「陽」を含む熟語・言葉 — 71 件
「陽」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
紫陽花(あじさい)
初夏、粒のような花が半球の形に群れて開く低木。
一陽来復(いちようらいふく)四字熟語辞典
悪い傾向にあった物事がよい傾向に向かうこと。 または、冬が終わって春が来ること。または、冬至のこと。 「一陽」は冬から春になる兆しのこと。 「来復」は再びやってくること。 もとは易経の言葉で、陰と陽の二つを組合せたものからなる六十四卦で、陰暦十月は陰だけで構成され、冬至から陽が一つ含まれるようになるということから。陽が復する(戻ってくる)のは冬至からであることから。
陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)ことわざ辞典
人知れず善い行いをする者には、必ず善い報いがあるということ。
陰徳陽報(いんとくようほう)四字熟語辞典
誰にも知られないように善い行いをすると、必ずよい報いがあるということ。 「陰徳」は人知れずに善い行いをすること。 「陽報」は一目でわかるよい報いのこと。 「陰徳あれば必ず陽報あり」とも読む。
陰に陽に(いんにように)ことわざ辞典
あるときは人知れず、あるときは表立って。常に。
陰陽(いんよう)
古代中国の考え方で、天と地の間にあって、この世のすべての物を生み出す源とされた、性質が反対の二つの気。太陽・昼・夏・南・男のように明るく活発なものを陽、月・夜・冬・北・女のように暗く静かなものを陰とし、この二つが張り合いながらも互いを支え、一方が強まれば他方が弱まるという入れ替わりを繰り返して、季節がめぐり、物事が変化すると考えた。
陰陽五行(いんようごぎょう・おんようごぎょう)四字熟語辞典
この世の全てのものを造り出す陰と陽の気と、この世の全てを生み出す元となる木・火・土・金・水の五つの元素のこと。 古代中国では、これらの関わり合いで、全ての物事の解釈や説明をしようとしていたということから。
陰陽相摩(いんようそうま)四字熟語辞典
天と地の間に存在するとされる陰と陽の二つの気が互いに作用しあうことで全てのものを生み出すということ。 「陰陽(いんよう)相(あ)い摩(ま)す」とも読む。
薄陽(うすび)
覆われている薄い雲からさす、弱い日の光。
薄ら陽(うすらび)
薄い雲からさす、弱い日の光。うすび。
陰陽師(おんみょうじ)
陰陽師(おんみょうじ・おんようじ)
陰陽道(おんみょうどう・おんようどう)
天の動きと暦、占い、まじないをつかさどった学問と術。唐土から入ってきた陰と陽、五つの元素の考えをもとに、日々の吉凶を判じた。朝廷はこれを早くに取り入れて陰陽寮を置き、平安時代に最も栄えた。
陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)ことわざ辞典
人のことはよく見通すのに、自分の先行きは見通せないというたとえ。 「易者」は、筮竹や算木を用いて易で吉凶を見る人。 同じ意味の言い方に「陰陽師、身の上知らず」がある。
陽炎(かげろう)
日の強い日に見える透明な揺らめき。日光によって地面が温められることによって発生する現象。糸遊。
陽炎稲妻月の影・陽炎稲妻水の月(かげろういなずまつきのかげ・かげろういなずまみずのつき)ことわざ辞典
捕らえがたいもの、実体のないもののたとえ。 「陽炎稲妻月の影」ともいう。
擬陽性・疑陽性(ぎようせい)
ツベルクリン反応の検査で陽性に似た反応が起こること。
郹陽(けきよう)
中国の古い地名。現在の河南省に位置する。
愆陽(けんよう)
冬でも暖かいこと。季節の気候が狂うことをいう。
黚陽(けんよう)
古代中国の県名。
衡陽雁断(こうようがんだん)四字熟語辞典
便りがなくなること。 「衡陽」は中国の山の衡山の南のこと。 衡山には回雁峰と呼ばれる険しい峰があり、雁は南へ行こうとしても、これを越えることができず、北に戻っていくということから。 「衡陽(こうよう)雁(かり)断(た)ゆ」とも読む。
高陽酒徒(こうようのしゅと)四字熟語辞典
酒を好んで飲む人のこと。 または、自身のことを世を捨てて、ただ酒を飲むだけの人だとあざけっていう言葉。 「高陽」は中国の地名。 「酒徒」は酒飲みのこと。 中国の秦の時代、高陽を進軍していた劉邦たちに面会を求めた酈食其は、儒者の服を着ていたために、劉邦が儒者を嫌っていることを理由に家臣から断られた。 酈食其はそれに対して、自分は儒者ではなくただの酒飲みだと憤慨したという故事から。
山陽(さんよう)
斜陽(しゃよう)
沈みかけの太陽。西に傾いた太陽。夕日。
春陽(しゅんよう)
春になって照る、太陽の光。また、そうした光のさす春という時期。
夕陽(せきよう)
太陽(たいよう)
太陽系の中心に存在する、巨大な高温のガス状をなす恒星。地球は太陽から熱と光を受けることで、一日や季節の変化、また地球上の生物のはぐくみがなされている。
太陽系(たいようけい)
太陽とその引力の影響を受けて運行する天体集団。水・金・地・火・木・土・天王・海王星の惑星のほか、衛星や彗星、小惑星などからなる。かつては冥王星も惑星に含まれていた。
太陽光(たいようこう)
太陽が放つ光。目にうつる色の光のほかに紫外線や赤外線も混じり、地表まで届くのはそのうちの一部にとどまる。
太陽光発電(たいようこうはつでん)
太陽電池の板を屋根や野原に並べ、日ざしを受けて電力を起こすやり方。燃やす工程がないので二酸化炭素を出さないが、日が沈めば止まり、雲が出れば取れる量も落ちる。
太陽族(たいようぞく)
小説「太陽の季節」から生まれた語。既成の秩序や倫理にとらわれず自由に行動する戦後派の青少年のこと。
太陽電池(たいようでんち)
半導体を利用して、太陽光などの光エネルギーを電気エネルギーに変える装置。電卓や腕時計、人工衛星などに利用される。
太陽灯(たいようとう)
太陽光線に紫外線を含む光を出す、医療や殺菌のため使われる電灯。
太陽年(たいようねん)
太陽が黄道上の分点(春分・秋分)と至点(夏至・冬至)を通過し再び各点に戻ってくるまでの時間。約一年。三六五・二四二二日。
太陽の照っているうちに干し草を作れ・陽の照っているうちに干し草を作れ(たいようのてっているうちにほしくさをつくれ・ひのてっているうちにほしくさをつくれ)ことわざ辞典
好機は逃さずに役に立てよということ。 「太陽の照っているうちに干し草を作れ」ともいう。
太陽暦(たいようれき)
地球が太陽を一周する時間を一年とした暦。太陽年をもとに考えられた。一年は三六五日だが、太陽年とのずれを修正するため四年に一度三六六日となる。
太陽炉(たいようろ)
放物面鏡で太陽の光を焦点に集め、それから発生する熱を利用する装置。
重陽(ちょうよう)
五節句の一つ。陰暦の九月九日。中国に始まり、平安時代の宮中では菊の宴が開かれた。菊の節句。
陽当たり・陽当り(ひあたり)
日の光が当ること。また、その当たり具合や場所。
陽射し(ひざし)
太陽から来る光が、地面や家の中などまで届くこと。身に浴びる光そのものもさす。
皮裏の陽秋(ひりのようしゅう)ことわざ辞典
表立って口にすることはないが、腹の中では物事の正邪をはっきり見定めていること。晋の桓彝が褚裒の人柄をそう評した故事から。「皮裏」は皮膚の内側、つまり胸のうちを指し、「陽秋」は筆の厳しさで知られる史書『春秋』のこと。
皮裏陽秋(ひりのようしゅう)四字熟語辞典
口に出して言うことなく、心の中で善悪や是非を判断して批判すること。 「皮裏」は皮膚の裏側という意味から、心の中という意味。 「陽秋」は孔子が厳正に歴史を批評し、賞賛や批判の意味を、言葉の一つ一つに深く込めて編集したとされる、五経の一つの『春秋』の別名。
鳳鳴朝陽(ほうめいちょうよう)四字熟語辞典
世の中が平和なことを示すめでたいしるしのこと。または、すぐれた能力のある人が大きな志を発揮する機会を得ること。 「鳳」は徳の高い天子が現れたときに出現するとされる、中国の伝説上の鳥、鳳凰のこと。 「朝陽」は朝日がよく当たる場所ということから、山の東側のこと。 鳳凰が山の東側で鳴くということから、すぐれた才能や行動のたとえ。 「鳳(ほう)朝陽(ちょうよう)に鳴く」とも読む。
望陽之嘆(ぼうようのたん)四字熟語辞典
はるか上を見上げて嘆き悲しむこと。または、どうにもできない状況を嘆くこと。 「望洋」は上を見上げること。または、広大で果てしない様子。 偉大な人物や学問などを前にして、自身の度量の少なさを感じて嘆くことをいう。 「望陽之嘆」、「望羊之嘆」、「望佯之嘆」とも書く。
有脚陽春(ゆうきゃくようしゅん)四字熟語辞典
行く先々で恵みをもたらす人のこと。 「有脚」は足がある、「陽春」は暖かな春。歩く春、という意味。 唐の宋璟は民をいつくしむ政治をして、広く慕われた。 その人が来ると春が来たようだといって、人々が「足のある陽春」と呼んだという故事から。
悠陽(ゆうよう)
日が沈む様子。
陽炎(ようえん)
「陽炎(かげろう)」に同じ。
陽関三畳(ようかんさんじょう)四字熟語辞典
繰り返し別れを惜しむこと。 または、送別の詩として名高い陽関の曲の第四句を三度繰り返して歌うこと。 「畳」は繰り返すという意味。
陽画(ようが)
陰画を感光紙に焼き付けた写真。明暗や色が実物通りに表れたもの。ポジティブ。
陽気(ようき)
天候。気候。
陽気発するところ、金石また透る・陽気発する処、金石も亦透る(ようきはっするところ、きんせきまたとおる・ようきはっするところ、きんせきもまたとおる)ことわざ辞典
一心に打ち込めば、どれほど難しい事でも果たせないことはない。 「陽気」とは、万物を生み育て動かすとされる、天地の盛んな気。 その気が起これば、堅い金属や岩石さえ突き通すとの意から。
陽狂(ようきょう)
気が違ったふりをすること。また、その人。
陽極(ようきょく)
電位が高いほうの電極。正の電極。プラスの電極。
陽光(ようこう)
太陽の光。日光。
陽刻(ようこく)
文字や絵の部分が浮き出るように彫ること。
陽子(ようし)
中性子とともに原子核をなす素粒子。プロトン。
陽春(ようしゅん)
陽気のいい暖かな春。
陽性(ようせい)
積極的で陽気なこと。また、そのような性質。
陽性反応(ようせいはんのう)
検査によって、調べた対象が確かめられたという結果。
陽転(ようてん)
ツベルクリン反応が、陰性から陽性に変わること。陽性転化。
陽電気(ようでんき)
絹の布でガラス棒をこすったとき、ガラス棒に生じる電気。また、それと同じ性質の電気。正電気。
陽電子(ようでんし)
陽電気を帯びた素粒子。
陽動(ようどう)
敵の注意を他にそらすために、わざと目立つ動きをすること。
陽動作戦(ようどうさくせん)四字熟語辞典
本当の目的を隠すために、別の目立つ動きで敵の目をごまかすこと。 「陽動」は目立つ動きをするという意味。
陽報(ようほう)
よい報いがはっきりと現れること。また、その報い。
陽明学(ようめいがく)
明(みん)の王陽明が唱えた学説。知識と実践との一致(知行合一)を唱えた。
陽暦(ようれき)
「太陽暦」の略。
洛陽(らくよう)
中国河南省の北西部にある都市。古くから何度も都が置かれた。
落陽(らくよう)
沈もうとしている太陽。入り日。落日。
洛陽紙価(らくようのしか)四字熟語辞典
著書の人気が出て、よく売れること。 「洛陽」は地名、「紙価」は紙の価格のこと。 左思の著した「三都賦」が大評判になって、人々が争うように書き写したために、紙が不足して高騰したという故事から。
洛陽の紙価を貴む・洛陽の紙価を高からしむ・洛陽の紙価を高める・洛陽の紙価貴し(らくようのしかたかし・らくようのしかをたかからしむ・らくようのしかをたかむ・らくようのしかをたかめる)ことわざ辞典
世に出した著作の人気が高く、飛ぶように売れるさまをいう。 晋の文人左思の「三都の賦」が評判をとると、写し取ろうとする人が引きも切らず、都の洛陽で紙が品薄になり、その値が跳ね上がったことから。
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