虫。腹の中ほどに足がなく、体の前と後ろだけで枝をつかむため、この歩き方になる。布の長さを手で測るしぐさに似ることからの名。じっとしているときは体を斜めに立て、小枝そっくりに見せる。土瓶割り。
尺度(しゃくど)
物の長さを計るための道具。ものさし。
尺八(しゃくはち)
長さが一尺八寸の日本の楽器。竹製の縦笛で根に近い部分のものを使う。前に四つの穴と後ろに一つの穴がある。
尺布斗粟・斗粟尺布(しゃくふとぞく・とぞくしゃくふ)四字熟語辞典
兄弟の仲が悪いこと。 「斗粟」の「斗」は容量の単位。 一斗の粟のことから、少しの食べ物のたとえ。 「尺布」の「尺」は長さの単位。 一尺の布のことから、少しの衣服のたとえ。 中国の漢の淮南王と文帝は腹違いの兄弟だったが、淮南王はおごり昂って法に背く行いを多くしたために、文帝に王位を奪われ流罪にされた。 その道中で淮南王は悶え苦しみ、食を断って死んだ。 人々はそのことについて「一尺の布でも一斗の粟でも、分け合えば互いの寒さと飢えをしのげるのに、何故仲良くできなかったのか」と歌ったという故事から。 「尺布斗粟」ともいう。
尺も短き所あり、寸も長き所あり(しゃくもみじかきところあり、すんもながきところあり)ことわざ辞典
場合によっては賢い者も劣ることがあり、愚かな者が勝る場合もあるというたとえ。尺でも短くて足りないこともあり、寸でも長すぎることがあるということから。
尺を枉げて尋を直くす(しゃくをまげてじんをなおくす)ことわざ辞典
大事のために小事を犠牲にすること。 「尋」は、八尺。 一尺を曲げてでも尋(八尺)をまっすぐに伸ばすとの意から。
尺蠖の屈するは伸びんがため・尺蠖の屈めるは伸びんがため(しゃっかくのかがめるはのびんがため・しゃっかくのくっするはのびんがため・せきかくのくっするはのびんがため・せっかくのくっするはのびんがため)ことわざ辞典
大きく伸びるためには、いったん身を低くしてやり過ごす期間も要るというたとえ。尺蠖とは尺取り虫のことで、ひとたび体を丸めるのは、そのあと遠くへ身を送るための構えであることから。
尺骨(しゃっこつ)
秋霜三尺(しゅうそうさんじゃく)四字熟語辞典
曇りが少しもないように研がれた刀剣。 「秋霜」は秋に降る霜は厳しく冷たく光るということから、切れ味のよい刀剣のこと。 「尺」は長さを表す単位で、「三尺」は刀剣の長さのこと。
縮尺(しゅくしゃく)
地図や図面などを実物よりも小さく書くこと。また、その割合。
照尺(しょうしゃく)
寸進尺退・進寸退尺(しんすんたいしゃく・しんすんたいせき・すんしんしゃくたい・すんしんせきたい)四字熟語辞典
少し前に進み、進んだよりも多く退くこと。 または、利益よりも損害のほうが多いことのたとえ。 「寸」と「尺」は距離の単位で、一尺は十寸と同じ。 一寸の距離進んで、一尺の距離退くという意味から。 「進寸退尺」ともいう。
垂涎三尺(すいえんさんじゃく・すいぜんさんじゃく)四字熟語辞典
あるものを激しく欲しがる様子のこと。 「涎」はよだれ。 おいしそうな食べ物を見て、思わず涎を三尺も垂らすという意味から。
寸陰尺璧(すんいんせきへき)四字熟語辞典
わずかな時間は、大きな宝石よりも貴重であるということのたとえ。 「寸陰」はほんの少しの時間。 「尺璧」は一尺の大きさがある宝石。 一尺の宝石よりも、ほんの少しの時間のほうが大切という意味から。
寸尺(すんしゃく)
寸善尺魔(すんぜんしゃくま・すんぜんせきま)四字熟語辞典
世の中には悪いことが多く、善いことは少ないことのたとえ。または、よいことがあっても、悪いことに邪魔されてうまくいかないということ。 「寸」と「尺」は長さの単位で、「寸」は「尺」の十分の一の単位。
寸田尺宅(すんでんしゃくたく)四字熟語辞典
ほんの少しの財産のこと。 「寸田」と「尺宅」はどちらもほんの少しの財産という意味で、四方が一寸の田と四方が一尺の家という意味から。 「寸」と「尺」は長さの単位で、どちらも短い長さのたとえ。
寸を曲げて尺を伸ぶ・寸を詘げて尺を信ぶ・寸を詘めて尺を伸ぶ(すんをかがめてしゃくをのぶ・すんをまげてしゃくをのぶ)ことわざ辞典
目先のわずかな引け目には目をつぶり、あとに来る大きな実入りを取りにいく。 十倍の戻りが見込めるなら手前の小さな縮みは呑んでおく、という割り切りをいう。
寸を進まずして尺を退く(すんをすすまずしてしゃくをしりぞく・すんをすすまずしてせきをしりぞく)ことわざ辞典
自分から仕掛けて事を荒立てるくらいなら、身を引いて間合いを取るほうを選ぶ。 攻め手に回らず受けに回れという、兵法の言い習わしに基づく。
尺蚓穿堤(せきいんせんてい)四字熟語辞典
小さなことが原因となり、大きな災難が発生すること。 「尺蚓」は小さなみみず。 「穿堤」は堤防に穴をあけること。 小さなみみずが堤防に穴をあけたことが原因になり、そこから堤防が決壊して一つの村が水に浸かるということから。 「尺蚓(せきいん)堤(つつみ)を穿(うが)つ」とも読む。
尺蚓堤を穿てば能く一邑を漂わす(せきいんつつみをうがてばよくいちゆうをただよわす)ことわざ辞典
みみず一匹が通した穴から堤が抜け、向こう側の村がまるごと水に浸かる。取るに足らぬ綻びを捨て置くと、害はひと所では済まず、人の住まいごと押し流すところまで届く。 「尺蚓」はごく短いみみず、「邑」は人里をいう。
尺山寸水(せきざんすんすい)四字熟語辞典
高い山の上から見下ろした景色。 「尺」と「寸」はどちらも長さの単位で、どちらも短い長さのたとえ。 上から見た他の山や川が小さく見えるということから。
尺二秀才(せきじのしゅうさい)四字熟語辞典
世間で認められていない文字を書く人を非難する言葉。 または、品の無い秀才のこと。 「秀才」は中国の官吏登用試験の科挙を受ける権利を持っている人のこと。または、科挙の試験科目の一つ。 科挙の試験で、「盡」の文字を俗字の「尽」と書いた人を、試験官だった楊万里は、尽の文字を「尺」と「二」に分解して、尺二の受験生と言い、合格させなかったという故事から。
尺寸之功(せきすんのこう)四字熟語辞典
ほんの少しの功績。 自身の功績を謙遜していうときに使うこともある言葉。 「尺」と「寸」はどちらも短い長さの単位ということから、ほんの少しということのたとえ。
尺寸之地(せきすんのち)四字熟語辞典
ほんの少しの土地。 「尺」と「寸」はどちらも短い長さの単位ということから、ほんの少しということのたとえ。
尺寸之柄(せきすんのへい)四字熟語辞典
ほんの少しの権力のこと。 「尺」と「寸」はどちらも短い長さの単位ということから、ほんの少しということのたとえ。 「柄」は権力のこと。
尺沢之鯢(せきたくのげい)四字熟語辞典
経験が少なく、知識が狭いこと。 または、そのような人のこと。 「尺沢」は小さな池。 「鯢」は山椒魚のこと。 小さな池に住む山椒魚は、その池の中のことしか知らないということから。
尺地(せきち)
尺牘(せきとく)
たよりを書きしるしたもの。手紙。
尺幅千里(せきふくせんり)四字熟語辞典
大きさの小さい絵に広大な風景を描くこと。 詩や絵画などに奥深い世界が描かれていることをいう。 「尺幅」は四方の大きさが一尺あること。 「千里」は非常に遠い距離があること。
尺璧非宝(せきへきひほう)四字熟語辞典
時間は非常に大切なものであるということのたとえ。 「尺璧」は直径が一尺ほどある宝石。 一尺の直径がある宝石も時間に比べると大した宝物ではないという意味から。 「尺璧(せきへき)宝(たから)に非ず」とも読む。
短尺(たんざく)
矗立千尺(ちくりゅうせんせき)四字熟語辞典
極めて高く、まっすぐ立っていること。 「矗立」はまっすぐそびえたっていること。 「千尺」の「尺」は高さの単位で、「千尺」は極めて高いことのたとえ。
長尺(ちょうしゃく・ちょうじゃく)
標準より長いこと。特に、映画のフィルムについていう。
梯尺(ていしゃく)
天威咫尺(てんいしせき)四字熟語辞典
天子の側近のこと。または、天子の威光に近づきすぎて怖れ多いこと。 「天威」は自然と恐れ従わせる天子の威厳。 「咫尺」の「咫」は長さの八寸、「尺」は十寸ということから、「咫尺」は非常に近いという意味。 天子の威光が非常に近くにあるという意味から。
天顔咫尺(てんがんしせき)四字熟語辞典
天子の側近として仕えること。 「天顔」は天子の顔。 「咫尺」の「咫」は長さの八寸、「尺」は十寸のことから、「咫尺」は非常に近いことのたとえ。
半ら半尺(なからはんじゃく)
中途半端なさま。いい加減なさま。
人は万物の尺度なり・人間は万物の尺度である(にんげんはばんぶつのしゃくどである・ひとはばんぶつのしゃくどなり)ことわざ辞典
物事が何であるかを決める物差しは、それを受け取る一人一人の側にあり、だれにも共通する絶対の基準はないということ。 だれの目にも変わらぬ真理があるという考えを退け、感じ方の違いをそのまま認めた古代ギリシャの説による。 「人は万物の尺度なり」ともいう。
端尺(はじゃく)
大人の和服一着分に満たない長さの反物。
羽尺(はじゃく)
大人用の羽織を作ることができる、反物の長さと幅。また、その反物。
人の一寸、我が一尺(ひとのいっすん、わがいっしゃく)ことわざ辞典
人の欠点は少しのことでも目につくが、自分の欠点はどんなに大きくても気がつかないというたとえ。
百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう・ひゃくせきかんとう)四字熟語辞典
行き着くことの出来る最高の地点。 長さが百尺ある長い竿の先の部分という意味から。 最高の地点からさらに努力して、その先を目指す向上心をいう。 「百尺竿頭一歩を進む」という形で用いることが多い言葉。
