「兎」を含む熟語・言葉 — 58 件
「兎」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
兎(うさぎ)
ウサギ目の動物の総称。小型で耳と後ろ足が長く、飛び跳ねるように移動する。肉は食用できる。
兎唇(いぐち)
上唇が縦に割れた形で生まれてくることをいった、昔の呼び名。今の医学では口唇裂(こうしんれつ)という。
兎馬(うさぎうま)
「驢馬」のこと。耳が長いので兎にたとえていう。
兎死すれば狐これを悲しむ(うさぎしすればきつねこれをかなしむ)ことわざ辞典
仲間内の一人が倒れると、残った者も自分の先行きが案じられて胸を痛めるということ。 兎が捕らえられるのを見た狐が、次は自分の番かと嘆いたことによる。
兎跳び・兎飛び(うさぎとび)
両手をうしろで組み、腰を落としたままの状態で跳びつづけながら前進する運動。
兎の登り坂(うさぎののぼりざか)ことわざ辞典
自分の性に合った場でなら、力は存分に出しきれる。条件がそろって物事が滑らかに運ぶ場合にもいう。 兎の体は跳ね上がる向きにできていて、下りよりも上りの斜面のほうを速く駆ける。
兎の罠に狐がかかる(うさぎのわなにきつねがかかる)ことわざ辞典
思いがけない幸運や収穫を得ることのたとえ。
兎も七日なぶれば嚙みつく(うさぎもなぬかなぶればかみつく)ことわざ辞典
おとなしい人でも、たびたび辱めを受けるとついには怒るというたとえ。おとなしい兎でも七日もいじめられればついには噛みつくとの意から。 「嚙」は「噛」とも書く。
兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)ことわざ辞典
事を見極めてから対策をしても遅くないということ。 また、一見手遅れに見えても、対策次第で間に合うこともあるので、あきらめてはいけないということ。 兎を見つけてから猟犬を呼ぶという意味から。 また、兎を見つけてから猟犬を呼んでも遅すぎるとの意味で、手遅れのたとえとして用いられることもある。
烏兎匆々・烏兎匆匆・烏兎怱々・烏兎怱怱(うとそうそう)四字熟語辞典
歳月が慌しく過ぎていくことのたとえ。 太陽には烏が、月には兎が住んでいるという古代中国の伝説から、「烏兎」は月日のことで、「匆匆」は慌しい様子や忙しいこと。 「烏兎怱怱」とも書く。
兎の毛(うのけ)
うさぎの毛。
兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)ことわざ辞典
きわめて小さいことのたとえ。 うさぎの細い毛の先で突いた程度との意から。
兎走烏飛・烏飛兎走(うひとそう・とそううひ)四字熟語辞典
あっという間に月日が過ぎていくこと。 「兎」は月、「烏」は日(太陽)のたとえであることから、「兎」と「烏」で月日のことを表している。 「飛」や「走」は経過が早いことを表している。 月には兎、太陽には金烏が住むとされる中国の伝説からきた言葉。 「烏飛兎走」ともいう。
鳶目兎耳(えんもくとじ)四字熟語辞典
情報を集める能力の高い人のこと。 鳶のように遠くのものまで見分けることのできる目と、小さな音を聞き分けることのできる兎のような耳という意味から。
株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ・くいぜをまもりてうさぎをまつ)ことわざ辞典
古い習慣や過去の偶然の成功にこだわり、進歩や向上がないことのたとえ。 中国・宋の農民が農作業をしていると、兎が木の切り株にぶつかって死んだ。農民は労せず兎を手に入れることができたその経験以来、農作業をせずに毎日切り株を見張っていたという故事から。 「守株」ともいう。
亀毛兎角・兎角亀毛(きもうとかく・とかくきもう)四字熟語辞典
この世界に存在するはずのないもののたとえ。 亀の甲羅に毛が生え、兎の頭に角が生えるという意味から。 元は戦争が起こる前触れを言った言葉。 「兎角亀毛」ともいう。
金烏玉兎(きんうぎょくと)四字熟語辞典
太陽と月のこと。 または、歳月や時間のこと。 「金烏」と「玉兎」はどちらも中国の伝説上の動物のこと。 「金烏」は太陽にいるとされる足が三本の烏のことで、太陽のたとえ。 「玉兎」は月にいるとされる兎のことから、月のたとえ。
玉蟾金兎(ぎょくせんきんと)四字熟語辞典
月の別名。 中国では古くから、月にはひきがえると兎がすむと言い伝えられてきた。 「玉蟾」はそのひきがえる、「金兎」はその兎のことで、どちらもそれだけで月を表す。
玉兎銀蟾(ぎょくとぎんせん)四字熟語辞典
月の別名。 「玉兎」は月にいるという伝説の兎、「銀蟾」は同じく伝説のひきがえる。 月を表す二つの呼び名を重ねた言い方。 白居易の詩「中秋月」にある言葉。
犬兎の争い(けんとのあらそい)ことわざ辞典
無益な争いをしている間に、第三者に利益を横取りされることのたとえ。 犬が兎を追いかけている間に、両者とも力尽きて死んでしまった。 それを通りかかった農夫が自分の獲物として手にいれたという故事から。
後如脱兎(こうじょだっと)四字熟語辞典
逃げ出す兎のような素早さで攻撃すること。または、相手が油断したところで実力を発揮すること。 「脱兎」は兎の習性の一つで、逃げる直前に一度相手に跳びはねることをいう。 「後(のち)は脱兎(だっと)の如(ごと)し」とも読む。 この言葉の前に「始めは処女の如(ごと)し」という言葉があり、孫子の兵法の一つ。
狡兎三窟(こうとさんくつ)四字熟語辞典
身を守るために用心深くたくさんの逃げ場や、策略を用意しておくこと。 または、困難をさけることがうまいこと。 「狡兎」は悪知恵のはたらく兎。 「三窟」は三つの穴。 悪知恵のはたらく賢い兎は、隠れるための穴を三つ用意しているという意味から。
狡兎死して良狗烹らる・狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる・こうとししてりょうくにらる)ことわざ辞典
重宝されていたものも必要なくなれば捨てられることのたとえ。また、敵が滅びると有能な家臣も不要になり殺されてしまうことのたとえ。 「狡兎」はすばしこいうさぎ、「走狗」は猟犬のこと。 獲物である兎が死んでしまえば、猟犬は不要になり煮て食べられるとの意から。
狡兎良狗(こうとりょうく)四字熟語辞典
重要な地位につき、大きな功績を上げた人も、状況が変わって必要なくなれば捨てられるということ。 「狡兎」は素早い兎。 「良狗」は賢い猟犬。 兎を取り尽くすと猟犬は必要なくなり、どれだけ役に立っていたとしても、煮て食べられるという意味から。 「狡兎死して良狗煮らる」を略した言葉。
狐死兎泣(こしときゅう)四字熟語辞典
仲間の不幸を悲しみ、同情すること。 「狐」と「兎」は徳の低い人、悪人のたとえ。 悪人同士が悲しみ合うことをいう。 「狐(きつね)死して兎(うさぎ)泣く」とも読む。
鹿を逐う者は兎を顧みず(しかをおうものはうさぎをかえりみず)ことわざ辞典
大きな目標を追いかけている者は、足もとの小さな得を拾おうとはしないということ。鹿を仕留めようとしている狩人は、そばを走る兎に手を出さない意から。
獅子は兎を撃つに全力を用う(ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう)ことわざ辞典
実力のあるものは、小さなことにも手を抜かず何事にも全力で向かうということ。
獅子搏兎(ししはくと)四字熟語辞典
簡単なことでも全力で取り組むこと。 「獅子」はライオン、「搏兎」は兎を捕まえることで、ライオンは兎のような弱い動物を捕まえる時も、全力で捕まえるということから。
子墨兎毫(しぼくとごう)四字熟語辞典
文人。詩文を作る人のこと。 「子墨」は墨を擬人化した表現。 「兎毫」は兎の毛で作った筆。
占め子の兎(しめこのうさぎ)
物事が思い通りになったときに発する言葉。しめた。
しめこの兎(しめこのうさぎ)ことわざ辞典
思いどおりに運んだときに、してやったりと口にする言葉。 喜びを表す「しめた」に、兎を絞めるという言い方を掛け合わせ、調子よく言いなしたもの。
守株待兎(しゅしゅたいと)四字熟語辞典
古いしきたりを守ることにしばられて、融通がきかないこと。 または、思いがけない幸運が起こることを頼りにする愚かさのこと。 「守株」は切り株を見つめること。 「待兎」は兎を待つこと。 中国の春秋時代の宋の国で、偶然に木の切り株にぶつかって死んだ兎を手に入れた農夫は、それからずっと切り株を見つめて過ごし、畑が荒れ果てたという故事から。 「株(かぶ)を守りて兎(うさぎ)を待つ」とも読む。
処女脱兎(しょじょだっと)四字熟語辞典
兵法の一つで、始めのうちは大したことのないように見せて相手を油断させ、後にものすごい勢いを発揮することのたとえ。 「処女」は家にいる少女という意味から、未婚の少女のこと。 「脱兎」は逃げる兎。 おとなしい少女に見せかけて油断させ、その後に逃げる兎のような勢いで攻めるということから。 「始めは処女の如く後は脱兎の如し」を略した言葉。
脱兎(だっと)
にげ出していくウサギ。動きのすばやさをたとえていう。
脱兎の勢い(だっとのいきおい)ことわざ辞典
逃げるうさぎのように、きわめて迅速なことのたとえ。
脱兎之勢(だっとのいきおい)四字熟語辞典
動きが非常に素早い様子。 罠から逃げる兎のように素早いという意味から。
脱兎の如し(だっとのごとし)ことわざ辞典
逃げるうさぎのように、非常にすばやいことのたとえ。
貂になり兎になり(てんになりうさぎになり)ことわざ辞典
手立てを次々に変えながら、あれこれと試すこと。 鼬(イタチ)になったかと思えば次は貂(テン)にと、姿をくるくる変えてみせるたとえ。貂はイタチの仲間で、イタチより体の大きい動物。 「貂になり兎になり」ともいい、強気に出たかと思えば穏やかに出るなど、相手への接し方をあれこれ変える場面でも使われる。手を替え品を替えとよく似た意味。
兎角(とかく)
兎葵燕麦(ときえんばく)四字熟語辞典
名前と実体が伴っていないこと。 「兎葵」は植物のいえにれ。 「燕麦」は植物のからすむぎ。 名前に「葵」や「麦」があるが、実際には違うということから。
兎起鶻落(ときこつらく)四字熟語辞典
書画や文章に勢いがあることのたとえ。 「鶻」は鳥のはやぶさのこと。 うさぎが巣から素早く飛び出したり、はやぶさが急降下しながら獲物を捕らえたりする様子にたとえた言葉。
兎起鳧挙(ときふきょ)四字熟語辞典
並外れて素早いことのたとえ。 兎が巣から素早く飛び出したり、鴨が飛び上がる様子にたとえた言葉。 「兎(うさぎ)起(た)ち鳧(かも)挙(あ)がる」とも読む。
兎糸燕麦(としえんばく)四字熟語辞典
名前と実体が一致していないこと。 「菟糸」は「ねなしかずら」という植物のこと。 「燕麦」は「からすむぎ」という植物のこと。 名前に「糸」や「麦」という字を含んでいるが、「糸」に関連しない、または「麦」ではない植物であることから。 「兎糸燕麦」とも書く。
兎死狗烹(としくほう)四字熟語辞典
利用できるときだけは重用されるが、利用できなくなるとすぐに捨てられるということのたとえ。 兎がいなくなれば、兎を捕まえるための猟犬は必要なくなって、猟犬は煮て食べられるという意味から。 元は、戦乱の世が終わって平和になると、武勲をあげた武将は必要なくなって殺されるということをいった言葉。 「兎(うさぎ)死して狗(いぬ)烹(に)らる」とも読む。
兎唇(としん)
兎に角(とにかく)
色々な事情があるにしても。いずれにしても。
兎にも角にも(とにもかくにも)ことわざ辞典
いずれにしても。ともかく。 細かい部分を気にせずに、重要な部分に関心を向けることを表す言葉。
兎も角(ともかく)
とにかく。いずれにせよ。
兎や角(とやかく)
あれこれと。なんのかのと。
兎や角(とやこう)
「とやかく」に同じ。
二兎(にと)
二匹のウサギ。
二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)ことわざ辞典
一度に二つのものを手に入れようと欲張ると、結局どちらも手に入れられなくなることのたとえ。 一度に二匹のうさぎを捕えようとすると、結局一匹も捕らえられないことから。
野兎(のうさぎ)
野生のウサギ。
白兎赤烏(はくとせきう)四字熟語辞典
時間のこと。 「白兎」は月に住んでいるとされる白い兎。 「赤烏」は太陽の中に住んでいるとされている三本足の烏。 どちらも中国の伝説で、月と日のことをいい、そこから時間のたとえとして用いられる。
始めは処女の如く後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)ことわざ辞典
かかりは物慣れぬふうを装って相手の身構えを解き、隙ができた途端に手のつけようもない速さで畳みかける。 もとは戦いの運びを説いた言葉だが、のちには足の速さひとつを言うだけの場面にも回された。
飛兎竜文(ひとりょうぶん)四字熟語辞典
素晴らしい才能を持っている若者や子どものこと。 「飛兎」と「竜文」はどちらも走る速度の速い馬の名前で、賢くすぐれている子どものたとえ。 「竜」は「りゅう」とも、「文」は「もん」とも読む。
兎唇(みつくち)
口唇裂(こうしんれつ)をさして使われた俗な呼び名。
雪兎(ゆきうさぎ)
雪でうさぎの形を作り、盆などの上に飾ったもの。
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