「為」を含む熟語・言葉 — 110 件
「為」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
為(ため)
足を知らずして履を為る・足を知らずして屨を為る(あしをしらずしてくつをつくる)ことわざ辞典
人の本性には大きな違いがなく、同じ種類のものは性質もおおむね似通うことのたとえ。 人の足の大きさはだいたい同じであり、いちいち測らずとも靴を作れる意から。 「履」は「屨」とも書く。
安心無為(あんじんむい)四字熟語辞典
信仰することで得た心の安らぎ。
為虎傅翼(いこふよく)四字熟語辞典
もとから強い力を持っているものが、さらに力をつけること。 「傅翼」は翼をつけることで、もとから強い虎に翼をつけて飛べるようにするという意味。
以人為鑑(いじんいかん)四字熟語辞典
他の人の態度や言動をみて、自分の戒めにすること。 他人を鏡にするという意味から。 中国の唐の時代、地位など気にせずに相手をしっかりと諫(いさ)める魏徴の死を悼んだ太宗皇帝は、為政者が手本とすべき三鑑の内の一つを失ったと嘆いたという故事から。 「人(ひと)を以(もっ)て鑑(かがみ)と為(な)す」とも読む。
為政(いせい)
政治を行うこと。
為政者(いせいしゃ)
政治を執り行う立場にある人。
為善最楽(いぜんさいらく)四字熟語辞典
善い行いをすることが一番楽しいことであるということ。 「善(ぜん)を為(な)すこと最も楽(たの)し」とも読む。
以鼠為璞(いそいはく)四字熟語辞典
取るに足らない物を高価なものとして扱うこと。 「璞」は手が加わっていない宝石の原石。 古代中国の鄭の国では宝石の原石を璞(はく)といい、周の国では鼠の生肉を朴(はく)と言っていた。 周の国の人が鄭の国の商人に、はくを買わないかと言われたが、璞ではなく朴だったという故事から。 「鼠(ねずみ)を以(もっ)て璞(はく)と為(な)す」とも読む。
為天下僇(いてんかりく)四字熟語辞典
天下の民によって滅ぼされること。または、その罪から罰を受け、責められて辱めを受けること。 鄭玄や孔穎達、朱子の説。 「僇」は恥辱という意味。 「天下の僇(りく)と為(な)る」とも読む。
以杙為楹(いよくいえい)四字熟語辞典
取るに足らない人物を重用することのたとえ。 小さな杭を家の大黒柱として使うということから。 「杙」は馬や牛をつなぎ止めておく杭。 「楹」は太く丸い丸太。 「杙(よく)を以(もっ)て楹(えい)を為(な)す」とも読む。
入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)ことわざ辞典
収入の額を計算し、それに見合った支出をするということ。
因敗為成(いんはいいせい)四字熟語辞典
失敗の原因を調べて繰り返さないようにし、成功の原因とすること。 「敗(はい)に因(よ)りて成(せい)と為(な)す」とも読む。
有為転変(ういてんでん・ういてんべん・ういてんぺん)四字熟語辞典
この世のものはすべて、少しの間もとどまらずに移り変わるということ。 そこから、この世ははかないものだということ。 「有為」はさまざまな因縁が重なって生じる、この世の現象。 「転変」は移り変わること。 もとは仏教の言葉。
有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)ことわざ辞典
形あるものはひとところにとどまらず、移ろい続ける。それを嘆いてもはじまらず、世とはそういうものだということ。 「有為転変」は仏教語で、さまざまの条件が寄り合って生じたものは、その条件が移れば必ず姿を変えていくことをいう。
有為無常(ういむじょう)四字熟語辞典
この世の全ての現象や存在は常に移り変わり、はかないものということ。 「有為」は様々な因縁から生じる現象、「無常」は移り変わって定まらないこと。 もとは仏教の言葉。
云為(うんい)
言うことと為(な)すこと。言動と動作。
営為(えいい)
仕事をすること。いとなみ。
為体(えたい)
ものごとの本当の姿。正体。
越権行為(えっけんこうい・おっけんこうい)四字熟語辞典
与えられた権限を越えた行いのこと。 「越権」は自分に許されている権限を越えること。
円為替(えんかわせ)
淵変為瀬(えんへんいらい)四字熟語辞典
変化しないものは存在しないということ。 「淵」は川の中で底が深く、水がほとんど動かないところ。 「瀬」は川の中で底が浅く、流れのはやいところ。 静かな淵が流れの速い川へと変わるということから。 「淵(ふち)を変じて瀬(せ)と為(な)る」とも読む。
王法為本(おうぼういほん)四字熟語辞典
現世の法律や秩序を根本とすること。 「王法」はこの世の法律や秩序のこと。 仏教の言葉で、浄土真宗の本願寺蓮如が説いた考え方。
お為ごかし(おためごかし)
表面は相手のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。「お為」は、人のために利益を図ること。「ごかし」は、ある事にかこつけて自分の利益を図るという意の接尾語。
女は己を説ぶ者の為に容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)ことわざ辞典
思いを掛けてくれる相手がいてこそ、鏡の前の手間も惜しくなくなる。 見てくれる目があるかどうかで、身なりへの気の入れようが変わる。
為替(かわせ)
為替手形(かわせてがた)
為替取引(かわせとりひき)
敢為(かんい)
困難な物事や反対などに逆らって強引に行うこと。
外国為替(がいこくかわせ)
通貨の違う他国との取引で、現金ではなく為替手形などの債権で振り替え決済すること。「外為」と略す言葉。
外為(がいだめ)
「外国為替」を略した言葉。通貨の違う他国との取引で、現金ではなく為替手形などの債権で振り替え決済すること。
寄付行為(きふこうい)
財産を出して法人を設立すること。特に財団法人や学校法人を設立する法律行為をいう。また、その法人の活動などを定めた規則。
徼以為知(きょういいち)四字熟語辞典
他人の意見を盗んで、自分の意見であるかのように振る舞うこと。 「徼」は掠め取ること。 「徼(かす)めて以(もっ)て知と為(な)す」とも読む。
共為唇歯(きょういしんし)四字熟語辞典
互いが互いを助けることで成り立つ関係のこと。 唇と歯のように互いに支え合う関係のことから。 「共に唇歯(しんし)となる」とも読む。 中国の三国時代に、蜀と呉が講和を結ぶときに言った言葉から。
義を見て為ざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)ことわざ辞典
筋を通すべき場面だと分かっていながら身体が動かないなら、それは腹が据わっていない証しである。損得や体面を先に量る者は、ここぞの一歩を踏み出せない。
鶏口と為るも牛後と為る勿れ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)ことわざ辞典
所帯の大小より、自分の裁量で決められるかどうかを取れ。人の指図どおりに動く末に連なるくらいなら、手狭でも旗を持つ側に回るほうがよい。 戦国時代、秦に屈しようとする韓の王を、蘇秦が思いとどまらせるために説いた言葉。 略して「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」ともいう。
行為(こうい)
人が意思、目的を持って動作をすること。行動。
小為替(こがわせ)
作為(さくい)
別の物に見えるように手を加えること。こしらえる。
然為れば(さすれば)
材、大なれば用を為し難し(ざい、だいなればようをなしがたし)ことわざ辞典
立派すぎる人物は世の中になかなか受け入れられないというたとえ。 材木が大きすぎると使いづらいという意味から。
子為父隠(しいふいん)四字熟語辞典
子が、父親の犯した罪や過ちを人に知らせず、かばい隠すこと。 身内の悪事をあばいて世間に知らせるよりも、親子の情でかばい合うほうが人としての正しい道だとする考え方をいう。 きまりや法を守ることより親子の情愛のほうを重んじる、儒教(孔子の教え)の考え方を表した言葉。 『論語』にある話から。楚の国のある領主が、父親が羊を盗んだのを役人に告げた息子のことを、正直者だと孔子に語った。 孔子はこれに対し、自分たちの村の正直者はそれとは違い、父は子のために隠し、子は父のために隠すもので、正直さはその中にこそあると答えたことから。 父の側からいう「父為子隠」と対になる言葉。
止戈為武(しかいぶ)四字熟語辞典
武は戦をやめるためのものであるというたとえ。 「戈」は武器のことで、戦のたとえ。 「止」と「戈」の二つの漢字を合わせると「武」の文字になることから。 「戈(か)を止(とど)むるを武(ぶ)と為(な)す」とも読む。 「武」の漢字の成り立ちとしては否定されている解釈。
為来たり・為来り(しきたり)
以前から続いている習慣。ならわし。慣例。
為様(しざま)
為済ます(しすます)
物事をうまく処理する。
為損なう(しそこなう)
やり方を間違える。失敗する。
為損じる(しそんじる)
やり方を間違える。失敗する。
為出かす(しでかす)
大きな事柄や、してはいけないことをしてしまう。やらかす。
為遂げる(しとげる)
手がけた物事を途中で投げずに、望んだ結果まで持っていく。
為所(しどころ)
物事をやらなければならない大切な場合。するべき時。
士は己を知る者の為に死す(しはおのれをしるもののためにしす)ことわざ辞典
男子は自分の真価を認めてくれる者のためには、命さえ惜しまずに尽くすということ。「士は己を知る者の為に死し、女は己を説ぶ者の為に容づくる」と続く。
社稷為墟(しゃしょくいきょ)四字熟語辞典
国が滅亡すること。 「社稷」は土地の神と五穀の神ということから、国家の守り神のこと。 国の守り神をまつる祭場が廃墟になることから。 「社稷(しゃしょく)墟(きょ)と為(な)る」とも読む。
所為(しょい)
商行為(しょうこうい)
もうけを得るために行う行為。商法とその特別法に、どれがこれにあたるかが挙げてある。
従容無為・縦容無為(しょうようむい)四字熟語辞典
心を悩まされることなく、心にゆとりがあり、何もかまえることがないこと。 「従容」はゆとりがあり、落ち着いている様子。 「無為」は行動しないこと。 ゆったりとして、何もかまえなくとも全てが自然に治まるという政治論をいう。 「縦容無為」とも書く。
知らざるを知らずと為せ、是れ知るなり・知らざるを知らずと為せ、是知るなり(しらざるをしらずとなせ、これしるなり)ことわざ辞典
どこまでが分かっていて、どこからが分かっていないのか。その線を自分で引けることが、知の第一歩になる。 分からない側に立てるかどうかで、その先の伸びが決まる。
指鹿為馬(しろくいば)四字熟語辞典
間違っていたり、理屈に合わないと理解していても、無理に押し通すこと。 中国の秦の始皇帝の死後に、権力を得ようとした趙高は、二世皇帝に鹿を馬と言って献上した。 そのことに対して、何も言わなかった人や、それは馬だと言った人、鹿だと言った人がいたが、趙高は鹿と言った人は全て処罰したという故事から。 「鹿(しか)を指して馬(うま)と為(な)す」とも読む。
自殺行為(じさつこうい)四字熟語辞典
行動の結果、自分の身を滅ぼすとわかっていながらも、あえて行う愚かな行動のこと。 「自殺」は自身の意思で自身の命を絶つこと。
寂滅為楽(じゃくめついらく)四字熟語辞典
仏教語で煩悩を滅した悟りの境地に、真の安楽があるということ。 「寂滅」は「涅槃(ねはん)」と同じ意味で、煩悩を滅した悟りの境地、「為楽」は楽しみをなすという意味。
人為(じんい)
自然のままではなく、人が手を加えること。
人為淘汰(じんいとうた)四字熟語辞典
数多くの中から、目的にあった性質を持った個体を選んで残していくこと。 家畜や植物などの品種改良の方法の一つ。 「人為」は自然のままではなく、人が手を加えること。 「淘汰」は悪いものを捨てて、良いものだけを残すこと。
為る(する)
ある動作や仕事などを行う。
随処為主(ずいしょいしゅ)四字熟語辞典
どのような場所や境遇に身を置いても、常に自分が主体となって事にあたり、外の状況に流されないこと。 与えられた立場を人のせいにして嘆いたり、周囲に振り回されたりするのではなく、その時その場でなすべきことに全身で打ち込む生き方をいう。 唐の禅僧である臨済義玄の言行録『臨済録』の「随処に主と作れば、立処皆な真なり」の句に由来し、いかなる場でも主人公であろうとするとき、自分の在り場所がそのまま真実の世界になるという教えを説いたもの。 ここでいう「主」とは、わがままに振る舞うことでも威張ることでもなく、どこにあっても主体性を保ち、自ら進んで行動する態度を指す。 「随処作主」ともいう。
所為(せい)
行動の結果が生じるもととなる出来事や理由。ゆえ。
為ん方(せんかた)
物事を行う方法。なすべき方法。
為ん術(せんすべ)
大匠は拙工の為に縄墨を改廃せず(たいしょうはせっこうのためにじょうぼくをかいはいせず)ことわざ辞典
教える側は、学ぶ者の力が追いつかないことを理由に、教える中身の水準を落とすことはない、と説く言葉。 「大匠」はすぐれた大工の親方、「拙工」は腕の未熟な大工、「縄墨」は木材にまっすぐな線をつけるための墨縄(すみなわ)のこと。「改廃」は、それまでのやり方を改めることと、取りやめること。 親方は、弟子が下手だからといって墨縄の使い方をゆるめたりはしない。高い基準に向かって自分から近づいていくのは、学ぶ者の側の務めだという考え方。 出典は『孟子』尽心上。弟子の公孫丑から「先生の教えは立派すぎて、とても手が届きません。もう少し手加減してください」と願われた孟子が、この言葉で答えた。
為書(ためがき)
為に(ために)
為にする(ためにする)ことわざ辞典
別の目的のために、下心をもって事を行うこと。 多くは、自己の利益を重視しようとする行為についていう。
為になる(ためになる)ことわざ辞典
有益である。利益になる。
単為生殖(たんいせいしょく)
胆大妄為(たんだいもうい)四字熟語辞典
好き放題に振る舞うこと。 「胆大」は配慮が足りない様子。 「妄為」は自分勝手な振る舞いのこと。
為体(ていたらく)
転禍為福(てんかいふく)四字熟語辞典
災いや不幸を良い出来事に変えること。 悪い状況をうまく利用して、良い状況に変えることをいう。 「禍転じて福と為す」の形で使うことが多い言葉。
当為(とうい)
哲学で、あるべきことやなすべきこと。あること(存在)やあらざるをえないこと(自然必然性)に対する語。
徒食無為・無為徒食(としょくむい・むいとしょく)四字熟語辞典
何もしないでただ過ごすこと。 「無為」は何もしないこと。 「徒食」は働かないで食べること。 「徒食無為」ともいう。
動静云為(どうせいうんい)四字熟語辞典
人の言葉と行動。 「動静」は普段の生活の立ち居振る舞い。 「云為」は普段の生活の発言と行動。
情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)ことわざ辞典
他人に親切にすれば、巡り巡って自分に返ってくるということ。
