自在とは
自在
じざい
言葉 | 自在 |
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読み方 | じざい |
意味 | 妨げになるものがなく、思うとおりにできること。自由。 炉や竈の上に吊るした鉤である、「自在鉤」の略称。鍋などを掛けて高さを自由に調整できるようにしたもの。 |
使用漢字 | 自 / 在 |
自在を含む四字熟語
変幻自在(へんげんじざい)
好きなように姿を現したり消したり、思い通りに姿を変えたりすること。 「変幻」は幻のようにあっという間に消えたり現れたりすること。 「自在」は思うとおりに出来ること。
活殺自在(かっさつじざい)
他人を自分の好きなように使うこと。 「活殺」は生かすことと殺すこと。 「自在」は望み通りに出来ること。 生かすも殺すも思い通りに出来るという意味から。
自由自在(じゆうじざい)
思ったことが思った通りに出来ること。 または、思う存分やりたいことをやること。 「自由」と「自在」はどちらも、邪魔されることなく思い通りに出来るという意味。
緩急自在(かんきゅうじざい)
物事を思いのままに操ること。 「緩急」は程度が弱いことと強いこと。または、遅いことと早いこと。 「自在」は思ったとおりにできること。 状況に合わせて程度や速度などを思い通りに操ることをいう。
逍遥自在(しょうようじざい)
世間から離れて、自由に楽しむこと。 「逍遥」は気分に任せて歩くということから、思うままに楽しむこと。 「自在」は何ものにも縛られないこと。
闊達自在(かったつじざい)
心が広く、小さなことにこだわらないこと。 「闊達」は心が広いこと。 「自在」は何ものにも縛られず、心のままであること。 「豁達自在」とも書く。
擒縦自在(きんしょうじざい)
自分の好きなように人を処遇すること。 「擒」は捕まえること。 「縦」は逃がすこと。 捕まえるのも逃がすのも思いのままという意味から。
縦横自在(じゅうおうじざい)
自分の思ったことを邪魔されることなく、思ったように出来ること。 または、思い切りやりたいことをすること。 「縦横」と「自在」はどちらも何者からも邪魔されることなく、思うとおりに出来ること。
円転自在(えんてんじざい)
言葉や行動を思うように、淀みなく行われること。 または、その様子。 「円転」は淀みなく動くこと。
出没自在(しゅつぼつじざい)
自由に現れたり隠れたりすること。 または、何の兆しもなく、突然現れたり隠れたりすること。 または、自在に出没するために、所在がわからないこと。 「出没」は現れたり、消えたりすること。 「自在」は思った通りにできること。
伸縮自在(しんしゅくじざい)
思うように伸ばしたり、縮めたりできること。 または、物事を思うとおりに操れること。 「伸縮」は伸ばしたり縮めたりすること。 「自在」は思うことが思うとおりになること。
「自」を含む言葉・熟語
- 腕自慢(うでじまん)
- 自惚れ・己惚れ(うぬぼれ)
- 自惚れる・己惚れる(うぬぼれる)
- 自ずから(おのずから)
- 自ずと(おのずと)
- 各自(かくじ)
- 自然(しぜん)
- 自然界(しぜんかい)
- 自然科学(しぜんかがく)
- 自然数(しぜんすう)
- 自然体(しぜんたい)
- 出自(しゅつじ)
- 自愛(じあい)
- 自慰(じい)
- 自意識(じいしき)
- 自衛(じえい)
- 自営(じえい)
- 自演(じえん)
- 自家(じか)
- 自戒(じかい)
- 自壊(じかい)
- 自覚(じかく)
- 自活(じかつ)
- 自害(じがい)
- 自学自習(じがくじしゅう)
- 自画像(じがぞう)
- 自棄(じき)
- 自記(じき)
- 自給(じきゅう)
- 自供(じきょう)
「在」を含む言葉・熟語
- 有り・在り(あり)
- 在り処(ありか)
- 在り方(ありかた)
- 在りき・有りき(ありき)
- 在り来り・在り来たり・在来り(ありきたり)
- 在りし(ありし)
- 在りし日(ありしひ)
- 有り高・在り高・有高・在高(ありだか)
- 有り付く・在り付く・有付く(ありつく)
- 有るが儘・在るが儘(あるがまま)
- 行在所(あんざいしょ)
- 御座します・在す・在わします(おわします)
- 御座す・在わす(おわす)
- 介在(かいざい)
- 外在(がいざい)
- 局在(きょくざい)
- 近在(きんざい)
- 顕在(けんざい)
- 健在(けんざい)
- 現在(げんざい)
- 現在高(げんざいだか)
- 現在地(げんざいち)
- 在位(ざいい)
- 在貨・在荷(ざいか)
- 在方(ざいかた)
- 在官(ざいかん)
- 在外(ざいがい)
- 在学(ざいがく)
- 在京(ざいきょう)
- 在郷(ざいきょう)