「鮑」を含む熟語・言葉 — 5 件
鮑(あわび)
岩に吸い付いてすむ巻き貝。渦を巻いて育つが殻の口が大きく開くため、二枚貝の片方だけのように平たく見える。殻の縁に沿って、呼吸のための穴が四つ五つ並ぶ。殻の長さは十〜二十センチ。肉は刺身や煮物にし、虹色に光る殻の内側は螺鈿の細工に使う。
磯の鮑の片思い・鮑の片思い・鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい・あわびのかたおもい・いそのあわびのかたおもい)ことわざ辞典
こちらの気持ちだけが動いていて、向こうからは何も返ってこない。 重くなりがちな話を、洒落にくるんで言う。 鮑は二枚貝の片方だけのような殻をしているので、「片」を重ねた言い方。 「磯の鮑の片思い」ともいう。
管鮑之交(かんぽうのこう・かんぽうのまじわり)四字熟語辞典
お互いのことを理解しあっていて、利害を超えた親密な友情のこと。 「管」は管仲、「鮑」は鮑叔牙、どちらも古代中国の人の名前。 中国の春秋時代、斉の鮑叔牙と管仲は幼い頃からの親友で、二人は違う王子に仕え、王子の後継者争いで鮑叔牙が仕える桓公が勝った。 桓公は敵対した管仲を殺そうとしたが、鮑叔牙は臣下に迎えるように桓公を説得し、後に宰相となった管仲と、その補佐になった鮑叔牙の力によって斉は大きな国になった。 鮑叔牙の死後、管仲は墓前で、「私を生んだのは両親だが、私を理解しているのは鮑叔だった」と言い、互いに互いの厚意を感謝し、二人の関係はいつまでも変わらなかったという故事から。
管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)ことわざ辞典
お互いを理解して心から信じ合った友人付き合いのこと。中国、春秋時代の管仲と鮑叔という二人は若い時から仲が良く、終生変わらぬ友情を持ち続けたという故事から。
熨斗鮑(のしあわび)
殻から外した鮑の肉を、長いひものように薄くむいて、それを引き伸ばしながら干し上げたもの。もとは長く蓄えておける食べ物で、儀式の席では酒のさかなとしても出された。のちに祝い事で人に品物を贈る際、それに添えるようになり、いまの熨斗のもとになった。
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