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岩に吸い付いてすむ巻き貝。渦を巻いて育つが殻の口が大きく開くため、二枚貝の片方だけのように平たく見える。殻の縁に沿って、呼吸のための穴が四つ五つ並ぶ。殻の長さは十〜二十センチ。肉は刺身や煮物にし、虹色に光る殻の内側は螺鈿の細工に使う。
殻から外した鮑の肉を、長いひものように薄くむいて、それを引き伸ばしながら干し上げたもの。もとは長く蓄えておける食べ物で、儀式の席では酒のさかなとしても出された。のちに祝い事で人に品物を贈る際、それに添えるようになり、いまの熨斗のもとになった。
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